《糞ジジイにチートもらったので時を忘れ8000年スローライフを送っていたら、神様扱いされてた件》僕は言ったよね?"ふつうの"花見がしたいと

どうもどうも、異世界よりこんにちは!

こちらは一年中春の気です。

師の連中が召喚で生きをかき合わせるているのでへんなもんばっかになってしまった世界です

く木に人間の頭がたくさんついた犬、羽が生えた亀に、足が生えて地上を走り回る魚…。

やめろ!キモすぎるだろ!

でだ。

花見をしようとも花が無ければ花見なぞ出來ぬと。

普通の花を持って來いや!

というわけで、現金な魔師共のために景品付でお花見大會を行うことにした。

參加條件

普通な綺麗な花を用意すること

以上

◇◆

當日、

計300人もの魔師が集まった。

彼らは勝手に行われた予選を勝ち抜いてきた強者だという。

予選なんか知らないんですけど!

花を見るために大會開催してんだから、やめろよな!無斷でやるの。

え?神さまに見せるまでもないものは除外した?

あ、ありがとう?

といえばいいのか?

『エントリーナンバー08 タルヘレン・ルテンルさんです!』

ん?なんだこれ?

人間の頭がたくさん生えた木が出てきた。

うわぁ…なんか喋ってる、この頭。

「はい、紹介お預かりしましたエントリーナンバー08のタルヘレン・ルテンルです。

この作品は異界より召喚した人間を生命を維持したまま花にしました。

命が散る、その瞬間のを皆様にお見せしたくこの作品を作った次第です。

題名 散りゆく命の花」

ーーパンッッ!!

題名を言い終えた瞬間、人間の頭がせその場に赤い花を散らした。

そして寄○獣のように頭が満開に咲き誇った。

うわぁぁぁぁぁあ!?なんだこれ!

ホラーじゃねぇか!

ほら、見たことか!一般客なんて泣いているじゃねえか!

「素晴らしい…」

え?

「これぞ、究極の作品!」「素晴らしいぃ!」「おぉぉぉ!」「ビューティフォー」

噓だろ…俺だけか?

唖然としている俺をよそに審査は続く

『続いてエントリーナンバー063 アーテリア・カナリットさん』

「は、はい、カナリットです。

僕は神さまに素敵なお花を見せたくて頑張りましたっ!

題名 花に踴るしき舞」

を鎖で拘束された人間が登場する

「はい、これは異界より召喚した人間です。この人間にこの種を飲み込ませますと……飲み込ませますと…のみこめぇ!」

先程までオドオドしていたはずがなかなか飲み込もうとせずに抵抗する異世界人に対し兇変したカナリットはいきなり人間に蹴りをいれ、手を口に突っ込み無理矢理飲み込ませた。

「あ、あ、あ、あ"ァァァアァアァア!?」

異世界人だったものは突然もがき苦しみ出しを掻きむしって奇聲を発し始めた。

みるみるうちに痩せこけ、そして皮を突き破ってニョロニョロとツタがびて行く。

そして、異世界人が抵抗をやめピクリともかなくなったころ、ツタからは満開の白い花を咲かせ、作者たるカナリットも満足気にしていた。

だが、そこには俺の姿はなかった。

もう知らん

見てられん。

勝手にやってくれ。

今度、花見は拷問ではないぞということを教えていきたいと思った俺であった。

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