《僕の日常生活は終わってる。》小森雪の標的は守⁉
ルナが家に來て一週間がたって守の気持ちも落ち著いてきたとこなのだが、やはり慣れないことがいくつかある。
その一つはルナが朝風呂の時である。ルナは毎日朝、風呂にるのだがそこまではいい。しかしルナはいつもで出てくるのである。
昨日も守は注意したはずなのにルナは普段と変わらずで出てきたのである。(もちろん今日も全く変わらない)
守の恥ずかしさを隠すようにして高い聲が家に響き渡る。
「だからルナ!いつも言ってるだろ!で風呂から出てくるなって。」
慌てて目をそらす守だがいつもの景なので最近はそこまで恥ずかしくないらしい。今部屋から出てきた日菜は呆れて二人の様子を見ているのだった。
「おはよう。ルナさん。守。」
「おはっよう!日菜!」
ルナは朝からいつも元気だ。そこで慌てて守がこの狀況を弁解しようとする。
「なぁ、日菜からも言ってくれよ。ルナにで出てくるなって。」
日菜は守をしからかうようにして
「まぁ別にいいじゃん守も見慣れている景だし。守も高校生だからこういうの見れて実はうれしいんじゃないの?」
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慌ててそのようなことはないと言おうとする守だが、もうとっくに日菜にはバレていた。その景をルナは笑顔で見ていた。(日常が楽しいということだろう)
今日は原野家にとって特別な日である。それは朝食を日菜が作るのではなくルナが作るというのだ。昨日急にルナが言い出したことであった。
それは日菜とルナが一緒に買いをしているときにルナが『いつもお世話になってるから明日は私が朝食を作るよ』と言った。それを日菜は快くけれた。
それを聞いた守は『ルナにそんなことができるのか』と驚いていた。
朝風呂を終えたルナだったが、ルナにしては珍しくもう朝食を作り終えていた。
「守、日菜朝食できているから早く食べよう。」
ルナはいつもとはし違う笑顔でこちらを見つめていた。ルナにとっては自信作らしい。
今日の朝食は卵焼きとごはん、そしてアサリの味噌だった。
そして守達が卵焼きを口にした瞬間目を輝かしていた。
「「おいしい!」」
日菜はそこまで驚いていなかったが守はとても驚いていた。なぜなら、守にとってルナは『日常も普通に過ごせないのだから料理なんてできるはずがない』と思っていたからだった。
「ルナ、お前料理できたのか?」
「うん、アメリカにいるころ暇だから料理していたの。日本にもし興味持ってたから。まさかこんな形でふるまうとは思ってなかったけど。守達にそういってもらえてうれしいよ。」
ルナはし恥ずかしそうだった。
朝食を終えた後、守は自分の部屋にいた。部屋の整理をしているようだった。守はそろそろ學校が始まる。宿題はなるべく早く終わらせており、あとは散らかった部屋を今月中に片づけなければいけないのだった。
片づけている守のもとにルナが部屋にってきた。
「守・・・今日の朝食どうだった?」
先ほどおいしいといったはずなのでなぜかと守は聞き返した。
「それは本當に守の口にあってたのかって聞きたいからだよ。」
「もちろんとてもおいしかった。これからもルナの朝食楽しみにしてるな。」
そういうとルナはとても笑顔になった。そして散らかってる部屋でルナは守に抱き著く。ルナのやわらかいが守の背中につく。そして勢いで守は部屋から飛び出してしまった。
「なにすんだよ!」
守は照れを必死に隠す。するとルナはムスッとした顔で守のことを見て
「別にいいじゃん。恥ずかしいことしてるわけないんだし。」
守にはルナが別のことをしにきていたのだとようやく理解した。
「で、何しに來たんだルナ。」
するとルナは一回自分の部屋に行き何かを取り出してきた。どうやらチョコらしい。
しかし、守はこの後本を買いに行かなくてはならなくさらに友達と一緒に買いに行く約束もしている。
ルナが作っチョコは量ということなので玄関で食べることにした。
「守、あ~ん」
ルナはとてもうれしそうだ。
守は仕方なくルナのあ~んをけれることにした。
食べてみた結果…『まずい!』そう思ったが口にしてはいけない。このチョコは全くと言っていいほど甘くない。たぶんルナは砂糖を塩と間違えたようだ。
