《神は思った。人類の7割をアホにして、楽しく見守ろうと》俺は思った。俺ほどできた自宅警備員はいないだろうと
俺の朝は早い。
7時
起床し朝食を摂る。今日は鮭の塩焼きに味噌、納豆にご飯。朝ごはんのテンプレといったところ。朝食を済ませたのち家族の洗いをする。ここで重要なのが食に付いた汚れを先に拭くこと。それをすることによって洗剤の消費を抑え、尚且つ円に食を洗うことができ時間短ができるとゆうわけだ。
8時
今日は燃えるゴミの日。近所のおばさんと挨拶をわしながら、ゴミステーションへ向かった。そこでいつもすることがある。それは貓と戯れること。この辺りに住み著いてるらしく、行くと大いる。とても人懐っこか可い。癒される。
8時15分
これで母から頼まれてた任務、午前の部は終了。ここで12時まで自由時間だ。とは言っても特にすることがない。いつも通り、楽を演奏して、本を読んで、勉強して、PCでゲームをして。大こんなじで時間が過ぎて、いつのまにかお晝になっている。
12時
今日のお晝は何にしような。冷蔵庫の中は……うん、これがあるからオムライスにしよう。
12時30分
ふぅ〜〜
お晝ご飯を食べたからだろうか。とても眠い。暇だし晝寢でもしよう。洗いは夜ご飯の時に一緒にしよう
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14時
んーー、よく寢た。よし午後の任務を開始するか。まずはお風呂掃除から始めよう。手際よくやって行こう。浴槽を洗って、床を洗ってそれからそれから…………
14時30分
よし、風呂掃除完了。次は……牛の調達か。今日はどこのスーパーが特売か、俺の報収集力があればどのスーパー1番安いかあっという間に……カタカタカタカ……パンッ!!丸わかりだ。ガス栓よし、戸締まりよし。警備は良好、いざスーパーへ!!
15時15分
家の中は……特に異常なし!早速牛を冷蔵庫へしまおう。これで牛調達ミッション完了。しかし、また暇になってしまった。どうしたものか……白い花火でも打ち上げるか!
15時20分
はぁーはぁー。流石俺の右手ゴットハンド。あっという間に打ち上がった。コイツと俺は以心伝心、俺の息子のツボをよく理解してやがる。最高の右手パートナーだぜ!………あぁ………虛しい……いや、落ち込むな俺!まだチャンスはある。そうなれば彼を作るため、子けするネタでも集めるか
17時45分
なるほどー、子はこうゆう話題に食いつきやすいのか。いい勉強になる。って、もうこんな時間!!夜ご飯の準備を始めないと。PCのシャットダウンを確認。部屋の消燈を確認。臺所へ、レッツゴー。
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18時15分
よし、生姜焼き完。中々の出來栄えだ。今日も2人とも遅いらしいから先に食べてよう。
「いただきまーす」
流石俺、普通にうまい。これなら主夫になれるな。むしろなれる自信しかない。
18時30分
「ごちそうさまでした」
うまかったー………はぁー洗いしないと……あーきたくない、でもかないといけない。なんだこの悪循環は
18時45分
よし……やるか
18時50分
ふぅー終わったー。ここで座ったらもうけなくなる。よひ、この勢いでお風呂にっちゃおう。
19時30分
ふぅーいい湯だったー。やっぱりお風呂は最高だ。疲れを癒してくれるし、があったまる。だがしかーし!そんな火照ったに冷たーいアイスを投!からだ全に広がるこのヒンヤリがたまらない。テレビでも見ながら食べよう。
21時00分
いやー最高に面白かった。この番組はいつも面白い。21時か……もうやることないな……明日學校だしもう寢るか
俺は、一級自宅警備員を務めている久喜ひさき 二貴太にきた だ。みんなは俺のことをH・Nと呼ぶ。ほんとカッケー・二貴田の略語だそうだ。俺は自分の顔をカッコいいと思ったことないが、周りが勝手に呼ぶのだからしょうがない。
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そんな俺が、なぜ一級自宅警備員を名乗っているのか。それ勿論俺1人で全て出來るからだ。學んだ事を活かし、円に事を進めるための司令部。PCで々な報を集める報部隊。報を元に行する実働部隊。それが俺が一級たる由縁だ。
ところで……君たちは自宅警備員をどこまで理解している?どうせあれだろ、引きこもりの言い方をカッコよくしただけとか思ってるのだろ?そんなことはない。
