《俺の高校生活に平和な日常を》第11章 #20「時間の概念がない世界」
---「へぇー、ここって時間とかってないんですね」
歩きながら話していると、この世界のことについて々知ることができた。
なかでも驚かされたのは、この世界には時間という概念がないんだそうだ。日の傾き加減で朝・晝・夕・夜を決めているそうだ。意外とその辺大雑把なんだな。
そう言われてみてふと自分のスマホの時間を確認してみたが、時間どころか日付だけでなく畫面に表示されている文字すべてが文字化けしてしまっていた。まあ考えてみれば向こうの世界の時間がこの世界と同じなわけないのだろうが、まさか文字化けしてしまうとはな。
「ああ、そうだな。この『日傾計(ひけいけい)』といって、君達の世界でいうところの『とけい』というものと似たような役割を果たしてくれる」
シルヴィアさんはそう話しながら腕に付けてあったものを俺達に見せてきた。
一見、OLが付けていそうな小さい腕時計のように見えるが、時計盤部分のところには小さくて丸いガラスが付けてあり、そのガラスの中には白いがっていた。
「これは魔法の1つで誰にでも簡単に手出來る代だ。今っている白いが晝を指していて、朝は黃、夕は橙、夜は黒に変する仕組みになっている」
「へー、おもしろいですねー」
シルヴィアさんは日傾計を見せながら説明をすると、みのりから素直な想が溢れ出た。たしかに中々おもしろい仕組みだな。
「日傾計はこういう小さいだけでなく、壁に掛ける大きいや據え置き型のもあるし、デザインも々あるから機會があれば今度一緒に皆に合うやつを探してみようか」
「それいいですね!?」
俺達が日傾計を興味津々で見ていると、シルヴィアさんはそんな提案が出てきた。その提案に梓はうれしそうに賛同した。まあこの世界にいる間は必要にはなるだろうしな。なにも言わなかったが、俺は心の中で梓と同様に賛同していた。
「けど、時間がわからないのって、ちょっと不便ね」
そんななか、有紗は唐突に皮めいたことをボソリと言い出した。まあたしかに有紗の言う通り、時間がわからないというのはちょっと、いや、けっこう不便になりそうだ。
例えば、待ち合わせする際、『どこ』でかはいいとして『いつ』というのが問題になってくる。
『明日の朝、◯◯で待ち合わせね』と言われても、朝なんて俺達がいた世界なら大6~11時ぐらいのことを言うんだぞ。下手したらけっこう待たされるぞ。
「確かに君達には々不便に思うかも知れないだろうが、そのうち慣れてくるだろうさ」
しかし、そのうち慣れるだろうとシルヴィアさんが言うのだが、そんなものなのだろうか?
リターン・トゥ・テラ
かつて地球で行われたラグナレク戦爭。 約100年にも及ぶその戦爭の末、大規模な環境汚染が進み、人々は宇宙への移民を余儀なくされた。 地球に、幾多の浄化裝置を殘して…… それから約1000年の時が経とうとしていた。 浄化が終わった資源の星、地球をめぐって地球國家と銀河帝國は対立し、ついに大規模な戦爭が始まろうとしていた……
8 117[完結しました!] 僕は、お父さんだから(書籍名:遺伝子コンプレックス)
遺伝子最適化が合法化され、日本人は美しく優秀であることが一般的になった。そんなご時世に、最適化されていない『未調整』の布津野忠人は、三十歳にして解雇され無職になってしまう。ハローワークからの帰り道、布津野は公園で完璧なまでに美しい二人の子どもに出會った。 「申し訳ありませんが、僕たちを助けてくれませんか?」 彼は何となく二人と一緒に逃げ回ることになり、次第に最適化された子どもの人身売買の現場へと巻き込まれていく……。 <本作の読みどころ> 現代日本でのおっさん主人公最強モノ。遺伝子操作された周りの仲間は優秀だけど、主人公はごく普通の人。だけど、とても善人だから、みんなが彼についてきて世界まで救ってしまう系のノリ。アクション要素あり。主人公が必死に頑張ってきた合気道で爽快に大活躍。そうやって心を開いていく子どもたちを養子にしちゃう話です。 ※プライムノベルス様より『遺伝子コンプレックス』として出版させて頂きました。
8 144規格外の殺し屋は異世界でも最兇!?
幼い頃公園で両親を殺されたごく普通の少年。彼はは1人の殺し屋と出會い《蒼空》と名付けられる。少年は殺し屋として育てられ、高校生になり、彼は裏の世界で「死神」と呼ばれる。 そんなある日、屋上から教室へ帰ろうとすると・・・・・・・・ 1人の少年が描くテンプレ込の異世界転移物語です。 はい、どうも皆さまこんにちは!このたび作品初投稿させていただきましたくうはくと言います。 不定期更新していくつもりですので暖かい目で見守っていただけたら幸いです!いいね、フォロー、コメントなどお願いします!┏○ペコ
8 113ランダムビジョンオンライン
初期設定が必ず一つ以上がランダムで決まるVRMMORPG「ランダムビジョンオンライン」の開発テストに參加した二ノ宮由斗は、最強キャラをつくるために転生を繰り返す。 まわりに馬鹿にされながらもやり続けた彼は、全種族百回の死亡を乗り越え、ついに種族「半神」を手に入れる。 あまりにあまったボーナスポイント6000ポイントを使い、最強キャラをキャラメイクする由斗。 彼の冒険は、テスト開始から現実世界で1ヶ月、ゲーム內部時間では一年たっている春に始まった。 注意!!この作品は、第七話まで設定をほぼあかしていません。 第七話までが長いプロローグのようなものなので、一気に読むことをおススメします。
8 70LIBERTY WORLD ONLINE
『LIBERTY WORLD ONLINE』通稱 LWO は五感をリアルに再現し、自由にゲームの世界を歩き回ることができる體感型VRMMMORPGである。雨宮麻智は、ある日、親友である神崎弘樹と水無月雫から誘われてLWOをプレイすることになる。キャラクタークリエイトを終えた後、最初のエリア飛ばされたはずの雨宮麻智はどういうわけかなぞの場所にいた。そこにいたのは真っ白な大きなドラゴンがいた。混亂して呆然としていると突然、白いドラゴンから「ん?なぜこんなところに迷い人が・・・?まあよい、迷い人よ、せっかく來たのだ、我と話をせぬか?我は封印されておる故、退屈で仕方がないのだ」と話しかけられた。雨宮麻智は最初の街-ファーロン-へ送り返される際、白いドラゴンからあるユニークスキルを與えられる。初めはスキルを與えられたことに気づきません。そんな雨宮麻智がVRの世界を旅するお話です。基本ソロプレイでいこうと思ってます。 ※基本は週末投稿 気まぐれにより週末以外でも投稿することも
8 74ひざまずけ、禮
「ひざまずけ、禮」 理不盡な死を遂げた者たちが、その運命に抗うため、化け物を退治する。どこまでも平凡な少年と文學少女が織りなす、學園ストーリー。・・・になるといいな!(白目)
8 71