---18時50分、あの中道に不審な男が2、3人程たむろしている。そのの2人は黒いスーツを來ている。歳は２人とも20代くらいだろうか？格は中中背で背は170ちょっとはあるかな？

もう1人の男は白いスーツを著ている。背は190を超えていた。そして銀髪の髪にガッチリとした。話に聞いていた特徴に一致している。

（あいつが奧田か！）

顔を見せない様に帽子を深く被りコッソリと観察していたのだが、やっぱ生で見ると威圧がハンパない！特に奧田は異常だった。普通の表をしているが殺気を放ちまくっている。

怖い！逃げたい！俺の足がそう訴えかけるかの様に足がブルッてきた。だがもうここまできたからには投げ出すにはいかない！

自分の足にそう言い聞かせていたら急に背中がゾクッとした。ふと中道に目を向け直すと…

奧田の視線はこちらを向いていた！！

もの凄い殺気をこっちに向けてきている。ヤバい！完全にバレてる！！

奧田は2人に指示を出すと3人共こっちに向かって走ってきた！

俺は足がブルッていたせいで一瞬くのが遅くなってしまったが、幸いにも距離が結構離れていたのであまり距離をめられずに逃げる事が出來た。

---ひたすら真っ直ぐに走りながら後ろを確認しようとした。因みに言っとくが俺は足の速さには多自信がある。

小中學生時代は運會のリレーや校の駅伝大會ではアンカーを任せられた事が何度かあるし中學の時は陸上・駅伝部にってた時期もある。（まあ、途中で辭めてしまったけど…）

今の話を聞いていて『しょうもなっ！』とか思った人が沢山いると思うが、その時が俺の人生で唯一輝いていた頃なんだ！

その話は置いといて、自稱足に自信がある俺は後ろを確認する。

「！！」

俺の顔が一瞬にして青ざめた。黒スーツの男2人とはドンドン距離を放していたのだが奧田とはドンドン距離がまって來ていた！

（ヤバい！このままだと追いつかれる！！）

俺は顔を前に向き直すと全速力で走った！もう後ろを振り向けない！ただひたすらに前を向き走り続けた！

---5分ぐらい走り続けた時、前に錆び塗れの建を見つけた。

 「よし！」

 全速力で走ったせいで息がもの凄く苦しいがあそこにを隠す為に力を振り絞り何とか建の中に著いた。

 「ハアッ、ハアッ！」

 ようやく著いたという安堵のせいか手を膝につけゼエゼエ言っていた。

 しかし、まだ安全ではない！もうしで奧田がこの建の中にって來る。

 俺は急いで建の中で隠れることにした。

 ---そして數分も経たないに奧田がって來た。

 建の中はドーム狀になっていてってすぐからだと建の中を見渡せるようになっている。

 だが、遮蔽も多い為気付かれずに上手く隠れることが出來た。

 ---何故、俺はこんな場所に來たと思う？ただ逃げたワケじゃないさ！

 ここで奧田アイツとの決著を終わらせる為さ！