《俺の高校生活に平和な日常を》第11章 #13「アルディーン國の危機?」
「ッ!? 國王! 頭をお上げください!?」
床に拳と額を付ける國王の様を見て、シルヴィアさんは慌てて國王の元に駆け寄って行った。
「あの、この國を救ってしいって、どういうことですか?」
そんななか、みのりは國王達に向かって問いかけていた。みのりの言う通り、いきなりそんなことを言われてもどう返事していいかわからん。
「それについては私が説明しよう」
すると、シルヴィアさんは土下座する國王を立たせながら、みのりの問いかけに答えてくれた。
「この國にはリサという占い師がいる。彼はアルディーン國設立當初から生きていられるらしいが、300年ほど経った今でも存命しているお方だ」
「ええっ?! それって300歳超えてるってことですか?!」
「ああ。今もピンピンされていらっしゃるよ」
シルヴィアさんが話始めると早速驚愕する話を聞かされた。300年以上生きてる人がいるなんてな。
「そのお方は未來を見ることが出來るらしい。なんでも初代アルディーン國國王に國を設立を進言したのはリサ様がその未來を見たからだそうだ」
話を聞く限り、そのリサっていう占い師はとにかくすごい人らしい。300年以上生きてるというのもすごいけど、この國を創ったのもその人のおかげだとは。それが本當の話なら、かなり偉い人になる。ひょっとしたら國王より偉いのでは?
「それだけではない。流行り病が蔓延したときもリサ様の未來のお告げのおかげで死者が出ることはなかったし、アルディーン國が先進國と呼ばれるようになったのもリサ様がこの國の未來を見てくださったおかげなんだ」
「ちなみに我々ウォーケット家に転移裝置を作るように進言したのも、リサ様なんですよ」
シルヴィアさんが自慢気にリサという人の話をしている最中、マルクスさんがついでに付け足してきた。この國の人達にとって、リサという占い師は絶対的存命なんだということが十二分に理解できる。改めて思うが、リサっていう人、すげーな。そこまで信頼されてるなんて。
「リサ様のお告げはこの國の未來と言っても過言ではない。しかし、數十年ほど前、リサ様が奇妙な未來を見てしまったと仰ったのだ」
「奇妙な未來、ですか?」
しかし、先程まで誇らしげに話していたシルヴィアさんだったが、途端に聲のトーンが下がり始めた。表も『こっからが本題だ』とでも言いそうな顔になっている。
「リサ様はこう仰ったのだ。『この國、アルディーン國が悪しき者の手によって滅ぼされる』と」
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