《神様にツカれています。》第二章 17
頭が悪いし知識もそれほどないオレですら、このサビエルハゲの神が言語崩壊を起こしているのが分かったのだから也はもっと分かっているだろう。
「いやいやいや……明確にダメでしょう。人間の行に介するのは。貴方はそのことも知悉なさっているハズで、それなのに種とかアイテムなどを提供したわけですよね?」
也の聲がよりいっそう張りと明晰さが増してスマホから聞こえてきた。
やっぱり也は本當に、心の底から頼りになるなぁと、時々はバカにされてはいたけれど友達付きあいしていて死ぬほど良かったと思った。
そして、そういえば詐欺の神様も、オレオレ詐欺……いや特殊詐欺って言うんだったっけ?ま、問題はそこでなくて、そういう人たちに詐欺のノウハウとかを提供しているわけではないとこの目の前のザビエルハゲの神サマが言っていたことに気付いた。
要するに、神様のステイタスを上げるためには「人間が勝手に」した行為だけなんじゃとやっと気付いた。
「そ、そのうぅ、ああ、契約書にはぁ……」
神サマの髪がヒラリヒラリと舞うように抜けていくのを心「ざまあ見ろ」と思いながら見ていたが「契約書」という言葉を聞いてギクリとした。
オレはロクに読みもしないでハンコを押しまくっていたのも事実で、もしかしたらそれって凄くマズかったのかも知れない。
「契約書?人間同士ならば、法にれない限り契約は有効ですよ?確かに。しかし、裏を返せば、貴方が人間である誠司に対して介したという証拠になります。それも強力な、ね。
そこのところはお分かりですか?」
也の畳み掛けるような聲がスマホから頼もしく聞こえてくる。
「…………」
気のせいかハゲ合が進行した神サマは赤くなったり青くなったりと顔の変化をしているだけで、也の言葉に言い返せないようだった。
「私が、大社の関係者だと申し上げましたよね?この一件をありのままに報告出來る立場なのですが、そう致しても宜しいでしょうか?」
也の丁寧過ぎる言葉遣いが逆に怖い。オレでもそう思うんだから、詰められている神サマは尚更だろう。
「ううぅ……。それは……。大変困りますぅ」
さっきのオレのように涙を出している。余程困るのだろう。的にどうなるのか全然分からないけれど。
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