《糞ジジイにチートもらったので時を忘れ8000年スローライフを送っていたら、神様扱いされてた件》ツタゲッティ

あれから幾度となく同じような人間っぽいの薄く汚い奴らに群がられ、様々な部位の臓を捧げられた。

緑とか青とかカラフルなものから、最初に貰ったいてる系、他には足が生えててき回る大腸とかね、これは流石に遠慮したが。

その腸を持って來た奴が凄い悲しそうな顔をしていたのが、めっちゃ気まずかったが。

ええ、おかげさまで語の終盤に登場すり邪神のような姿になりましたよ。

もういらねぇっす。

骨の兜とか骨と臓の鎧とか、わけのわからない素材で出來た杖とか…

もう腹一杯、いらないの、わかる?

何処から聞きつけたのか四方八方か臓を手にした集団が走って追いかけてくる…

しかもだらけで笑みを浮かべて走ってきたら普通逃げるわ!

ひぇぇ、ゾンビ映畫顔負けの怖さだよ。

ちなみに奴ら以外のに出會っていない。

◇◇

それの恐怖から逃れるため。

眠気を忘れひたすら歩いた。

ふと気づいた時、目の前に真っ暗な口を開けている窟があった。

その窟が救いの手を差しべているように見えてフラフラと吸い込まれるようにしてっていった。

そこから俺の窟生活が始まった。

壁に覆われた街に住んでいて巨人にいつ襲われるか怯える世界の人みたいに俺は窟の中でビクビクしながら隠れ住んでいる。

が、立方のブロックで出來た世界と違って窟の中に敵が湧いたりしないので外さえ気にしていれば安全に暮らせる。

それにこの窟には、燃えない普通の水に、最初に食べたやつよりはマシな味の苔にみずみずしいツタ、それと藻っぽいのがある。

クソッタレ!ベジタリアンになって嫌がる!

今も白い空間で墮落した生活を送っているだろうジジイに悪態をつき、飯の支度を始める。

今日も始まりました、0円クッキングの時間です!

ええ、なんと今日は2種類も新しい食材が!?

『わぁぁぁぁぁ!!』

代わりに、みずみずしい朝取れツタと、本場綺麗な水溜りに生えていた藻、それからおなじみ!産地直送最初のよりはマシな苔です!

『おぉぉー』

♪-♪-♪-

今日はどんな料理を作りますか?

ふむ、なるほど

では!まず燃える水を引いた石のテーブルを熱していきます。

はい、いいじですね。

次に軽く洗った苔と藻を和えたものを焼いていきます。

目分量ですねー

その間に石の鍋でツタを茹でていきます。

先生、ここで注意することは何かありますでしょうか?

ええ、そうですね、これは好みにもよるのですが、茹ですぎると固くなってしまうので、茹ですぎないようにですぬ、あ、そろそろ苔と藻の方火を止めてください。

まだ、ツタの方が時間がかかるみたいなので、

出來上がったものがこちらになります!

『わぁぁぁぁぁ!』

"シェフの気まぐれ、フリーウィードのツタゲッティ"

うん!味しいっ

………んなわけあるかぁぁあ!?!

    人が読んでいる<糞ジジイにチートもらったので時を忘れ8000年スローライフを送っていたら、神様扱いされてた件>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください