《田中と山田》田中と山田その6

『…田中、俺さ。』

「どうした?山田?」

『俺、人並みに理想の將來像ってのがあるんだ。』

「へぇ。(お前みたいな今が楽しければそれで良さそうな奴にも將來を思い描くだけのオツムがあるのか。)」

『………まあ、サラリーマンにでもなって、そこそこ稼いで、できれば家族がしいんだ。』

「堅実だな。」

『まあな。俺、平の凡だから。』

「どうりで

出目が良くて金ばっかり貯まっても満足してない訳だ。」

『孤獨の金持ちとかやだよ。

家族がしいよ。』

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