《朝起きたらの子になってた。》妹とショッピングモールをぶらぶらしてるところ。

俺が姉貴に不戦勝してから最初にした事は、速攻で試著室に行って制服も速攻でいで綺麗に畳んでから黒い服を著ることだった。

(まだ・・制服は買ってないからな)

黒い服に著替えてから制服を持って試著室を出る。すると姉貴は紗香に大きな紙袋を渡していた。なんか凄い嫌な予がしますねー(棒)

「姉貴、この制服どこに置いておけば良いんだ?」

俺の言葉に反応した姉貴は直ぐに返答した。

「ああ、そこにある陳列棚に置いといてくれ」

そう言いながら姉貴は指を指す。その棚には同じ學校の制服が綺麗に並べられている陳列棚があった。

(店員が客に指差して指示していいのかよ...)

何だかんだ考えながらも俺は制服を戻す。それから姉貴と紗香の近くに寄っていくと姉貴が何かの服?がってる紙袋を俺にも渡してきた。

「沙雪、お前にもプレゼントだ」

「なんだ?何を考えている」

「なーに、これは私に勝った報酬だ。け取っておけ」

「分かった。今、開けて見てもいいか?」

「構わない」

許しを得たので俺は紙袋の中を見る。おぉ、これは!

そして、直ぐに姉貴の手を握る。

「姉貴、ありがとう。俺はこれを大切に扱っていくぞ」

「そ、そうか、喜んでくれたなら私は嬉しい」

「沙雪は何貰ったの~見せて~?」

「我が妹よ、これは男のロマンなのだ。見せるにしても今はダメだ」

「そうなの?変なのー。それでこれからどうするの?帰る?」

おそらく紗香が持っている紙袋の中は俺に著させる制服と姉貴にプレゼントされたものだろう...今日のミッションはコンプリートしてるし帰るのが一番良いか?

俺が帰ろうかと言おうとしたところに姉貴から待ったがかかった。

「それなら、し待っててくれないか?あと1時間で今日の仕事は終わりだしな」

「だってよ、紗香」

「私に聞くの?う~ん、1時間くらいならそこら辺、見て回ってたら済むし良いよ」

「俺もそれで大丈夫だ」

「ありがとう」

その後、俺と紗香は姉貴と一旦別れてショッピングモールをぶらぶらし始めた。

「妹よ、俺を楽しいところに連れて行くのだ!」

「なに?また何かする気なの?」

「いや、店する時みたいな事はしない。あれは懲りたぞ」

「ふ~ん、じゃあプリクラ撮ろうか」

「うんうん、それでって何でだよ!」

「折角、私に妹が出來たんだから撮ってみたいからかな?」

「なぜ、疑問形?はぁ、どうしても撮らないといけないのか?」

「どうしてもってほどじゃないけど...」

「うーー、分かった。いいだろう、撮るからにはとっておきの一枚にするか」

「良いの?ありがとう、沙雪」

「おう」

それはさておき、姉貴から貰ったやつを早速著ける時が來るとは思わなかったぜ。

「では、行くかプリクラを撮りに」

「うん、レッツゴー!」

そう言って、紗香は俺の肩に手を乗っけて俺をプリクラ機があるゲームセンターの方向に押していく。

「お、電車ごっこでもするのか?久々にやるか?俺の特急は早いぜ?」

「それは、遠慮しておきます」

    人が読んでいる<朝起きたら女の子になってた。>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください