《従妹に懐かれすぎてる件》四月五日「従妹と學式」
今朝は慌しかった。
彩音の學式という事で時間に間に合うように朝ごはんやら支度やらでドタバタしていたのだ。
「ゆうにぃ、どう……かな?」
手にしていたトーストを離し、後ろを振り向く。
著替え終え、所から出てきた彩音が心配そうにこちらを見つめていた。
「おぉ、似合ってるじゃねぇか」
「本當!? 良かった!」
ぱぁーっと満面の笑みに変わる彩音。
に著けているセーラー服は巷では余り見かけなくなった素樸なデザインだが、き通るように純粋な彩音には間違いなく似合っていた。
「なるほどな……來宮が言ってたのは一理あるか」
「ん? ゆうにぃ何か言った?」
「あ、いや……なんでもない」
コホンと咳払いをして誤魔化す。
あの見た目だけエリートな変態を純白な心を持つ彩音には一切れさせたくないからな。
「そういえば私攜帯どこに置いたんだっけ」
目を見開いた彩音は立ったままの勢でかがみ、床に散らばっているを睨み始める。
それはいいのだが……見えそう。
地べたに座っている俺からはすらりとびる彩音の両腳と裏ももが丸見えだ。
更に彩音がかがむせいでスカートがに引っ張られ、見えてはいけないモノまで見えそうになったが……。
絶妙なラインで留まった。恐らく俺がしでも目線を変えれば見えてしまったであろう。
「彩音、かがむなら腰を下ろしな」
「え? 何で?」
「危ないんだよ、後ろから見ると」
「…………っ!」
俺の意図を理解したのか、彩音は顔を真っ赤にしてスカートに手を當てる。
いや、別に俺は見てませんけどね。
「それ、外で絶対やるなよ」
「じゃあ……中ならいいの?」
「ぐっ!? ……って駄目だっての!」
言葉が意味深に聞こえた俺はおかしいのだろうか。
素直な彩音を高校という汚れた野郎達の潛む檻の中へ連れ出す事に、俺はいささか不安を覚えていた。
家から逃げ出したい私が、うっかり憧れの大魔法使い様を買ってしまったら
◇SQEXノベルさまより書籍全3巻発売中!3巻は完全書き下ろしで、WEB版の続きになります。幸せいっぱい、糖分過多のハッピーエンドです。 ◇ガンガンONLINEさまにてコミカライズ連載中! コミックス2巻が発売中です。 ◇ 書籍ではWEB版のラストを変更しています。 伯爵家に引き取られたジゼルは、義母や妹に虐げられながらも、持ち前のポジティブさと亡き母に貰った『やさしい大魔法使い』という絵本を支えに暮らしていた。 けれどある日、自身が妹の身代わりとして変態侯爵に嫁がされることを知り、18歳の誕生日までに逃げ出す計畫を立て始める。 そんな中、ジゼルは奴隷市場でムキムキの青年を買うつもりが、ついうっかり、歳下の美少年を買ってしまう。エルヴィスと名乗った少年は、ジゼルをクソガキと呼び、その上態度も口もとんでもなく悪い。 ──実は彼こそ、最低最悪の性格のせいで「人生をやり直してこい」と魔法を封印され子供の姿にされた後、神殿から放り出された『大魔法使い』だった。 魔法によって口止めされ、自身の正體を明かせないエルヴィス。そんな彼に対しジゼルは、あまりにも辛い境遇のせいでひねくれてしまったのだと思い、逃亡計畫の傍らひたすら愛情を注ぎ、更生させようとする。 (あれ、エル、なんだか急に身長伸びてない?魔法が少し使えるようになったって?ていうか距離、近すぎるのでは……?) 世話を焼き続けるうちに、エルヴィスに少しずつ不思議な変化が現れ始める。彼に掛けられた魔法が、人を愛することで解けることを、二人が知るのはまだ先で。 家を出たい心優しい少女と、元の姿に戻りたい優しさの欠片もない魔法使いが、幸せになるまでのお話です。
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8 133俺は、電脳世界が好きなだけの一般人です
簡単に自己紹介をしておこう。 俺は、高校生だ。確かに、親父に騙されて、會社の取締役社長をやっているが、俺だけしか・・・いや、幼馴染のユウキも社員になっていた・・・と思う。 俺の親父は、プログラマとしては一流なのだろうが、面倒なことはやらないとという変わり者だ。 そんな親父に小學生の頃から、プログラムやネットワークやハードウェアの事を叩き込まれてきた。俺が望んだと言っているが、覚えているわけがない。 俺が、パソコンやネットワークに詳しいと知った者からお願いという名の”命令”が屆くことが多い。 プログラムを作ってくれとかなら、まだ話ができる。パソコンがほしいけど、何がいいくらいなら可愛く感じてしまう。パソコンが壊れた、辺りの話だと、正直何もできないことの方が多い。 嫌いな奴が居るからハッキングしてくれや、元カノのスマホに侵入してくれ・・・犯罪な依頼も多い。これは、”ふざけるな”斷ることができるので気持ちが楽だ。それでも引き下がらない者も多い。その時には、金銭の要求をすると・・・次から話にも來なくなる。 でも、一番困るのは、”なんだだかわからないけど動かない”だ。俺は、プロでもなんでもない。 ただただ、パソコンが好きで、電脳世界が好きな”一般人”なのです。 そんな”一般人”の俺に、今日も依頼が入ってくる。
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