《俺の周りのは全員なんだが必ず何か重大な欠點がある!》46話 都合のいいってどこか卑猥に聞こえない? え? 聞こえない? そうですか……

 「うう……昨晩は酷い目にあった……」

 あの後千鶴に襲われた俺は、 結局翌朝まで目を覚ますことはなかった。

 そして朝目を覚ましたらそこには生まれたままの姿をした千鶴の姿が……

 しかも全なのは、 千鶴だけでなく、 俺まで何故か全にされてたし……

 「シュンどうかしたのか?」

 「なんでもない。 ただ朝の事思い出して吐き気が……」

 そんな俺だが今は、 昨日依頼されたフォレストスパイダーの討伐をハク、 ルビー、 エルザと來ていたりする。

 他の面々は、 今日にでも夜逃げできるよう食料調達やその他もろもろの準備をお願いしている。

 「ああ、 そう言えば俊さん昨日は千鶴さんと寢てましたもんね」

 「そう言えばお前は昨日いなかったな。 いや、それだけじゃない。 ハクもいなかったし……おい。 お前ら一何を企んでいやがる 」

Advertisement

 「企む? 人聞きの悪い」

 お前その言い方は止めろ……某歌ア〇メの黒幕系博士が出てくるから……

 てかあの人の聲杉〇さんなのマジではまり役だよな……

 俺初めてあの博士の聲聞いた時つい笑っちゃったもん。

 まあそんな俺の事なんてどうでもいいか。

 

 「そ、 そうだぞ。 私達は別に何も企んでい、 いないぞ?」

 ハク……お前いくら何でも噓つくの下手すぎるだろう……

 まあこちらとしてはその方が助かるのだが……

 にしてもこいつら一何を企んでやがる……

 

 「三人ともどうやら神殿はあそこにあるようだぞ」

 「あ、 ありがとうエル……ってお前まだデカいままなのかよ 」

 「む? そうだが何か問題あるか?」

 「問題しかねぇよ  お前が大きいままだと々な所に怒られるんだよ  てかお前の場合小さい頃の方が絶対可い  俺の天使を返せ馬鹿 」

 「むぅ……そこまで言わなくてもいいではないか。 流石に傷つくぞ……ぐすん……」

 「うわぁ……俊さん最低……」

 「ああ、最低で結構。 あわよくばこのまま離れてもいいんだぞルビー?」

 そうすれば俺としても邪魔を一人排除できるわけだし願ったり葉ったりだ。

 てかそもそもコイツ……口では最低とか言っておきながら心そんな事全く思っていないだろう。

 え? なんでそんなことがわかるのかだって?

 そんなのあいつの顔を見ればわかるさ。

 だって今のあいつあえて俺にとって不都合なことを言って罵倒されることを待ってる顔してるもん

 てかあいつどんだけマゾなんだよ……そのうち鞭を俺に差し出してこれで私を嬲って下さいとか言ってきそうで怖いんだけど……

 「シュン。 私も今のは流石に酷いと思うぞ」

 

 ハク……お前のその真面目なところ俺は嫌いじゃないぞ?

 でもな……お前はもうし人を疑うことを覚えた方がいい。

 特にの噓をな……

 「ハク。 騙されるな。 あれはエルザの噓泣きだ」

 「な!? 何!?」

 「むぅ……流石シュンこの手はもう通じぬか……」

 

 はい。 ビンゴ。

 てかあいつの噓泣き無駄にクオリティ高くてこちとしても本當に泣いてしまっているのではないかと半分疑いはしていたのだが……所詮はエルザ。 噓泣きだと言ったら正直に言ってくれた。

 

 「おいエルザ ︎ お前は私を騙したのか 」

 「む?」

 「ハク。 今のそいつと會話しようとしても無駄だ」

 「だ、 だが……」

 

 おや? おやおや? ハクさん涙目になってない?

 これってかなり貴重じゃない? むしろハクみたいなクール系のの涙目ってすっげぇ可いなぁおい……おじさんちょっと興しちゃったじゃないか。

 グヘヘへ......

