《異世界モンスターブリーダー ~ チートはあるけど、のんびり育しています ~》新たなる狩場!?

クロエ・グライス

種族 :ケットシー

年齢 :18

「おめでとうございます! 審議の結果……ソータさんの冒険者ランクはFランクに昇格しました!」

冒険者に著くと付嬢のクロエちゃんがそんな言葉を口にした。

ちなみにこのクロエちゃんは小柄な軀とセミロングの黒髪を持ったハイレベルなである。

頭の上からはピョコンと生えた貓耳が眩しすぎる!

「えーっと……。それって喜んでいいことなんですよね?」

そもそもFランクって凄いのかな?

冒険者ランクはSからGの8段階あるらしいので、ワンランク上がったところで大したことがない気もする。

「當然です! ハッキリ言ってソータさんの昇格スピードは異例中の異例ですよ! 通常であれば駆け出しの冒険者がFランクに昇格するまでには1年はかかると言われていますから!

ギルドとしては先日のコカトリス討伐クエストでのソータさんの活躍を評価したようです」

「そうだったのですか」

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たしかに以前に戦ったコカトリスは凄まじい強敵であった。

絶対支配 等級 詳細不明

(森羅萬象を支配する資格を持った者に與えられる加護)

どんなモンスターも100パーセント仲間にしてしまう《絶対支配》という加護を持っている俺だから何とかなったものの――。

普通の冒険者がコカトリスに遭遇したら一瞬で蒸発していただろう。

カゼハヤ・ソータ

職業 魔使い

レベル 570(↑1)

生命力 258(↑0)

筋力値 96 (↑0)

魔力値 205(↑0)

神力 2963(↑5)

加護

絶対支配

スキル

カプセルボール 鑑定眼 魔配合 コンタクト

使役

アフロディーテ

キャロライナ・バートン

シエル・オーテルロッド

ワーウルフ

ゴブリンナイト ×15

ウルフ × 4

ライトマッシュ ×6

マッドマッシュ ×2

ああ。そうそう。

確認を忘れていたのだが、コカトリスを討伐したことによって、レベルがアップしているようであった。

ステータスの上昇は微々たるものだが、レベルが10の倍數に達したことによって使役できる魔の枠が増えたのは嬉しいところである。

「冒険者ランクが上がったことによって新規に注できるクエストが追加されました! 詳しくはギルドボードをご覧下さい」

「了解しました」

クロエちゃんからの説明をけた俺はFランクの冒険者向きの仕事が張り出された掲示板に向かう。

それから10分後。

今回、俺が注目したクエストは以下の通りである。

☆探索系クエスト

●鉄鉱石の採取

必要R :F

功條件:鉄鉱石を持ち帰ること

功報酬:グラム単価5コル

繰り返し:可

●銅鉱石の採取

必要R :F

功條件:銅鉱石を持ち帰ること

功報酬:グラム単価10コル

繰り返し:可

●銀鉱石の採取

必要R :F

功條件:銀鉱石を持ち帰ること

功報酬:グラム単価50コル

繰り返し:可

●金鉱石の採取

必要R :F

功條件:金鉱石を持ち帰ること

功報酬:グラム単価200コル

繰り返し:可

●白金鉱石の採取

必要R :F

功條件:白金鉱石を持ち帰ること

功報酬:グラム単価600コル

繰り返し:可

見てくれよ!

このロマン溢れるクエストを!

これらの鉱石は全てセイントベルの街から徒歩で2時間ほど離れた『アーレス鉱山』というエリアで採取することが出來るらしい。

功報酬がグラム単価になっているので分かり辛いが、なかなかに魅力的な條件に思える。

なんといっても1番ランクの高い『白金鉱石』には『金鉱石』の3倍の値段がついているからな。

つまりは……何かの間違いで『白金鉱石』を大量に手するようなことがあれば、一攫千金が可能ということである。

……とまあ、流石の俺もそこまで上手く事が運ぶとは考えていないわけだが。

この鉱山でシエルの要求していた『武を作るために必要な頑丈で粘り気のある鉱石』を見つけることが出來れば儲けものである。

新規にクエストを注した俺は足取りを軽くして『アーレス鉱山』に向かうのであった。

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