《異世界モンスターブリーダー ~ チートはあるけど、のんびり育しています ~》キャロライナとデート(前編)
鉱山で大量の鉱石をゲットしてから翌日のこと。
朝早く起きた俺はセイントベルの街の中心街にまで足を運んでいた。
それというのも本日はキャロライナの要求にあった『古今東西の本が集められた書庫』を手にれるためにショッピングに行くことになっていたからである。
(キャロ。準備はできているか?)
(はい。私は何時でも大丈夫です)
了解を得た俺は、人目につかない路地裏にってキャロライナのことを召喚する。
「おおー。ショッピングの時もキャロライナはメイド服のままなんだな」
「……はい。私もアフロディーテさんのように著替えた方が良かったでしょうか?」
スカートの裾を摑んだキャロライナの眼差しからは珍しく不安のが垣間見えた。
「いや。キャロはメイド服のままで良いと思うぞ。よく似合っているし……俺は好きだな。キャロライナのメイド姿」
「…………ッ」
「おい! 大丈夫か!?」
キャロライナがフラリと地面に倒れそうになったので素早く抱きかかえる。
「……も、申し訳ありません。ご主人さまの言葉があまりに嬉しくて……し立ち眩みをしてしまいました」
「そ、そうか。気をつけてくれよ」
一どこまでが本気なのだろうか……?
キャロライナはたまにこういう冗談を言うから対応に困る。
たしかにキャロライナにとって俺は命の恩人なのかもしれないが、それにしたって忠誠心が度を過ぎている気がするんだよな。
お願いすれば何でもけれてくれそうな危うさがキャロライナにあった。
「キャロはし俺の発言を真にけ取り過ぎだぞ」
「……そうでしょうか」
「ああ。上手く言えないけど……喩えるなら俺が『パンツを見せてくれ』って言ったら本當に見せてくれそうな危うさがお前にはある」
「はい。ご主人さまがむのであれば幾らでもお見せ致しますが」
キャロライナは短く告げると、頬に朱を散らしながらも自らのスカートをたくし上げる。
おおおおお!
ストッキングってこういう構造になっていたのか!
パンツのは白。
ストッキングの黒とのコントラストが抜群に良い。
ここが理想郷アルカディアか。
たくし上げられたスカートから覗く、白下著のなんと神的なことだろう。
出來ることならこのスカートの中に永住権を取得したい。
「って! 何をやっているんだよ!?」
「……申し訳ありません。見苦しいものを見せてしまったでしょうか? てっきり私は……ご主人さまは私のスカートの中を見ることをんでいると思ったのですが……」
「違う! その通りだけど……そうじゃないんだ!」
キャロのパンツを見れたことそれ自は……嬉しいに決まっている。
だがしかし。
キャロには既に300年もの間、片思いを続ける相手がいるわけで……。
命の恩人という立場を利用してパンツを見せてもらっても……俺の良心が傷んでしまうのである。
「ご主人さまの考えていることは……私にはよく分かりません」
正直に想いを伝えると、キャロライナは怪訝な表を浮かべるのであった。
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