《異世界モンスターブリーダー ~ チートはあるけど、のんびり育しています ~》拉致事件

無事にサキュバスをゲットして一息ついた俺は部屋に戻ってステータス畫面を確認することにした。

カゼハヤ・ソータ

職業 魔使い

レベル 576

生命力 262

筋力値 97

魔力値 208

神力 2993

加護

絶対支配

スキル

カプセルボール 鑑定眼 魔配合 コンタクト 作 スキルレンタル

使役

アフロディーテ

キャロライナ・バートン

シエル・オーテルロッド

ユウコ

ロスト・トリザルティ

ワーウルフ

アダマイトゴーレム

ケダマロ

リザードウィング

ゴブリンナイト ×15

ライトマッシュ ×6

キツネビ ×4

マッドマッシュ

スキルレンタル 等級A アクティブ

(使役している魔のスキルをレンタルするスキル。ただし同時にレンタルできるスキルの數は1つまで)

●取得條件

Sランク以上のモンスターを作

神力 2000以上

スキルの項目に新たに《スキルレンタル》という文字が追加されていた。

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ほうほう。

今回ロストを吸鬼からサキュバスに種族変化させたことで、取得條件が達できたみたいである。

どう考えてもこのスキルは凄まじく汎用が高そうである。

だってそうだろう?

このスキルがあれば俺は契約している魔の種類の応じて、どんどん強くなっていくことができるからな。

どれどれ。

せっかく剣と魔法のファンタジーに召喚されたのである。

まずはロストが持っている『闇屬魔法(上級)』のスキルをレンタルしてみようかな。

我が名はダークマスター!

深淵より生まれし闇をるものよ!

システムメッセージ

(魔法スキルはレンタルすることが出來ません)

畜生! どうせこんなことだろうと思ったよっ!

使いである俺が自由に魔法を使えちまったらゲームバランスが崩壊しそうだからな。

殘念ではあるが、これに関しては諦めるしかないだろう。

 等級B アクティブ

(近距離・単攻撃。対象のを吸収するスキル)

 等級B アクティブ

(近距離・単攻撃。対象にを付與するスキル)

次に俺が目を付けたのはロストが持っている他の2つのスキルである。

ニュアンスとしてはマッドマッシュが保有していた『』に近い効果だろうか。

しかし、の等級がDだったのに対して2つのスキルの等級はB!

これはきっと凄い効果が期待できるに違いない。

そう考えた俺は吸のスキルをレンタルした後、ボールの中のゴブリンナイトを出してから試し打ちを行うことにした。

「ゴブッ! ゴブッ!」

俺がゴブリンナイトをターゲットに選択した理由は1つ。

人間で言うところの40歳くらいの貫録を持ったゴブリンナイトならばも溜まっていると踏んだからである。

「よし。いくぞ! ゴブリンナイト!」

「ゴブッ!」

意を決して『吸』のスキルを使用した次の瞬間――異変が起こった。

スゲー!

な、なんだこれは!?

が熱い。

ゴブリンナイトが持っていた力が流れ込んでくるのが分かる。

ちょっと待て。

お前……一どんだけボールの中でを貯めていたんだよ!?

すまん。

ゴブリンナイトたち……。

同じ男として俺はゴブリンナイトたちの苦しみに気付いてやるべきだったのかもしれない。

今後は定期的に『吸』のスキルでゴブリンたちのを解消してやった方が良さそうだな。

どうやらロストに任せる仕事が1つ増えたみたいである。

「はぁ……はぁ……。終わった……か……」

自分ののことだから分かる。

ゴブリンナイトのを完全に吸収した俺はギンギンの狀態になっていた。

これはまずい。

誰でもいい……この求を解消できる相手を見つけなければ……。

で頭がおかしくなってしまいそうである。

「ど、どうしたんスか。ソータさん。顔が赤いッスよ?」

覚束ない足取りで廊下を歩いていると、手頃なターゲットを発見する。

シエルのロリ巨ボディが何時も以上に的に見えるのは、単純に風呂上りだからという理由だけではないだろう。

「……シエル。良いところにいた。大事な話がある。ちょっと俺の部屋に來てくれないか?」

「ええと。構わないッスけど……髪のを乾かしてからでも良いッスか? 自分の場合、早く髪を乾かさないと癖が酷くなってしまうんスよ」

「…………」

こいつは一……何を言っているんだろう?

髪のの話なんて心底どうでもいい。

今は俺のを解消することの方が重要だろうが!

「ちょっと! ソータさん!? 本當にどうしちゃったんスか!? 顔が怖いッスよ!?」

「つべこべ言うな! いいから俺の部屋に來いよ!」

「ええええええええぇぇぇ!?」

無駄口を叩いている時間が惜しい。

拉致? 監

上等じゃないか!

それから10分後。

俺の部屋には、あられもないシエルの聲が響き渡る。

ムハー!

これは良いスキルを手にれたな。

俺は『催』のスキルを使って、じっくりとシエルのを堪能するのであった。

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