《ルームメイトが幽霊で、座敷。》巫の質の有効活用(後編)
つまりは憑き稅確認なんてもんはシロートには不可能であって、例え玄人でもその判別はしずらい。……と聞けばその苦労が解るだろ?
それがあったんで憑き稅は一旦廃止に追い込まれた(っては言うものの、世論が言うだけに過ぎない。既に憑き稅は稅収の大部分を擔っていた)のだが、そんな世論もあっという間に消え去り、今も憑き稅の徴収も宮庁神霊班がやる羽目になっちまったもんだから、なかなかに大変らしい。なに、それでも一度リストアップしちゃえばそれまでだからな。
そこでひとつ疑問も生じると思う。それは『憑きが居なくなったら憑き稅はどう判斷するか』ってことだ。
簡単なことで、憑き稅確認で憑き稅の徴収が始まったらなんとなく幽が見えるらしい。人間ってのは傲慢な生きだ。いつ居なくなってもいいように見張る、そのためだけに視認出來るようになるんだからな。だから、憑き稅の解除は自己責任だ。自発的に解除を申し立てて、それが認可されれば解除となる。晴れてひとりもんだ。
「……で、私に何させる気? まさか子種……」
「なわけねーだろ! シリアスムードだったト書きをぶち壊すようなこと言うな!!」
「ありゃ」
そう言って碧さんは目を丸くして呟く。もう演技ってのは解っているからも涙も出やしねぇ。
「つまりは班長さんからあの憑きを祓えばいいんだ」
「私が?」
「違う。やるのは祐希の憑きだ。俺らの領分じゃないし、第一碧さんは出來ないだろ?」
「當たり前じゃん。私が出來るのは憑いてないただの幽だけに限るのよ」
「まぁ、そういうこった」
そして、
俺はひとつ息を吸った。
呟く。
「……行くぞっ!!」
◇◇◇
直後、俺たちは行を開始した。
祐希の憑き――《神殺し》が放つアルテミスの矢は百発百中の破魔矢だ。魔を破るなんてレベルじゃない。力が強すぎてカミサマをも破ってしまうものだ。
それを用いるには対象を一定時間その場に止めておく必要がある。
その時間――七秒。たった七秒ではある。しかし未知數の力を持つ憑きに七秒間耐えきれるかどうか――それについては俺も不安しか存在しない。
まぁ、それにしても班長さんに憑きが居なくて良かったとは思う。居たらそいつとその憑きの力が歪み合って容れが持たないだろうからな。
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