この職業は、自分の得意なことを最大限いかすことができ、尚且つ、その得意分野で家族を手助けする。これらが出來て始めて自宅警備員を名乗っていいのだ。
稀にいるだろう。食費、熱費、通信料とゆう親からの恩恵をけながら、さも當たり前のように何もせずに暮らす人たちを。それは自宅警備員とは呼ばず、ニートと呼ぶのだ。俺はこの恩恵を忘れず親に別の形で返す。故に俺は職業に誇りを持っている。
しかし、一級自宅警備員の俺でも、この職業を続けるのは辛く険しい道のりだ。特に親からの視線、これが1番辛い。過去、親にこんなことを言われた事がある。
「あんたさ、家の事してくれるのはありがたいんだけど、友達とかいないの?」
流石にこの言葉は心に刺さった。決して友達がいないわけではない。ただ遊ばないだけ。俺自、外出があんまり好きでないのも理由の一つだ。
そんな誰とも會うことのない俺の休日はこんなじで過ぎていき、また憂鬱な月曜日がやってくる。
月曜日・朝
俺は高1の時から早めに登校している。家にいても特にやる事もないし、かと言って登校してもやる事はない。だが、家にいるよりましだと考え早めに學校に登校していた。
そんな退屈な朝は高2から変わる。同じクラスになった人が俺とほぼ同じ時間に登校するからだ。退屈だった時間は一変、楽しい時間へと変わり、今では話すのが日課のようになっている。そして今日もいつものように、たわいもない會話をしている
「なんで土日ってこんなに早く終わっちゃうんだろなー」
「楽しいかったからじゃねーの。授業とかもそうだろ?面白い先生の授業は早く終わるけど、つまらない先生の授業はやたら長くじる。それと同じだろ」
「あー、確かに。可い子が出てるA◯だとすぐにイクけど、可いくない子の◯Vだと全然イカないないもんな。なるほど、そうゆう事だったのかり、これで俺の中の10の謎のの1つが解けた」
「いや、それは右手の速さによるだろ。はぁーお前は良いよな。そんなアホみたい事を考える暇があって。俺の悩みはそんな簡単に解決できないってゆうのに」
「そんな多忙な君に短時間で抜けるオススメのA◯を教えてあげよう」
「そんなん結構だ。俺は求不満じゃない。ただ単に隣の奴にストレス溜まってんだよ」
「なーにいってんたよ。毎日隣同士でイチャコラしてー。お前は知らないと思うけど、小早川さんが男子とまともに會話してるの工藤だけだからな。羨ましい」
「またその話かよ。何回も言うが俺はあいつと會話なんてしてない。俺はただ単に弄られてるだけだ。されてるこっちのになれ」
「弄ってもらってるだと!?それは親な関係じゃないとしないだろ。羨ましいなー、俺も弄られたい」
「えっ……弄られたい?お前ってマゾだったの?悪い、マゾがうつるから近寄らないで」
「えっ、いや、ちょっと待って。なぜ俺はマゾ認定されているの?俺はノーマルだ!」
「だって、弄られたいって言ったじゃんか。いや、いいんだ。自分を誤魔化すな、ありのままの自分をさらけ出していけ。俺はそうゆうのいいと思うぞ」
「そうゆうなら、なぜ離れる。言ってる事とやってる事が逆じゃないか」
「いや、だってキモいじゃん」
「おーーい!!じゃあ最初から言うな!」
「あー悪い悪い」
「絶対に悪いと思ってないだろう」
「そんなの當たり前じゃん」
「んも!工藤くんなんて嫌い!ぷんぷん」
「普通にキモいな、まだマゾの方がいいわ。話し変わるけどさぁ、土日はどっか行ったのか?」
「家でイッた」
「A○の話しから離れろ。そもそもお前の事なんて聞いてないし、逆に外でイッたって言われたら焦るわ。俺が聞いたのはどっか出かけたのかってことだ。どうせ外出してないと思うけど」
「おいおい、俺を馬鹿にしてるのか?今回の休日は一味違う。そう、俺はスーパーへ牛を買いに行ったのだ!!」
「おーヒキニートとにしてはよく頑張った。褒めてやる」
「あのな工藤。何回も言うが俺はヒキニートではなく自宅警備員だ!ちゃんと家事もしてるし、學校にも行ってる。そもそもヒキニートの定義とはーー」
「あーわかったよ。お前は自宅警備員だ」
「わかればよろしい」
「自宅警備員を名乗るのは勝手だが、家に居すぎるのどうかと思うぞ」
「まあな、俺もたまに思うし、親にも言われる。そのたびに心が痛む」
「だろうな。俺が親でもそうなるわ。………じゃあさ、土曜日にでも何人かってどっか遊びに行くか?」
「おーー!いいな、遊ぼう!」