 「俊さん。 ハクさんを見る目つきがいやらしいです」

 「え?」

 ルビー……  余計な真似を  お前の発言のせいでハクが泣きやんじゃったじゃないか

 クソ……もうしハクの泣き顔見ていたかったのに……

 「うるさいぞルビー。 てめぇはあっちにいる家畜と尾でもしてろ」

 「俊さん。 流石の私でもその領域はちょっと……」

 「いや。 そこは普通冗談だと気づくだろう……」

 「そこを冗談だと思わないのがこの変態神なんだよ」

 「えへへへ……///」

 「何故照れる……」

 「シュン。 どうやら敵がこっちに迫ってきているようだぞ」

 「シュるるるるる……」

 

 うわマジで出た  今のエルザ戦闘の面に関しては信用してもいいのかもな。

 逆にちんまい狀態だと信用できないけど……

 う~む。 そう考えると悩みどころだな……

 まあそんなことは今はどうでもいいか。

 今は戦闘の事に集中しないと。

 「それでこいつがフォレストスパイダーでいいのか?」

 「シュるるるる……」

 おお、 こちらの事威嚇してらっしゃる。

 にしてもコイツ……本當まんま蜘蛛だな……

 俺は別に蟲が嫌いという分けではないがこいつを見てるとどうにも鳥がでちまうな。

 「シュン。 油斷するな。 フォレストスパイダーには人を一撃で気絶させる毒が……」

 「それってこれの事?」

 「あひぃぃぃぃぃぃぃ…… 」

 この寄生の聲の主は、 勿論ルビーである。

 俺は、 あいつの毒が一どれほどの効果があるか知らない。

だから実験の意味合いも込め、 絶対に死なないルビーをあいつの間の前に放り投げたのだ。

そしたら案の定あいつは、 あの蜘蛛ちゃんにさされてくれた。

 

 「う、 うわぁ……」

 

 おいハク。 骨にこちらを引いたような目で見るな傷つくだろう……

 てか別に俺非難される筋合いないだろう

 だってあいつが普段俺にしてくるセクハラは、 この數倍は辛いわけだしさ

 とまあそんな事をしている間にフォレストスパイダーは、 エルザの手によってきっちり仕留められていた。

 「シュン  やったぞ 」

 「おお、 偉い偉い」

 「ふふふ、 そうであろう  なんたって余は吸鬼の……」

 「あ、 それはもういいです」

 「あひぃ……しゅ、 俊さん。 こ、 これしゅごしゅぎましゅぅぅぅ 」

 「お前そのリアクション何とかしろ」

 全くこれだから歩く18は困るんだよな。

 まあ壁としては、 これほど適した奴はいないんだがな。

 え? にはもっと優しくしろだって?

 分かってないなぁ……あいつにとっては、 これが一番いいんだよ。

 なんせコイツ真正のマゾだし、 むしろ俺にこんな扱いされてあいつ喜んでるんだぞ?

 そんな奴に優しく接してもむしろ不満がたまるってもんだろう?

 「お、 おい。 ルビーの奴は、 大丈夫なのか? そもそもフォレストスパイダーの毒って凄い激痛を伴うはずじゃ……」

 「ああ、 なるほど。 だからルビーの奴あんな喜んでるのか」

 「んんんんんんん…… ああああああああああああ…… 」

 「あれは喜んでいるのか?」

 「ああ、 そうだ。 それとハク。 あいつのことはもう放っておいて先行こうぜ。 多分あいつしばらくは、 役に立たないし、 てかむしろ邪魔」

 「お、 お前相変わらずルビーに対してすごく冷たいな……もしかしてお前はルビーの事が嫌いなのか?」

 「ん? まあ嫌いではないが……好きでもないな。 強いて言うなら使い勝手のいい?」

 「お前それはいくらなんでも屑すぎるだろう……」

 「そうか?」

 

 俺って屑なのか?

 いや、 そんなわけない。 だって俺はただあいつにけてきたセクハラの數々の復讐をしているにすぎないのだから……だから俺は……

 

 「俺は悪くねぇ 」

 「急に何を言っているんだ……」

 

 おっとついついルー〇さんの伝説の屑セリフが飛び出てしまったぜ。

にしてもあの人序盤だとマジ屑だよな。

まあ最後の最後で挽回したけど。

 あ、 ちなみに俺は、 テイ〇ズシリーズそんなに詳しくないよ?

 ルー〇さんだってアニメで存在知っただけだしね

 

 「二人とも早く行くぞ  ここでもたついている間にもフォレストスパイダーどもがよってくるだけだぞ 」

 「わかった」

 てかエルザさん。 貴方ナチュラルにルビーの事置いていくつもりなんですね。流石っす…… 

    人が読んでいる<俺の周りの女性は全員美少女なんだが必ず何か重大な欠點がある!>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください