《異世界モンスターブリーダー ~ チートはあるけど、のんびり育しています ~》寶の匂い
キャロライナのサポートが功を奏したのだろう。
鉱山の探索は順調に進んでいくことになる。
奧に進むごとにマッドパペットの出現頻度は増えていた。
並みの冒険者であれば音を上げているところだろうが、俺には一撃必殺のカプセルボールのスキルがあるからな。
特にマッドパペットはゴーレムを作るための貴重な素材になるので1匹殘らず捕獲していく。
「ソ、ソータさん! ストップです!」
暫く歩みを進めると、興気味な口調でシエルは告げる。
「ん。どうしたよ急に」
「この壁の中から貴重な鉱石の匂いがするッス!」
「な、なんだって!?」
「しかも大量ッス! こんなに沢山の鉱石が埋まっている場所は自分も初めてです!」
おおおおおおおおおおおおおお!
ついに俺の悲願が果たされる時がきたのか!?
こんなにも早く結果が出るとは思わなかったぜ!
「ふふふ。アタシの出番が來たようね! アタシの採掘テクに括目しなさい!」
この騒に誰よりも早く食いついたのはアフロディーテである。
アフロディーテは手にしたツルハシを壁に向かって大きく振り下ろす。
「ゴッド……アタァァァック!」
巖の中にガキンッという鋭い金屬音が木霊する。
だがしかし。
力一杯ツルハシを當てたにも関わらず巖壁には傷一つ付かなかった。
「ギャアアアアアアアア! 手が……手が痺れるぅぅぅっ!?」
予想外の反をけたアフロディーテは、手を赤く腫らしながらも地面を転げ回っていた。
「ご主人さま。この辺りの地質は特殊で……非常に質になっているようです。ツルハシのような道で掘るのは無謀かと」
アフロディーテが攻撃した後の巖壁に手を當てながらもキャロライナは告げる。
なるほど。
考えてみれば當然だよな。
逆に言うとこれまで冒険者たちに採取されなかったのは、ツルハシで掘ってもビクともしない特殊な地質に守られていたなのだろう。
「どうしますか? 私の魔法であれば十分なダメージを與えることも出來るかと思いますが」
「いや。必要ないな。今回の採掘作業にはこいつを使おうと思う」
ふふふ。
こういう力仕事に向いた魔は用意してあるんだよな。
「グゴ……グゴ……」
「……ゴーレムですか。流石はご主人さまです。たしかにこのモンスターであれば壁を突破できるやもしれません」
その全長は10メートル近くあるだろうか。
そのは巖の天井にめり込みそうなほど巨大であった。
(ゴーレム! この壁に向かってパンチしてくれ!)
俺が命令を飛ばすと、ゴーレムは非常にゆっくりとした作で大きく腕を振り上げる。
自らの重を乗せたゴーレムのパンチは、間違いなく俺が使役している魔の中でも最強のパワーをめていた。
ズゴゴゴゴンッ! と。
巖の中に轟音が響き渡る。
「これは……!?」
ゴーレムが壁に開けたの中を見た俺は絶句した。
この先にある……寶の匂いをじずにはいられない。
そこにあったのはシエルの言っていたレアな鉱石ではなく――。
鉱山の地下深くに続いていく隠し階段であった。
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