《異世界モンスターブリーダー ~ チートはあるけど、のんびり育しています ~》新しいスキルを手にれました

カスールの森で手にれた醫薬草を換金するために、冒険者ギルドに戻ることにした。

「も~! どうして神であるアタシが、荷持ちなんてしないといけないのよ!」

「まぁ、そういうな。これも魔王討伐に必要な作業なんだからさ」

ゴブリンたちを使ったことによって醫薬草は想定外の収穫を上げていた。

ところが――。

あまりに大量の醫薬草をゲットしてしまったものだから、俺1人ではギルドまで運ぶことが不可能な事態に陥ってしまったというわけである。

ゴブリンたちに荷運びを手伝わせることも出來るが、あまりゾロゾロと引き連れて街を歩くと悪目立ちをしてしまう。

そんなのっぴきならない事もあって、俺はアフロディーテには荷持ちを手伝ってもらっていた。

ステータスが下がっていて戦闘ではロクに役に立たないのである。

こういう時くらいは働いてもらってもバチは當たらないだろう。

カゼハヤ・ソータ

職業 魔使い

レベル 557

生命力 252

筋力値 95 

魔力値 200

神力 2898

加護

絶対支配

スキル

カプセルボール 鑑定眼 魔配合

使役

アフロディーテ

ゴブリン ×42

ウルフ × 5

俺は2匹のゴブリンとアフロディーテに醫薬草を運送を手伝ってもらいながらも、ステータスを確認する。

レベルは上がっていなかったが、何時の間にか新たなるスキルが追加されていた。

配合 等級B アクティブ

(魔の配合を行うスキル)

取得條件

神力 1000以上

●魔契約回數 50回以上

ほうほう。

の契約數によってもスキルを取得したりすることがあるんだな。

配合?

ゲームみたいに魔を合して新しい魔を作るスキルだろうか?

神値1000というのは、神族であるアフロディーテとの契約に功した俺だからこそ得られたステータスであって、正攻法では到底屆くことのできない數値のような気がする。

新しいスキルについては今夜あたりにでも試してみることにしよう。

そう判斷した俺は大量の醫薬草がった袋を背負いながらも、冒険者ギルドに向かうのであった。

~~~~~~~~~~~~

「こちらがクエスト報酬である36000コルになります」

「……どうも。ありがとうございます」

「それにしても凄いですね! たったの半日でこれだけの醫薬草を集めることができるなんて。

駆け出しの冒険者の場合、森の中で迷子になってしまうことも多いのですよ」

付嬢のクロエちゃんはクリクリとした大きな眼を見開いて驚いてくれた。

「ははは。大したことはありませんよ」

集めてくれたのは俺ではなくてゴブリンさんたちだしな。

とはいえ、から褒められるのは悪い気がしない。

本日の稼ぎは36000コル。

店の値札を観察した限りでは、この世界における1コルは日本でいう1円をし超えるくらいの額に想定するらしい。

つまり俺は今日の午後だけで、40000円近くの金額を荒稼ぎしてしまったというわけである。

大量のゴブリンたちをフル稼働した醫薬草採取作戦は、結果として大功を収めたようである。

懐を溫かくした俺は足取りを軽くして本日の寢床となる宿屋を探すことにした。

    人が読んでいる<異世界モンスターブリーダー ~ チートはあるけど、のんびり育成しています ~>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください