《田中と山田》「田中」と『山田』その23

「田中」と『山田』その23

前回のあらすじ

続いた

『花見だ ︎』

「屋臺だ」

『人ごみだ ︎』

「もうムリ帰る。外しんどい。」

『諦めんなよ!』

綿あめ、タコ焼き、焼きそば、そういやりんご飴も買った。

外は嫌いだと田中は言うけど、その割には周りを見渡していつもより楽しそうだ。俺が手を引っ張ったら、あいつはいつも付いてきてくれる。申し訳なさ半分、安心半分。

「だがしかし、本當の安心は外には無い。」

『勝手に人の心を読むなよ。』

ー繋いだ手を、振りほどく勇気はありますか?ー

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