《朝起きたらの子になってた。》不戦勝になったところ。

俺と紗香は今、制服が売っている店に戻っているところだ。幸いな事に紗香が俺を休ませていた長椅子からは店が近かったので制服を著ている俺の神は持ってくれた。だがその間に俺の制服姿を見て頬染めながら寫メってる子の皆さん?肖像権侵害ですよ?俺のは人1倍高いぜ?

それにしても足がスースーして全く落ち著かん。だが、トイレに行って息子が亡くなった今、用を足すならスカートが1番楽かもしれん。 はっ!何を考えているんだ俺は!

1人悶々と葛藤している中、店に著いて早速、紗香と共に戻るとラスボスいや、坂上 沙耶大將を発見したので対峙する。それに続くように我が妹も隣に立つ。

「姉貴...いや、坂上 沙耶大將!俺は、沙雪隊のリーダー、坂上 沙雪隊長と申す者である。以後お見知りおきを」

「大將?そんな事より沙雪、戻ったのか...?すまなかった」

「急に謝ってきてどうしたのだ?まさか、俺を油斷させてから不意打ちを?卑怯な奴め!」

「今度は、中二病なのか?」

「グフッ、やりおる。言葉責めで勝つつもりなのか!俺と戦え!」

「いや、遠慮しておく」

「な、何故だ」

「見てくれ、私の腕を」

「どれどれ?」

俺が姉貴の腕を見ると、そこには鳥がすごい立っていた。何が起きてるのか分からないぴょん。

「どうしたんだ、それ?」

「沙雪が制服を著た時に私は沙雪の変貌ぶりを見た。最初の時は演技でもしてるのかと思って何も言わなかった。だが沙雪が紗香に「ねぇ、紗香お姉ちゃん、似合ってるよね?可いよね?」って言った時、私は恐怖をじたんだ。」

「そんな事言っていたのか...」

「その時、私は思ったのだ」

「何を?」

「こいつは、子力の化けだと!私は過去の自分を見ているような気分になった」

「何さらっと、自分の過去は子力が高かったみたいに言ってるんですかね?」

「否定は、しないだろ?」

「まぁ、そうだな」

たしかに姉貴は清楚系で綺麗系でかわいい系の子の中の子だった。誰からも好まれる存在で嫉妬などはなかった(俺が嫉妬の対象になったが)。だがあの件が起きてからは格が、がらりと変わり畏怖される存在になった。つい最近、思い返してたけどやっぱり懐かしいじがするぜ。

「だから、私は沙雪とは戦わん」

「そうか...俺の勝ちか?」

「そうだ、お前の勝ちだ沙雪。そして、お前がナンバー1だ‼︎」

「おい、ちょっと待てや」

それは、ちょっと頂けませんね~ダメですよ、姉貴?

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