《永遠の抱擁が始まる》第一章 二人の抱擁が始まる【例えば世界が滅んでも1】

スープを飲み干し、口元をそっと拭う。

彼のグラスが空きかけていたので、あたしはワインを注いだ。

 

「お。ありがとう」

 

短く言って彼があたしからビンを取り上げる。

トクトクと小気味良い音があたしのグラスにも満たされた。

 

「ありがと。ねえ」

「うん?」

 

彼の表はまるで悪戯っ子だ。

 

「いつ考えたの? 今の話」

「退屈だった?」

「ううん。でもさ、五千年以上も前の話なんだよね?」

「そうなる」

「なんか馬車とかランプとかさ、文明が進み過ぎてない?」

「そうだなあ」

 

彼はグラスを持ち上げ、口をつける。

ふっと息を吐くと、彼は続けた。

 

「エジプト文明、黃河文明、インダス文明、あと、何だったっけ?」

「急になによ」

「世界の四大文明だよ。あと何だったっけなあ?」

「えっと、うーん……。マヤ文明?」

「それじゃない。もっと大きな文明」

「えっと、じゃあ、メソポタミア文明?」

「それだ!」

「それがどうしたの?」

 

彼は得意げな笑顔を浮かべている。

 

「その四つの文明、だいたい四千年前からほぼ同時に発生してるんだ」

「ふうん」

「なんでだと思う?」

「わかんないよ、そんなの。たまたま?」

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そこでウエイターが次の料理を運んできてくれた。

 

「いよいよメインディッシュだね」

 

彼が嬉しそうに三つ目の話を始める。

 

例えば世界が滅んでも

 

 

 

どこぞの街で死神が出ただとか、原因不明の病気が流行っているとか、神が建てたとされる巨塔が神に壊されてしまうだろうとか、もうすぐ天変地異が起こるとか、街には様々な噂が溢れている。

中には大型の移式シェルターを作ってたちを乗せ、大洪水に備える奴もいる。

 

俺はといえば、普段通りだ。

夜は好きなように絵を描いて、晝はいつものように老齢の相棒に「今日も踏ん張ってな」と首筋をで、手れをし、馬車を走らせる。

 

乗せた客は二人組みだ。

服裝、乗せた場所、時刻から察するに踴り子だろう。

目的地を聞けばやはり飲み屋だ。

これから出勤らしい。

 

「ねえねえ、お兄さん」

 

暇を持て余しているのか、聲をかけてくる。

話しかけてくるんじゃねえよと、心の中でかに返す。

 

「なんでしょう?」

 

用件を聞こうとしただけなのに、どういったからなのか一人が「きゃはは」と耳障りな聲を立てた。

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最近の馬車乗りはサービスの一環として移中に楽しい話をする奴が多いと聞く。

俺もどうやらそういった「愉快な馬車乗り」だと思われたらしい。

 

「この馬、もうおじいちゃん?」

「……ええ。もうずっと頑張ってくれていますよ」

「きゃはは」

 

何が可笑しいんだ、この小娘は。

 

「お馬さんもさ、加齢臭ってするの?」

「どうでしょうね。するんじゃないですか?」

「だからかー。この馬車、なんか変な匂いするもん」

「きゃはは。やめなよー。でも、確かにスピードはないよね」

 

俺は馬が好きでこの商売をしている。

休みの日にもちょくちょく會社の馬小屋を訪ねて世話を焼いたり、口笛じりに相棒を寫生をしながら過ごしたり。

余計な言葉をいちいち発してうだうだ言う奴なんかより、何も喋れない馬のほうがずっと一緒にいて心地がいい。

だがこの仕事、ここまで人間と接する機會が多いとは思わなかった。

俺の考えが甘かったのだ。

黙って馬車を走らせ、會話を必要としないものだと勘違いをしていた。

 

小娘の片方が鼻歌を歌い始める。

酒場でよく耳にる品のない流行の歌だ。

もう片方の娘もそれに合わせ、合いの手をれてきた。

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こいつらもう酔っ払ってんのか?

 

歌は替え歌で、容は「年老いた馬の引く馬車は臭くて遅い」という容だった。

 

馬車を停め、相手を視界にれぬよう、俺は振り向きもせずに言う。

 

「代金要らねえよ。テメーらもう降りろ」

 

こいつらはどうせ「悪気がないのに」などと主張をするのだろう。

テメーらの悪ふざけに俺が乗って、趣味の悪い冗談に面白可笑しい反応を返してやるとでも思ったのか?

