《俺の高校生活に平和な日常を》第11章 #1「異世界」

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---異世界。それは現実世界とは大きく異なる世界。アニメやラノベとかだと大抵中世的な世界観だったり、魔法が存在するファンタジーな世界だったりする。

あと、普通の人間だけでなく、エルフやドワーフといったんな種族がいたりする。

「夏目さん! 12時の方向から敵が2向かってきてますよ!!」

リ◯ロやこ◯すばなどの作品を筆頭に數多くの異世界作品が人気を博している。

「わかってる、わよ!」

最近のラノベとかだと主人公がチート能力を持ち異世界で無雙するいわゆる『俺TUEEE』系の作品も多い。まあ自分がもし異世界に行けるのなら俺TUEEE狀態で行きたいしなという憧れを持つ者も多いだろう。

「有紗ちゃん! あんまり突っ込みすぎると危ないよ?!」

もちろん俺だってチート能力はしい。そんで敵をあっさりやっつけて、そんでんな種族のの子達と仲良くなったりして。

「大丈夫よ! こんな連中、何匹こようが私の敵じゃないわよ!?」

そして、他種族のハーレムパーティーを作り、そこで俺を取り合ったりしたりなんかしちゃったりして。

「さあ、どんどんかかってきなさい!全員私が相手してあげるわよ!?」

そこでさらに付嬢のお姉さんや酒場の店員さんとかも俺のことをかに狙ってたりしちゃってさ。

「しょうがないですね。梓さん。私達2人で夏目さんのサポートにりましょう!?」

「は、はい!?」

そんなハーレムだらけで最高の異世界ライフを送れたら最高なのになー。ふふふ。

「……」

ああ、俺もチート能力しいなー。エルフのの子と一緒に冒険したいなー。まあかわいいの子なら別に他の種族でも悪くないけどね。

異世界といってもそれぞれの世界によって居たり居なかったりする種族もあるしな。俺が知ってる異世界ものだとエルフとかはけっこうな割合で出てくるけどな。

「……」

ああ、どっかにそんな子居たりしないかなー。

「和彥!? アンタさっきからなに1人でぼーっと突っ立ってんのよ?! 役立たずなんだからもっと下がりなさいよ!? 邪魔!!」

「…すいません」

だがしかし、俺の妄想も虛しく、有紗の罵聲で一蹴され俺は現実に引き戻された。やっぱり現実って殘酷だ。俺が思い描いたものとは全く違う展開になってしまうのだから。みんなも大そうだと思うが。

ちなみに最初に言い忘れていたが、俺達は今、『異世界』にいます。

なぜ俺達が異世界にいるのか? それはこの異世界の覚でいうと數ヶ月前に遡ります。

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