《俺の高校生活に平和な日常を》第10章番外編 #5「それぞれの學園祭(有紗&みのり編〜前編〜)」
---「夏目さん、ちょっとよろしいですか?」
「な、なによ?」
花火が終わり、學園祭の全日程が終了しみんな談笑しながら帰宅しようとしていた。
私も和彥と一緒に帰ろうとしていた、そのときだった。後ろに居た須川みのりに呼び止められた。まさかさっきの寫真のことを私からも聞くつもりなのだろうか?
「俺、外しといた方がいいか?」
気を遣ってか和彥は外れようかと問いかけてきた。その場で話さないところからして、須川は2人だけで話したいのだろう。
「うん。アンタは先帰ってていいわよ。話が終わったらすぐ帰るから」
「ああ、わかった」
こんな遅い時間に1人で待たせるのも悪いし、和彥には先に帰ってもらうことにした。和彥はそれを二言で了承しそのまま帰宅して行った。
「私達もし場所を移しましょうか。先生方に見つかるとめんどうでしょうし」
---「お気遣いありがとうございます夏目さん」
和彥が帰ったあと、私と須川は場所を移し近くのファミレスに居た。
席に座り適當にドリンクバーを注文したあと、須川から謝の言葉を述べられた。
「言い出したのは和彥の方よ。私じゃないし」
私はそう言い返した。和彥から言い出したのは事実だし間違ってはいないでしょ。
「んで、なんの話よ? とっとと話してくんない?」
私はとっとと話を終わらせようと本題にることにした。コイツに調子を狂わされる前に早く終わらしたい。
「夏目さん、今日はずいぶんと楽しそうでしたね?」
「??」
すると、須川は妙なことを言い始めた。まあああいうイベントは初めてだったから楽しくなかったわけではない。
しかし、なぜこのタイミングでそんなことを言ってきたのだろうか?
「和彥君とデートできて」
「ッ!?」
だが、須川の次のセリフでようやくあの寫真のことを思い出した。いきなり妙なことを言い出すから一瞬忘れかけていた。
「あ、あれはたまたまというか、り行きみたいなもんだから」
「…そう、ですか…」
私が適當に言い返すと須川の様子が変わった気がした。さっきまでは明るい表をしていたが、それが一気に消えたようなじだ。
「夏目さん、あのとき話したこと覚えていますか?」
「? あのとき、って…」
そんな須川はそう私に問いかけてきた。その口調と眼差しはかなり真剣なものだった。
あのときの話とはおそらくミスコンに出るか出ないかの話をしていたときのことだ。そのときにあの噂を聞かされたのだ。
『大會に優勝すると好きな人と必ず結ばれる』。今思えば噂程度の話になぜ乗っかってしまったのか、今の私には理解できなかった。
「実はあれ、宣戦布告のつもりだったんですよ」
「え?」
そんなことを思っていると、須川がぼそりとなにか呟いた。微かにしか聞こえなかったが、『宣戦布告』って言った?
「この際だからはっきり言っておきます」
そして、須川はさらに真剣な面持ちで話してきた。
私はそんな須川を見てとても嫌な予がした。別に須川(コイツ)と仲良くしたいわけではないのだけれど敵対すると厄介な相手だ。
そんな相手に宣戦布告という言葉を出させてしまったのだ。
「私、和彥君のことが」
それはつまり、
「好きです!」
私は須川みのりを本気で敵に回してしまったということだ。
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