馬鹿が。

 

こいつらは自分が無禮者だと気がついていない。

何が侮辱に該當し、それがどれだけ罪深いことなのかを知らない。

その無知さが、考慮の無さが腹立たしい。

でなかったら毆り飛ばしているところだ。

 

もはや説教する気さえ起きねえ。

小娘どもはピヨピヨと「いきなり降ろすだなんて橫暴だ」だとか「それが仕事なんでしょ」という類の正論を喚いている。

 

「仕事放棄だ。だから金を取らねえって言ったんだろうが」

「このこと、あんたンとこの會社にチクるからね!」

「すっごい失禮な態度だよね! 絶対チクるー!」

 

その「すっごい失禮な態度」ってえのは、お前らが引き起こしたことなんじゃねえのか?

 

腹の中ではそのように煮えくり返ったが、俺は自分の気持ちを言葉にするほど用じゃねえし、苛立ってもいる。

だからただ大聲で「早く出ていけ」と怒鳴った。

 

「ロウェイ、ちょっと」

 

會社に戻るとすぐさま社長に呼び出される。

案の定、あの踴り子ども、本當に會社に苦を言いに來たらしい。

 

「お前、仕事やる気、あるのか?」

 

小娘の軽率な言に腹を立てるなという説教にだったら甘んじるが、どうして仕事への熱意を疑われるのか。

この社長は安直で頭が悪い。

 

俺が客を減らしたことは事実だし、そのことへの処分ならけよう。

しかし、客を減らした理由を勘違いし、曲解したまま先走って俺に仕事をやる気がないのだと決めつけられては道理に合わない。

反省のしようがないではないか。

 

さっきの客がいかに自分らの無禮を伏せ、どう大袈裟に俺のことを悪く言っていたのか想像することも容易だった。

解せないのは、何故に社長は付き合いがある俺よりも見知らぬ小娘の言葉を信じているのか、だ。

 

「悪いって思っています」

 

若い娘に立腹してしまった度量は、我ながら狹いと思う。

 

「謝るだけだったら簡単なんだよ!」

 

社長の檄はいつだって的確ではない。

 

「お前はな、客を客だと思ってないんだよ!」

 

俺の接客態度が最悪なのは客を客だと思っていないからではない。

する者を侮辱されたからだ。

それなのに、どうして斷定されているんだ、俺は。

他の可能が想像できないのか、社長は。

 

「威圧して、ふんぞり返って、お前、王様じゃねえンだぞ!?」

 

俺がいつ威圧してふんぞり返った?

そういうことは威圧してふんぞり返っている奴に言いやがれ。

だいたいいつになったらこちらの言い分を訊ねてくるんだこの社長は。

 

「それにお前、馬小屋に布を持ち込んでるだろ!」

 

話題の展開がまるで読めない。

寒い夜、ワラだけだと馬が凍える想いをするだろうと思って、それで確かに棲み家からは布を持ち込んだ。

その話がどうして今ここで出てくる?

今話しているのは踴り子からの苦についての話題じゃねえのか?

まさか本當に俺が怒った理由を論議から外しやがったのか?

 

「どうなんだロウェイ!? 馬小屋に布を持ち込んでるんだろう!? 答えろ」

「持ち込みました」

 

馬小屋が持ち込み止だと知ってはいるが、それは火事や病気を避けるためのルールだ。

日干しした布ぐらい問題ないはずだ。

 

赤ら顔になった社長がドンとテーブルを叩く。

 

「お前、ルールは破るものだと思ってないか?」

 

覚えているのはそこまでだった。

どうやら俺はキレてしまったらしい。

気がつくと社長が顔を押さえ、いている。

 

「ロウェイ、お前はクビだ!」

 

クビのついでだ。

社長をもう一発毆っておき、俺は馬小屋に向かった。

 

「すまねえな相棒。俺、不用でよ。とうとうクビになっちまったよ。長い間、ずっと頑張ってくれてありがとな。今まで、本當にありがとな。お前が引退したら引き取ってやりたかったよ。でも、それもできそうにねえや。ごめんな。本當、勘弁な」

 

馬の頭をで、抱き込む。

 

「最後まで面倒、見てやれなくってよ。ごめんな」

 

相棒はブルルと首を摺り寄せてくれる。

俺は泣いてそれを抱きしめた。

布はきっと社長に捨てられてしまうだろう。

それでも相棒の背にかけ、俺は空を見上げながら馬小屋を後にする。

 

悪いことは重なるものだ。

酒場でヤケ酒に明け暮れていたら、いつの間にやら酔っ払いに聲をかけられていて、いつの間にやらくだらない會話に付き合わされ、いつの間にやら喧嘩をし、いつの間にやら數人を半殺しにして、気づけば何故か俺だけが店を追い出されていた。

どうやら俺はどこにいたって悪者扱いをされるらしい。

こんなことなら大人しく帰って絵でも描いていればよかった。

 

口元を拭い、よろよろと家路を進み出す。

 

