《朝起きたらの子になってた。》姉貴の昔のことを思い返しているところ。
自分の部屋に戻った俺は布団の中に潛り、姉貴にクソ樹と言われる前のことを思い返そうと思う。
昔の姉貴はあんな勝気な格じゃなかったんだ。逆にお淑やかな格の人だったんだ。あの人が?噓だよな?って思うかもしれない。だが実際にそうだった。俺のことも普通に樹って呼んでくれていたんだ。
どうして今のような格になったのか。それは、俺が気軽にある事を言ったせいなんだ。
當時、俺が姉貴と同じ高校に通い始めた頃だ。
俺と姉貴はいつも一緒に學校へ通ってたんだ。仲睦まじく登校していたから當然周りから言われる言葉があった。俺には「シスコン」、姉貴には「ブラコン」と呼ばれる様になっていた。
姉貴は、俺が學する前にはお淑やかな格もあってしょっちゅう男に告白されていた。そして姉貴は優しかったから一人一人に告白されて返事を返していたんだ。全部拒否だったが。そのおかげで姉貴は高嶺の花の様なじな扱いをされて男に告白される事もなくなった。
その時にだ。俺が姉貴の高校に學してきたのは。俺と一緒にいつも登校してくるからこぞって男達が騒ぎ始めた「弟はいいのになんで俺達はダメなんだ」と。
その出來事があって標的は姉貴から俺へと変わった。「お前がいるからいけないんだ」って先輩達にも言われ當時の俺は「こいつら馬鹿なんじゃねぇの?」って平気な顔をして思う様になっていた。
そしてある日、姉貴はまた男に告白をされた。それも當然の如く斷った。しかし、振られた男は「あなたの弟がいるから駄目なんですよね!」と逆上して姉貴に詰め寄ったんだ。その時俺は、姉貴が告白されるところを廊下の隅で見ていたから助けることができた。
姉貴に詰め寄った男に俺は「お姉ちゃんがOKしないからって勝手な事言ってんじゃねぇ、自分の責任を勝手に人におしつけるな!ストレス発散したいならバッティングセンターにでもいってきやがれ」と言ってやったらどこかに消えていった。
そしたら姉貴は張が切れたのか座り込んで泣いたんだ。そして俺に縋る様に「ごめんね、樹。お姉ちゃんがハッキリしないから、樹にも迷かけちゃって...ごめんね、ごめんね...」って途切れ途切れに言ってきたんだ。
俺はどうしたらいいか分からず上りながら言ってしまった...
「お姉ちゃん、強くなればいいんじゃないかな?」
「強く...?」
「うん。誰にも負けないくらい強くなればいいと思うよ」
「分かった..私強くなるから…」
この日の翌日、姉貴とリビングであったら長い黒髪をショートカットにしていたんだ。俺が髪切ったんだ?って言ったら
「あぁん?なんだクソ・・樹、なんか文句あるのか?」
って言われたんだ。俺は姉貴の変化に付いていけず表は凍ってたね。案の定、姉貴にぐちぐちいわれたぜ。
「なんだその顔は、馬鹿にしてんのか」とか「おい愚弟、面かしやがれ」とか言われてたわ。いやー懐かしい。どうして強くなればいいって言ったらそんな格になったのか聞きたいけど怖いからしてない。そんな姉貴を高校のみんなが見て驚いた顔も拝めた。今思い出しても笑えてくる。こんなじだ。姉貴の昔話はこれでおしまい。ネトゲしたいからね
 
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