《俺の高校生活に平和な日常を》第2章 #16「今度こそ俺に春がきたかも…」

 俺は真っ先に家に帰るとスグに自室にり布団にくるまり枕で口を抑えた。

 「んんんーーー!!!」

 枕で口を抑えながら大聲を出した。今の俺は興狀態だった。

 (須川さんと連絡先換しちゃった〜!どうしよう!どうしよう!!)

 まさか學園のマドンナと連絡先を換できる日が來るとは夢にも思ってもみなかった。俺は布団の中で何度もスマホを見ていた。連絡先の中に『須川みのり』の名前がっている。番號も彼のもので間違いない。

 「やっぱ一回ぐらい連絡しといた方がいいかな?でも何を話せばいいのか?」

 (それにイキナリ連絡してきたら気味悪がられないだろうか?)

 そんな事を暫く布団の中で考えていた。するとスマホにメッセージ通知が屆いていた。よく見ると噂の須川さんからだった。

 『こんばんは!佐藤君の連絡先で間違いなかったでしょか?間違いなければ連絡くださると幸いです!』

 メッセにはそう書かれていた。俺はメッセを見るや否やスグに返事を返した。

 『こんばんは、佐藤です!メッセありがとうございます!今日は々とありがとうございました(^∇^)!』

 とりあえず最初はこんなじでよかっただろうか?

 「送信っと!」

 俺は布団から出て何故かスマホを上にあげ送信ボタンを押した。今の俺はなんだか片想い中のの子の様な気分だった。

 送信して1分も経たないに既読がついた。そしてものの數十秒で返事が返ってきた。

 『こちらこそ今日はありがとうございました♡また一緒にお話したいですね!』

 「オイオイ、ハートマークとか勘違いしちゃうじゃないか〜!」

 だが俺の顔はまんざらでもない顔をしていた。そこから俺は積極的にメッセを返していた。須川さんの方もしっかりとメッセを返してくれて暫くの間、メッセのやりとりが続いていた。

 ---夕飯の時も俺は須川さんとのやりとりが頭から離れなかった。

 「お兄ちゃん!どうかしたの?」

 「ふえっ!」

 すると梓が俺に話しかけてきた。俺は須川さんの事で頭がいっぱいで変な返し方をしてしまった。

 「さっきからずっとニヤニヤしてて気持ち悪いんだけど…」

 そして有紗が俺を罵倒ばとうし始めてきた。

 「な、何でもねーよ…」

 俺はそう言い返すと食事を終え、風呂にっていた。ここ最近は風呂場で事件(?)が相次いでいたが今日はゆっくりと湯に浸かることが出來た。

 「はあ〜」

 湯にると一気に力が抜けていくのをじた。

 「今日はラッキーだったな〜!須川さんといっぱい喋れたしおまけに連絡先換出來たし…」

 俺にもついに本格的な春がきたかの様な気分がしていた。…その時までは…

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