《俺の妹が完璧すぎる件について。》3話--③ 俺の妹がロボットかもしれない

キーンコーンカーンコーン

もう1校時目が終わったのか。

はい、ここで問題です、今俺は何をしているでしょうか。

チクタクチクタク

正解は、「反省文を書かされている」でしたぁーー。

ちきしょう、なんでぶつかっただけでこんなめんどくさいことしなきゃならねーんだよ。

あと冗談で「すぅううぃませぇええんでしたぁぁ(変顔)」って言っただけじゃないか。

説教くらったあと別室で反省文書かせるとか…。

人生つらたん。\(^o^)/

まぁ反省文とか「次からはやりまてん~、ごめんなさい~」って適當に書いときゃなんとかなる。

反省文の続きを書こうとしたらドアの向こうから

男の人の聲とぷりてぃ妹の聲が聞こえた。

俺がドアに耳を近づけたら會話が聞こえた。

紗羽「あの、先生、第二音楽室ってどこにありますか?」

         ふむ、男の方は先生なのか。

先生「誰か探しているのか?」

         え~、誰この人、ほんとで先生??聞いたことない聲なんだけど。

紗羽「足立先生に用があって…、職員室に行ったらそこに居られると言われたので…。」

          はぁあ、妹よおおお、お兄ちゃんここにいるよ、ここだよ、ここ~。

先生「そうか、第二音楽室はここの棟の3階だ、ここの階段を使ってすぐ右に行くと著くぞ。」

          だからコイツダレ、なんか怖いんだけど。

先生「ところで君はなん組の名前はなんていうんだ??」

           うわ、こいつやべぇぞ、個人報聞きやがった、いざとなったらお兄ちゃんが助けにいかなきゃ。

紗羽「えと、7組の神田紗羽と申します。」

先生「おぉ、やっぱりか!!今職員室で話題になってるよ~!!人なうえに勉強もできるんだってね!」

            うるせー!だれだおまえ!

紗羽「あの…、手を離してくれるとありがたいのですが…。」

            はぁぁああぁぁあ!!?何勝手に握ってんだよ!?こんにゃろ~!!羨ましいぞ!!

とかいってる場合ではなーーい!!!

今妹が襲われてる(手を握られてる)んだ!!急いで助けにいかないと!!

ガラガラッ

蒼士「おいお前っ!!手を離せっ!!」

紗羽「お、お兄ちゃんっ!?なんでここにいるのっ!!?」

そこにいたのは紗羽と生徒指導のめっちゃ怖い先生だった。

コイツ、聲変えることが出來るのか…、そのスキル俺にもくれ。

生徒指導の先生「おい…お前……だと……??」

その聲はいつもと変わらない聲だった。

コイツ…、かわいい子には聲変えやがって。

俺、來世は可の子がいいな。

あ、生徒指導の先生がこっちきた。

よし、ここは逃げるが勝ち。

ってことで逃げまーーす。

生徒指導の先生「あ、おいっ、待てっ!!」

妹がこっち見ながらポカーンってしてるー、かわいいー。

もういろんなことありすぎて人生つらたん。\(^o^)/(※2度目)

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