《男子高校生5人が本気で彼を作ろうと努力してみる!》4話 合コン!
俺の家からカラオケボックスまではそんなに距離は無いのですぐに著いた。
の子達はまだ來てないみたいだ。
だけどBがいた。
「おい……お前なんでチャリで來たんだ?」
Bがプルプルとを震わせて言う。
「なんでって、普通にチャリで來るだろ。これで後ろにの子を乗せて帰るんだろうが!」
「ぶふっ!? ゲホゲホ」
Bが吹き出した。
そんなに面白かったのか。
「お、お前……アニメとかの影響けすぎ。流石にそんなことあるわけないだろ、ぶふっ……」
また、吹き出していた。
「っていう、お前もその服裝はなんだよ? 流石にそれはねぇーよ」
Bの服裝は學校指定ジャージだ。
「えっ? 普通だろ。逆にお前ら休日には著ないのかよ?」
何か……本當に大丈夫なのか?
合コン失敗しそうで怖いんだけど。
「よっーー!? 待たせたな。お前ら!」
Aがやってきた。
自転車に乗って。
「って、お前もチャリかよ!」
Bがツッコミをれる。
「えっ? 何か悪いのか?」
Aはキョトンとしていた。
「お前は何故チャリで來たんだよ?」
「い、いや……今日はチャリだなって思ってさ」
「お前ら、馬鹿かよ! 今日はお持ち帰りすんだろ? 忘れたのかよ! タクシーでの子をホテルまで導するんだろうが!」
「「あぁ……そうだった!?」」
そうだ。俺達は今日、合コンに來たんじゃない。大人になるために來たんだ。
もうガキじゃない。だから自転車なんて乗ってる場合じゃない。タクシーだ。
それに晝のバイトは何の為にあんなに頑張ったんだ。ブラック企業レベルの重労働を若いからと言う理由多くさせられた。
だけど金は手にった。
その金を使うんだ。
元々持っていた金とバイトで手にれた金を合わせて、2萬円弱。
これでホテルにはイケる。
俺の勝ちだ。
「プップー」と車の音が鳴る。
り、リムジン!?
何故、こんな車がここを走ってんだよ!
後ろの座席が開き、Cが現れた。
イマドキのお灑落な大學生と変わらない服裝をに纏ったCは正直カッコよかった。
「待たせたな。それでどうだ? の子達は」と辺りをキョロキョロ見る。
「いないみたいだな……。それとDもまだか……」
「おっ!? 今、の子達からライン來たぞ。先にカラオケボックスの中にいます! だってさ。行こうぜ!」
「えっ? ちょっと待てよ。お前、Dを置いていく気かよ!」
「噓だよ。噓」
「お、おまたせぇ〜。皆、ごめん……電車がちょっと混んでて……」
Dが息を切らしてやってきた。
それにしても華奢なだ。
守ってやりたいという気持ちになる。
「いいよ。皆、まだ來たばっかりだし」
「よしっ、皆で円陣を組むぞ!」
Aの提案により、円陣を組むことになった。
「皆、一人一人抱負を言ってこうぜ! じゃあ、最初は俺からな」
「俺はーーお持ち帰りするぜ!! 次はB、お前だ」
「ま、マジかよ? 道の真ん中で恥ずかしいぞ」
言われて見れば恥ずかしい。
だけど引き下がることはできない。
「ったく……しょうがねぇーな。俺はー連絡先手にれてやるぜ!」
「なるほど。B、セフレ作戦か。悪くない」
ウンウンとCが頷いている。
Bの野郎、一夜限りの関係じゃなくてセフレとしての関係を築こうとはイケメンの考えることは一味違うな。
「次は俺か……。俺は……別に何も無いわ。今回はお前らのサポートに回らせてもらう。ってか、金の力でなんて余裕だろ」
どうやらCの作戦はお金で釣る作戦らしい。
なかなかの策士だ。
AとBが「やるな」とつぶやいている。
「次は僕だね。僕は……別にいいや。皆と楽しめれば……だからCと同じくサポートに回るよ」
どうやらまだDには早すぎたようだ。
「じゃあ、最後は俺か……。俺はー彼を作る!」
「よしっ、じゃあ行こうぜ」
Aを先頭にB、俺、D、Cという順番で店にはいっていく。
店員さんにお友達が來ていると言って、部屋を教えてもらう。
部屋の前まで來て、Bが言った。
「合コンは団戦だからな! 皆で協力して頑張ろうな!」
「よしっ! 頑張るぞ!」
Aがドアを開けて、中にって行く。
全員が可く見える。
それに部屋にった瞬間からいい匂いがする。
これがの匂いというやつなのか?
それよりもあの制服は県有數のお嬢様子高の制服じゃないか!
流石、Cだせ。
って、お、おい!?
子、4人しかいないじゃないか!?
どんなに數えても子は4人しかいない。
後ろを振り返るとCがニヤニヤとしていた。どうやらこれは仲間割れが発生しそうだ。
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