《俺の高校生活に平和な日常を》第1章 #25「明日から」
 「てめぇら、いい加減にしろよ!!」
 怒りモードにった奧田。だが有紗はふらふらになりながらも銃を奧田に向けた。
 「そんなふらふらして當たると思ってんのか?」
 ---ズガンッ!!
 奧田が話ていると有紗はすかさず銃を撃った。しかし銃聲がなったものの完全に外れていた。
 しかし有紗の顔には笑みを浮かべていた。
 「…てめぇ、何笑って…」
 すると後ろから何か大きな音がした。
 「っ!!」
 奧田の後ろにあった大きな柱が奧田に向かって崩れてきた。
 ---ドオオオオオーーーーーン
 崩れた柱が大きな音と煙を立てて落ちていった。
 「く、クソがっ…」
 奧田はそう言うと気を失った。
 「ハア、ハア…」
 有紗のはもうボロボロで立っているのが一杯だった。
 「やっ…た…のか…?」
 俺は痛みを抑えながら有紗の所へ歩み寄って行った。
 「ええ、流石にもうけないでしょう。それにしてもコレでも生きてる奧田コイツのは想像以上に頑丈ね」
 (頑丈っていうレベルなのか?)
 俺はそんなことを思ったが今はそれを言うのもシンドイ。
 「…取り敢えず、後は警察に任せるべきね。それから冴木にも連絡してアメリカに送り帰せる様に頼んで貰うわ。そうすればコイツもお縄でなくても暫くムショに行く事になるでしょうね!」
 ---そして俺達は警察に連絡し不審者がいるとか何とか適當な事を言って連れて行って貰った。冴木さんの方にも連絡し何とか渉してみるそうだ。コレで奧田が捕まるのは時間の問題だろう。
 因みに俺達は警察に連絡した後、すぐにその場を離れて行った。この狀態で警察と出くわすと々と面倒な事になりそうだったからだ。
 お互い肩を貸しながら歩いていた。
 「大丈夫か、有紗?」
 「ええ、さっきよりはマシになったわ。ふふ、それよりアンタこそ大丈夫?」
 「こんなに痛い思いしたのは生まれて初めてだよ!」
 そんな會話をわしながら俺の家に向かって行った。その間のやり取りはお互い笑顔になっていった。
 「…ありがとね、和彥…」
 すると急に名前を呼ばれて俺はドキッとしてしまった。初めて名前で呼ばれたかもしれない。
 有紗の顔を見ると頰を赤らめていた。
 「コレで明日から普通の高校生活を送っていけるな」
 流石に気恥ずかしかったので話を切り替えた。
 「ええ、そうね」
 すると1つ気になる事を思い出した。
 「そう言えば、知り合い探しもまだ會ったんだっけ?」
 「ええ、手掛かりも無いし…あっ!」
 何か思い出したかの様に有紗は俺に聞いてきた。
 「そう言えば、和彥に聞きたい事があるんだけど、佐藤さとう 達彥たつひこって親戚か何か思い當たる所とか無い?」
 (佐藤達彥?ああ…)
 「それ俺の親父の名前だ!」
 「えっ?」
 プッ、ハハハハハ!
 俺達は何かが込み上げてきたかのように笑い出した。そりゃあそうだ。あれだけ探し求めていたものがすぐ近くにあったのだから。
 「じゃあ、今日から泊まり込む事になったからよろしくね」
 「気がはえ〜な」
 そんなこんなで新しい同居人、夏目有紗というちょっと変わったの子との共に高校生活のスタートを切ったのだった。
 
 
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