《朝起きたらの子になってた。》妹と昔話してるところ。

紗香がナンパされているところを助けた俺は見人が増える前にフードコートを紗香と一緒に抜け出して、家に帰っているところだ。

「ところでだ。俺の妹よ何故手を繋いでくるんだ?」

「私の次にお兄ちゃんがナンパされるかもしれないよ?」

「何でだ?俺は男だぞ。男ナンパするやつは、ホモしかいねえよ。」

「それじゃあ、そのでホモに襲われたらどうするの?」

「うっ」

「だから、いいでしょ?」

仕方ない、今日だけは手を繋いでおくとしよう。それにしてもナンパか。我が妹も立派に育ったものだ。

 

「ねぇ、お兄ちゃん覚えてる?いつの日か今みたいに手を繋いで一緒に帰ったよね。」

「あぁ、そんな日も有ったな。たしか紗香が小學校の5年生の時だったな。」

當時、父親も健在だった頃俺の攜帯に突然、紗香の小學校から電話がきて、紗香の擔任の先生が「紗香ちゃん初経が來て辛そうにしているので迎えに來て下さると嬉しいのですが」と困り気味に答えていたから小學校に俺が迎えに行ったっけな。

「あの時は、本當に辛かったんだよ。でもお兄ちゃんが來てくれて助かったの」

「ただ行っただけなんだが?」

「そばに信頼できる人がいた方が安心できるんだよ。」

「そんなもんか。俺には分からんな。」

「そんな事も言ってられないよ。」

「そういうもんかね。」

 

「そういうものなの!」

まぁ、俺がその初経?とやらを験するんだったらぶっとばしてやるがな。

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