《糞ジジイにチートもらったので時を忘れ8000年スローライフを送っていたら、神様扱いされてた件》食べるものがない

「ーーーああああぁぁあ!?ぐへぇっ!!」

クソジジイによって転移させたのは、空中でした。

転移ポイントがずれていたのか、嫌がらせなのかわからないが、地上より20m程上空から投げ出された結果、を地面に叩きつけられ、ただ今もがき苦しんでおります。

ご機嫌いかがでしょうか、皆様?

私は、初っ端から死にそうです。

不老で丈夫なと言ったのにどの辺が丈夫なのでしょうか?

「死ねぇ!!噓つき、詐欺師、老いぼれ偏屈ジジイめ!」

はぁはぁはぁ…

無意味だ。

やめよう。

まずは、人里を……と言いたいところだが、ここはなんだ?

あたり一帯が巖だらけになっており、ジメジメしている。

が、生の気配をまるっきしじさせない。

川もあるが、何もいない。

もあるが食べられそうにない。

さて、どうしようか。

とりあえず、敵はいなさそうだから現在の狀況を確認しよう。

何の説明もなくよくわからん世界に転移した。

持っている能力は、不老、頑丈な、素材加工。

所持品、ボロボロの素材不明のロープ、素材不明の半袖シャツと長ズボン。

このエリアに植以外の生はいなさそう。

食料、家、火がない代わりに水はある。

酷いな。

やっぱりクソジジイだな。

まずは、違う世界に來たらやりたいことその②をやろう!

その①は、ってか?

それはチート貰うだな。だから済だ。

ドキドキするなぁ…

「ステータス」

……

「ステータスオープン」

…ん?

「ステータスオープンッ!」

「status open」

ネィディブ発音は関係ない…か。

「親なる魔よ。なる力を示し給え!ステータス」

……ぎぁあぁあぁあ!!恥ずかしいぃ!

何なんだよ!何でひらかねぇんだよ! 

老いぼれぇの人、聞こえますかぁー?

んだおかげで疲れた為、一度座る。

ぐぅ〜

腹が鳴るな。

ググググギュウ…

ふふふ、我が腹部に封印されし暴食の悪魔が暴れ出したようだ…

ククク、我を苦しめて困るのは貴様だジジイよ…

 7つの大罪の1つ暴食が解き放たれれば、この世界は終わりだ…

ヤバイヤバ過ぎる。

腹が減って思考がおかしくなっていやがる。

これしか食えそうにない。

だか、文明人としてこれは食いたくない。

嫌だ嫌だ!

うわぁ……無理無理ぃ!?!

◇◇

その日、一人の大人が泣きながら苔を食う姿をどこかの神が笑い転げながら見ていたと言う。

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