要するにBが言っていることをまとめてみるとしよう。Bに告ってきた後輩は1週間前に彼氏と別れた。だけどその1週間後、つまり今日Bに告白をした。

だからこれを簡潔にまとめるとしたら、そのってビッチじゃね？

ということなのである。

「なるほど。お前の意見は理解ができたぞ。B、俺はビッチには興味は無い。清純こそが至高だ。確か、お前も処を崇拝してたよな、B」

「おう。そうだけど……」

「それなら悪くことは言わん。その後輩ちゃんは諦めろ。ビッチに限って処はいねぇーよ」

「だよな。処はねぇーよな。ビッチには処はいねぇーよな。N、お前とは良い酒が飲めそうだ。今度一緒に合コンに行こうぜ！」

「いやいやいやいや。待て待て！？　お前ら、落ち著け！　落ち著けよ！　BもNもどうかしてるぜ？」

「どうしたんだ？　A？」

「俺も連れてけ」

「じゃあ、お前は処派と非処派どっちなんだ？」

「お、俺は……どっちでもだ！」

「それじゃあ、ダメだ！　俺達、二人は処同盟を組んだ。だからお前の様な中途半端な男とは馴れ合うことはできない」

それはB。言い過ぎなのでは？

「くっ……クッソォー。選べねぇーよ！」

「悩むことは何もないだろ？　処に決まってんだろ！　A！」

「俺も確かに処の良さは分かる。だけどさ、お前等、こんなことを思ったことはないか？　めっちゃくちゃ人なお姉さんに犯されたいと思ったこととか？」

人なお姉さんか。

例えばCのお姉さんみたいな。

めっちゃくちゃはデカイし、頭も良いし。

それに顔も良い。そんなハイスペックなお姉さんに犯される。悪くないな。

ってか、犯されたい。

騎乗位されたいよ！

「クッソぉー！！　選べねぇーよ！　A！」

「だろ？　選べないだろ？　N」

「じゃあさ、こういうのはどう？　超絶に犯される。超絶を犯す。どっちがいい？」

おいおい、D！

可い顔をしやがってこんなことをお前は考えていたのか。この可い奴め！

それにしてもこれは究極の選択だな！

犯したいけど犯されたいようなそんなじもする。これは簡単に選ぶことはできないな。

「俺は犯すだな。これに決まってんだろ。貞を奪われるのはごめんだぜ」

流石、イケメン。

俺とは違い、決斷が早い。

そしてアレが出るのも早い模様。

「俺は犯されたいな。ってか奪われたい」

Aが言う。

こいつ筋馬鹿の癖にM野郎だったとは……。

「おいおい……A。俺は見損なったぜ。お前を。今まで鍛えてきた、その筋はなんの為に使うんだ？　をイカセル為のものだろ？」

B。お前は普通にしていたらカッコイイんだ。だけどね、お前の発言は々と問題があるんだよ。

「ぼ、僕は……犯したいな。それでいつもはの子と間違われるけど男って所を見せつけたい！」

「おいおい……D。そんなことを言うのはチンコにが生えていえよ、はははっ」

て、てめぇーー！

Dになんてことを言いやがる。

そして俺に報をありがとう、B。

「って、お前！　Dのチンコみたのかよ！」

「あたりまえだろ。トイレ中にちらっとな。本當に子供だったぜ、ははっはっ」

こいつ今日は々とぶっとんでんな。

告白されて浮かれてやがるのか！

こいつイケメンだからって調子乗ってやがるな！

「そ、そんなことないよ！　最近、生えたもん！」

「じゃあ、見せてみろよ。D」

「おい、B。落ち著けよ」

流石、A。

こういう時はいつも頼れる男だぜ。

「俺がぐ」

おい！　だから何故、お前がぐんだよ！