「よし、決まりだな。人數は俺が適當に集めとく。それでいいか?」
「おう!頼んだ。………そんな優しい工藤に折りって頼みがあるのだが……」
「ああ、いいぞ。ただし出來る範囲でな」
「その點は多分………大丈夫だ。あのだな、できれば小早川さんをってほしいのだが……出來るか?」
「出來る出來ないに関わらず、俺はアイツをいたくない。あいつが居るだけで地獄へと変わる。そんな地獄に長時間いたら俺が神的に死ぬ。お前もただでは済まないぞ?」
「そこをなんとか。小早川さんとしでも仲良くなりたいんだよ。頼む、この通りだ」
よっぽど仲良くなりたいのだろう。久喜の必死さが伝わってくる。が、久喜の頼みを聞いてやりたいと思うより、小早川と関わりたくないと思う方が強い。
『めんどくさい事になったな。アイツが來れば確実に俺は死ぬ。どうしたものか。いや、考え方を変えよう。小早川と久喜を仲良くさせればいいじゃないか。2人を同じ行をさせ俺は別のやつと行する。そしたら俺への負擔が軽減させれる。そして、うまくいけば、小早川の興味は久喜へと向き俺の學校生活は平穏へと導かれる。今後の事を考えると、小早川をった方がメリットが高い。小早川をわない理由がない』
工藤はゲスい事を思いついてしたまった。
「………わかった、良いだろう。だだし條件がある、それはだな俺と小早川を別行させること、これが條件だ。こんくらいなら出來るだろ?」
「余裕で出來るが、工藤は本當に小早川さん嫌いだな」
「當たり前だ。もしクラスの生徒數が俺と小早川の2人だけだったら、俺は迷い無く登校拒否を選ぶ」
「私がどうかしましたか?」
「「!?」」
2人は小早川の突然の聲にビクつく。そりやー誰でも突然話しかけられたらビックリするのは當然だ。しかし、2人がビックリした理由はそれ以外にもあり、それぞれ異なる理由でビックリしていた
『うっわ小早川。タイミングが悪いし、朝から絡まれるとか最悪だ。今日は最悪の1日になりそうだ』
その一方
『うわー小早川さんだ。工藤と話しててよかったー。朝から小早川さんに話しかけられるとか最高!!今日はいい1日になりそうだ!』
小早川の真の姿を知らない者と知る者。これほどの差が出るのだ。なんせ見た目はいいから。
そんな突然の異常事態にビクつくなか、瞬時に対応し機転を利かせたのは工藤だ。
「い、いいタイミングで來た。実は土日のどっちかで遊びに行く話になっているのだが、お前も來るか?」
久喜は機転を利かせた工藤に拍手喝采。
『おー。工藤ナイス!よく瞬時に遊びに行く話しに持っていった。流石幾多もの修羅場を潛り抜けているだけあるな』
「それには蓮くんも參加するんですか?」
「まぁ、そりゃーな。俺が計畫したしな」
「じゃあ是非行かせてもらいます!!とても楽しみです!一日中蓮くんを弄られるなんて、最高の日になりそうです」
指をの前で差させながら、笑顔で目をキラキラと輝かせている。小早川に慣れてない久喜は、その姿に隣で失神寸前。それとは対象に俺は全くときめかない。なぜならコイツの笑顔に何度痛い目にあったか知っているからだ。
「俺は、最悪の日になりそうだな。まあそうゆう事だから、土曜日は空けといてくれ。それと、まだなんも決まってないから、行きたい場所とかもついでに考えといて」
「わかりました。それでは今日も頑張りましょうね!」
「お、おう」
小早川はさっきの笑顔を維持したまま、席の方へと歩いていった。その景を見ていた久喜は俺に嫌味たらしく話しかけてきた。
「やっぱりお前は羨ましいよ。あの小早川さんに笑顔で''今日も頑張りましょうね''なんて言われて。俺はその一言で1日笑顔で過ごせる自信がある」
「相変わらずお前の頭はお花畑だな。いいか、あれは裏を返せば、''私を楽しませるために頑張りなさい''とう事だ。そんな事を笑顔で言うアイツって最低だと思うだろ?」
「それでもいいから小早川さんと話したい。工藤が思ってる以上に會話を立させるのが難しいんだよ。なんか言っても''そうなんですか''とか''すごいですね''と言った返答しか返ってこないんだよ」
「そっちはそっちで苦労してるんだな。次の土曜日でしでも話せるようになればいいな」
「おう!俺は頑張る。頑張って小早川さんと話せるようになる!」
「頑張れー」
久喜は小早川と仲良くなるため
工藤は小早川から自分への興味を曬すため
今、2人の思がきだす。
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