《朝起きたらの子になってた。》妹からは逃げられない。
俺たちはあの後に結局、電車ごっこをしながらゲームセンターにあるプリクラ機にやって來た。でも、特急はダメでした。通常運転なら良いと言ってくれたので普通に歩いて行きました。
「紗香さん、遂にやって來ましたね~プリクラ機に」
「そうだね」
「お、右手の方にはコスプレして撮れるコーナーもあるみたいですよ」
「あるね」
「では、普通の方で撮りましょう」
「どうして、コスプレコーナーで撮らないのにそんな事言ったの?」
「言った方が臨場があると思いまして」
「そういうものなんだ」
「そういうものです」
そんな會話もありながら俺たちは空いているプリクラ機にる。そして直ぐにプリクラ機からBGM的なものが流れてくる。
「沙雪、お金れちゃって良い?」
「ちょっと待ってくれ、準備するから」
「準備?」
紗香の疑問には答えないで俺は今日、姉貴から貰った紙袋にっている服を取り出していく。取り出し終わると、著ていた黒いジャケットをいで貰った服を著ていく。
「さ、沙雪、その格好は何?」
「何とは失禮な、カッコいいだろ」
「それは分かるけど...」
紗香の反応が余りよろしくない。だが俺はこの格好--- テレビアニメ「ギル○ィク○ウ○」の主人公が2クール目で著ていた服裝は良いと思っている。
白いシャツにその上から黒いコートそして首回りに黒の長いマフラー。俺の廚二心が擽られるぜ。あの名シーンのセリフも言ってみるか。あ、ポーズも忘れずに
「ずっと逃げて來たんだ…。でも…、僕は今こそ僕を曝け出す!」
「くぅーー!かっこいい!一度このセリフが言ってみたかった!どうだ、紗香もかっこいいと?」
俺が紗香の反応を見るため振り返って様子を伺うと目のハイライトが消えていた。そして紗香は徐に姉貴から貰っていた紙袋の中を漁り2著の服を取り出した。あ、やばいかもしれないです。
「ねぇ、沙雪?どっちがいいと思う?」
紗香は右の手に制服を左の手で何故かメイド服を持って脅しにかかってきた。これじゃあ、メイド服を著るどころか冥土行きにされてしまう...
「ま、待ってくれ、も、もし嫌だと言ったら?」
俺は紗香の気迫に押されてしどろもどろになりながら何とか言葉を紡ぐ事が出來た。だが紗香は最高の笑顔で最悪の答えを返してくるのだった。
「それなら、・が・す♪」
俺はその返答を聞いた瞬間、自分でもびっくりするくらいの最速のきで反応して逃げ出してプリクラ機から出るが紗香はそれよりも早くき俺の前へと移して俺の付けていた長いマフラーを摑む。
そして---
「沙雪、逃がさない♪」
大魔王からは逃げられないではなく、妹からは逃げられないみたいです。
そして紗香は俺を摑みながらプリクラ機に置いてきた荷を持ってコスプレして撮れるコーナーにっていく。
あ、今回Flagフラグを立てたのは俺だったか...
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