《朝起きたらの子になってた。》あの出來事から4ヶ月ほど経ったところ。

あの事件というか自というか、とにかくあの出來事が起きてから4ヶ月ほど経過して8月の終わりぐらいになっていた。そして丁度、朝になって起きたところ。

え?あれから4ヶ月?って思うかもしれないが本當に経過したんだ。

俺はあの後、メイド服から解放されて家族とフードコートで晩飯を食べる事になった。そこで、たこ焼きを食べたんだが、熱いとか味しいとかじなかった。黙々と食べてその後、家に帰った。今、思えば自転車に乗って帰ってたから良く事故が起きなかったとホッとしている。

そしてそのまま自分の部屋に閉じこもった。あ、別に飯とか風呂はったよ。だけど、外には出なかった。だって、ふとした拍子に思い出すんだ。紗香のあの甘ったるい言葉「シスコ〜ン♪」って。夢にも出てきた。紗香が全方位からその言葉を言ってくる夢を。なんて悪夢なんだと思ったが俺はプライドも捨てて意地でも乗り越えた。だけどもう限界かもしれん……

(ダメだ、こんな事考えちゃいけないな。起きて朝飯、食べるか)

そう決めて俺は布団から這い出て、自前の冷蔵庫から牛を取り出した。それをコップにれて飲む。

うん、味しい。

味覚は治ってる。時間が心とを癒してくれるのは本當だったんだね。

さてと、何食べようかなと部屋に置いてある食べを探す。

(よし、牛も出したままだしコーンフレークにしようかな)

この時、沙雪は知らなかった。この決定が沙雪を後悔のどん底に突き落とす原因になるなんて……

俺は、コーンフレークの箱が置いてある場所まで歩き、それを持って普段パソコンを使っている機に置いた。そして近くに仕舞ってある皿を持ってそれも機に置く。

よし、開けますか

俺はコーンフレークの箱の開け口を探すため表紙を見るのだが……

へ?

「あ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

俺はんでしまった。

朝の時間帯にんでしまったから誰かが來るのは當然の事

「何があったの!沙雪!」

ってきたのは紗香でノックもしないで部屋にってきたのだった。

***

私---紗香は、いつもなら支度をして學校に行っている時間だけど、今は夏休み期間中なので今日はぐっすりと布団の中で眠っていた。しかし、私は沙雪の悲鳴にも似た聲を上げたのを聞いて夢の中から強制的に帰還してしまった。そして直ぐに目が覚めて、私は沙雪の部屋に向かうため自分の部屋のドアを暴に開け、隣の沙雪の部屋まで走る。私は沙雪の部屋の前まで來ると確認もしないで暴にドアを開けて中にり、沙雪の安否を確認する。

「何があったの!沙雪!」

そこで私は沙雪を発見して速の如くなスピードで思考をしていく。

(沙雪に外傷はなし、服のれもなし、という事は何かに驚いた?)

思考の結果は、沙雪が今持っているコーンフレークの箱。

私はコーンフレークの箱を持ったまま固まっている沙雪の元に歩いていき覗き込んだ。

「えっと、シスコーン・・・・・BIG?」

シスコーンBIG……シスコーン…あ、シスコン……

私は沙雪にどう言ったら良いか言葉が出てこなかったので咄嗟に勵ます言葉を言ってしまった。そして直ぐに気づく。その言葉が沙雪をどん底に突き落とす言葉だと…

「ねぇ沙雪、シスコンでも良いんだよ?」

あ、何言ってんの私!こんな事言ったら…

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「ご、ごめん、沙雪。こんな事言うつもりはなかったの~」

その後、部屋の中では沙雪のび聲と紗香の謝る聲が響き渡るのだった……

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