《糞ジジイにチートもらったので時を忘れ8000年スローライフを送っていたら、神様扱いされてた件》窟をより快適にしたい

窟というのはジメジメしている上とても寒い。

全く快適さがない。

今まで移生活だったせいで石のテーブルしか生活用品を持っていなかったが、素材加工を使えば、快適な家を作れるのでは?と考えいる。

設計はまかしておけ!

デザインは考え置いたわよ!

悲しかな。

心の中で自分と會話する奴。

窟を改造して家を作る経験はそこそこある。

立方のブロックで出來た世界での創造と破壊はかなり嗜んでいるもので、へへへ。

最近気づいたことなんだが、素材加工には、素材設定のほかに道の設定も出來るらしい。

今までは、全て手で削っていたが窟規模になると流石に馬鹿馬鹿しい。

自分の持つ道の中で一番巨大なものである黒曜石の剣を道に設定し、窟自を素材に設定して思いっきり切りつける。

プシュ

という気の抜けた音と共に剣から青白い斬撃が飛び窟の壁を吹き飛ばした。

ーーーガガガガガガガガガガ!!!

うおぉぉ!?揺れる揺れる!ヤバイ

何が素材加工だよ!

と思っていると頭にある言葉が浮かんで來た。

《素材加工に失敗》

そりゃーそうだろうよ。

だから見ればわかる事をいちいち通知してくるのやめてほしいな…。

はぁ…ため息しか出ないが、とりあえず窟が広くなったからいいや。

自分が好きなドワーフの王様で出てくる映畫の歌を口ずさみながら、ボリボリと石を削っていく。

ふうん〜♪ふふ〜♪ふう〜♪

窟があまりに聲が響くものだから、コンサートを行っているような気分になり、大聲で歌いながら、ひたすら掘る。

苔やらツタやらを食べながら、ひたすら掘ること3日、ついに完した。

江戸時代くらいにあったかまどに、壁から染み出す水を集める瓶、しっかりした作りの椅子と機、それから食類など、

なぁ、わかるか?

これ全部石なんだぜ?

時代のレベルが上昇した

石のベッド……刑務所より酷いわ

しかも燈なし……暗い

どうしよう。

人間はいない。

魔法もない。

もいない。

暇すぎないか?

流石に寂しいな。

あーあ、ゲーム機があったらなー、

RPGとか箱庭ゲームとかしたい…

ん?箱庭ゲーム?

あの人間っぽい奴らを育てて、リアル箱庭ゲームをしよう!

『あ、そういえば、言い忘れておったが、言語はどうするつもりなんじゃ?』

とあのムカつく糞ジジイの顔と共にその言葉を思い出した。

ああ、!そうだった!

奴ら言語が伝わならかったんだった!くそったれ!

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