「あの、もし」

 

店のドアが開いた気配がし、すぐに背後からの聲がしたが、どうせ説教の類だろう。

無視して進む。

 

「あの、もし」

 

もう一度聞こえたので振り返る。

はシスターだった。

暴力はいけませんなどと、解りきっていることでも言いに來たのだろうか。

 

「なんの用だ?」

「あの、私、お酒が飲めないので、酔ってはいません。そこのお店の方にお願いされて、まだ小さなお子さんに絵本を読んでいて、寢ついてくれたので帰りの挨拶をさせていただいてたんです」

「それがどうした」

「さっきの喧嘩を見て……」

「それで?」

「あなたが心配になりました。痛そうだったから」

「痛そうなのはまだ店の中でびてる奴だ。俺じゃねえよ」

「いえ」

 

シスターはしうつむいて、やがて真っ直ぐに俺を見た。

 

「あなたが痛そうだったんです。ずっと我慢させられて、辛かったのではありませんか?」

 

被害者扱いをされたことが初めてで、驚く。

つい口を半開きにし、まじまじとシスターを眺めた。

 

「差し出がましくって、ごめんなさい」

 

はペコリと頭を下げる。

 

「私、いつもすぐそこの教會で暮しています。何もない小さな教會なんですけど、手當てぐらいはできますから」

 

俺の両拳は皮り切れ、腫れていた。

冷水に浸され、包帯を巻かれる。

口元のわずかな傷も消毒された。

 

「あの、なんつうかよ……、すまねえな」

 

ボソリとつぶやくように、ようやくそれだけを振り絞るように言った。

馬以外の奴に禮を言うことに慣れていないから苦労した。

 

「いえ、とんでもないです。傷つけられたのはあたなのほうだと思ったから」

 

シスターは申し訳なさそうな顔をしている。

 

「なんで俺がそうだと思うんだ?」

「自分の心を傷つけられて泣く人もいれば、怒る人もいます」

 

何を言い出すのか読めない奴もいるのだと、またもや驚かされる。

 

「泣くことができる人は楽なのかも知れません。傷ついたら周りから手を差しべられてもらえます。でも、あなたのように怒ってしまう人は怖がられてしまうでしょうから、理解されにくいのかも知れませんね」

「あんたは俺が怖くねえのか?」

「あなたは人の気持ちが解るから怒るんだと思うんです。そして、嘆くはずの場面で怒りが先立ってしまうだけなのだと」

「どうしてそう思った?」

「先ほどのめ事の後、あなたは爭いに勝ったことで喜んではいませんでした。悲しそうな顔になっていました」

「そうだったか? 俺は」

 

そうだったかも知れない。

なくともこのの言うことにはある種、説得力をじた。

 

「手當て、そのよ、ありがとな」

 

至極丁寧な治療が終わり、俺は教會の外でシスターと向かい合わせに立っている。

 

「いえ。遅い時間なのに引き止めてしまってごめんなさい」

「いや、そんなこたァねえよ。ちゃんとシラフになったら禮しに來るよ」

「お禮だなんて気になさらないでください。でも、またいらしてくださいね」

「え、ああ、おう」

 

手當てをされたのは、拳や毆られた傷だけではなかった。

今まで蓄積されていたの憑きが落ちた。

そんな清々しい気分だ。

酔って危なっかしかった足元も今ではシャンとし、歩けている。

 

夜空を見上げると、月がいつもよりしだけ綺麗に見えた。

 

翌日。

仕事を失ったものだから、俺は晝間から「昨日の禮だ」と稱して教會を訪れている。

本當の目的は、もっとシスターと話をしたい、ただそれだけで會話が嫌いな俺としては珍しい。

 

「あら」

「おう、來たぜ」

 

シスターの周りには、小さな子供たちがいた。

 

「誰ー?」

「この兄ちゃん、誰ー?」

「この方はね、私のお友達なの。ちょっと待っててね」

 

シスターが使った「お友達」という言葉が、心地良かった。

 

「おう、昨日、どうもな」

「お気になさらないでって言ったのに」

 

くすくすと笑う仕草さえ、俺の何かを救っている気がした。

 

「俺よ、何か買ってこようと思ったんだけどよ、人に何かなんてやったことなくてよ。花にしようかとも思ったんだけど花瓶がどこに売ってるのか知らねえからさ、手ぶらで來ちまった」

「いいんですよ。ゆっくりしていってくださいな。今、お茶を煎れますね」

「いや、気にしねえでくれ。そんなことされたら、また明日禮を言いに來なきゃならねえ」

「あら。だったら尚更です。紅茶、お好きですか?」

「おう、好きだ。いやそうじゃねえ。俺は何かタダ働きしに來たんだ。昨日の禮によ」

「いいから子供たちのお相手、お願いします」

「待ってくれ。俺ァ子供が苦手なんだよ」

 

訴え空しく、シスターは臺所があろうと思われる教會奧に行ってしまった。

 

「お兄ちゃん、なんていうの?」

「おいおい、なつくなよ。名前か? ロウェイだ」

「ロウェイー、いくつー?」

「縄跳び、できる?」

「絵本読んでー!」

「うるせえな! いっぺんに喋るなよ! 絵本なんて持ってくんな! 俺ァ字ィ読めねえぞ!」

 

聲を張り上げると、子供らはきゃっきゃと手を叩く。

昨日の小娘どもと同じようなはしゃぎようだが、不思議と腹が立たなかった。

 

「なあシスター、むかつく客とあのガキども、どう違うんだろうな」

 

紅茶を馳走になりながら疑問をぶつけてみる。

短気な俺がどうして子供に腹が立たないのかが気になってしまったのだ。

 

シスターが穏やかに微笑む。

 

「それはロウェイさんが心の中で、子供たちにしゃがんであげているからですよ。昨日のお客さんにはロウェイさん、対等に接してしまったんでしょうね。だから相手がまだ子供なのに真剣に怒ってしまったんでしょう」

「そうか。昨日の小娘どもにも子供だと思ってしゃがんでやればよかったのか。でも、そんなの失禮じゃねえか? なんか手加減されてるみてえでよ」

「手加減、いいじゃないですか。本気で來られたほうは背びに疲れちゃいます」

「そういうもんかねえ」

「そういうもんですよ」

「俺にゃあまだよく解らねえや。馬鹿だからよ」

 

人間相手なのにこんなに喋れるのか俺は。

我ながら饒舌な自分が意外だ。

 

この日はガキどもと一緒に夕飯まで喰わせてもらい、帰宅する。

「なんだかんだで明日も『昨日の禮』が必要になっちまったじゃねえか」と帰り道で獨り言をつぶやいた。

 

で、結局俺は「昨日の禮」を毎日言うために教會に通うようになっていた。

りをする天井を直せば果を貰い、ガキどもの相手をすれば紅茶を出され、夕飯時だと質素ながらも食事を馳走される。

おかげで禮が言い足りない。

 

「なんだか、あんたには貰いっぱなしだ」

「私もです。ロウェイさんからはんなもの、いっぱい頂いていますよ」

「なに言ってやがんだ。何もやってねえじゃねえか、俺ァ」

「元気、貰っています」

「そうかなあ。あんたは俺がいなくても元気だと思うんだけどなあ」

「そんなことないですよ。私、ロウェイさんが來てくれるようになって笑う回數が増えました」

「本當か!?」

 

人が喜ぶことで自分まで嬉しくなるだなんて経験を、また一つ思い知ってしまった。

 

「なあシスター」

 

前々から気になっていたことがあって、訊ねる。

 

「あんた、いい人いないのかい?」

人、という意味ですか?」

「おう。あんた量もいいし、優しいじゃねえか。男が放っておくわけねえだろ」

 

するとシスターは、ころころと指を口に當てて笑う。

 

「私は神様に仕えていますから、そういうのはないんです」

「あ、そうか。そうだったな。あんた俺に聖書なんて読まねえし、すっかり忘れてた」

「おみとあれば読みますよ?」

「いや、勘弁してくれ。眠くなっちまう」

 

そして二人で笑い合う。

 

神様がライバルか。

などと灑落たことを考え、俺は心で慌ててその想いをかき消した。

俺みたいな無粋な奴に言い寄られても困るだけだろう。

 

「さてと、そろそろ帰ェるわ。今日も邪魔しちまったな」

「とんでもないです。いつでも邪魔しに來てください」

「邪魔って言い切られるのも嫌だな」

「あはは。そうですね。ごめんなさい」

「いや、いいって」

 

そこでふと、口元に添えられたシスターの手に違和を覚える。

手の甲に赤紫のアザがちらと見えた。

 

「どうしたんだい、その手」

「ああ、これですか。気づかない間にどこかでぶつけたのかしら」

「いけねえなあ、気をつけねえと。あんたに何かあったらガキどもが泣くぜ。じゃ、帰るわ。お大事にな」

「はい。ありがとうございます。みんな、ロウェイさん、お帰りになるわよ」

 

子供たちの集合は、もはや毎日の儀式だ。

 

「ロウェイー! また明日ねー!」

「ばいばーい!」

「おう、また明日な、ガキども」

 

一人一人の頭をくしゃくしゃと暴にで、家に向かう。

 

帰り道中、なんとなくシスターのアザが気になったが、さすがに俺の思い過ごしだろう。

 

見上げると、月がしぼやけて見える。

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