ルナはおいしいという言葉を待ってると悟った守はおいしいと言ってあげた。そうしたらルナは『もっと食べて』と迫ってきた。
「ルナごめんもう行かなきゃ。」
「まってよ、まだ想聞いてないのにー、だったら本屋さんまで私がついていけばいいか。」
「は?、でも友達になんていえばいいんだよ。」
相當守は困ってる。なぜなら守の友達にルナを見せたら間違いなく彼だと思われるからだ。そういうのが守は嫌だった。
なんとか家を出ることに功した守はふと後ろを見るとルナが走ってくる。本屋までは長い一直線の道となってる。そしてルナは運が得意だ。追いつかれたらなんて言われるかわからない。
だから全速力で走ることにした。このとき守は思ってもいなかった、まさかあんなことになるなんて。
しばらく走るのに夢中になっていた守は前にいたにぶつかった。そして二人は転びついでに守はそののまたの真ん中に鼻が埋もれてしまった。
そのは顔が赤くなり守の顔を蹴る。守は『すいませんでした!』と言いその場を去っていった。
倒れているに後から來たルナは話しかける。
「大丈夫?ごめんねー、私が追いかけてたから。あなたの名前は?」
「小森雪です。」
真面目そうで銀髪の。だいたい高校生くらいだと思う。
「あのケダモノ(守)のことを知ってるのですか?」
確かに守をケダモノ呼ばわりするのは無理もない。ルナは雪に守はどんな人なのか説明した。
「ほうほう。つまりあのケダモノは守といい、ケダモノだが真面目なところはあると…」
ルナの説明はししか伝わっていないようだった。ルナは慌てて弁解する。
「別に、日頃からケダモノっていうわけでは……ないよ‼」
ルナは原野家に雪を招待することにした。歩きながら雪とルナは話している。
「あ、そうだ!自己紹介遅れたねー私はルナよろしくね。」
「よろしくお願いします。なぜあなたは私を家に招待しようと思ったのですか?」
「まあ、可い雪ちゃんに守が変なことしたからね。さらに守どっか行っちゃったし。そのことのお禮ってじかなー」
雪は顔を赤くしていた。可いと言われたのは初めてらしい。
「私が可いですか?」
「うん。守にはあとできつく言っとくから、それとも雪ちゃん守が返ってくるまで家にいる?」
「そうします。あのケダモノにきつく言います。そしてあのケダモノに恥ずかしいと言わせるまでこの町にいることにします。」
「え、雪ちゃんこの町に住んでないの?」
し悩んだ後、雪は自分のを暴した。
「はい。私は日本中の町にいきどの町だったら楽しく過ごせるか見學中です。この町にはまだいる価値がありそうです。」
「だったらこの町にいたほうがいいよ!この町は楽しいから。」
そのあとも楽しい話をしながら家に著いた。ルナと雪はいつの間にか仲良くなっていた。
「お帰り、ルナさん。あれ、そちらの方は?」
日菜が不思議そうに玄関で聞く。
「小森雪です。」
「ルナさんの友達?」
「友達だよー、さっき友達になったばっかり。守がこの子に変なことしちゃって。」
日菜はどんなことなのかわからなかったが大予想はつくのでそのことについてはれないようにした。
「こんにちは雪さん、これからちょうどお晝ご飯作るから一緒に食べてかない?」
「いいのですか?ではお言葉に甘えていただくことにします。」
お晝を作り終えたのは11時半。雪は張しているのか何もしゃべらない。そして3人が席に著き今日のメニューのラーメンを食べた。
まず雪が言葉にしたのは『暖かい』という言葉だった。それを日菜とルナが不思議そうに見ている。
さらに雪は喋る。
「誰かと食事を言うものをしたことがなかったのでとてもうれしいです。ありがとうございます。」
ルナと日菜は嬉しそうに食べる雪を笑顔で見つめていた。
それから3人は子トークをしたり、お菓子を食べたり、トランプなどをして遊んだ。時間はあっという間に過ぎていった。
すると玄関の音が開く音がした。
「ただいまー。あれ?誰もいないのかー」
守が家に帰ってきた。そして守を見つけた雪は目つきが鋭くなる。
守はルナか日菜の友達かぐらいに思っていた。そして雪は守に近づく。
守は優しく挨拶をした。
「こんにちは、俺、原野守って言います。」
雪はとても怒っている。なのに守は火に油を注ぐようなことを言う。(守は朝ぶつかったが雪だということに気づいてない)
雪はイライラした口調で守に問う。
「今朝あなたが私にしたこと覚えてないんですか。」
「え、俺が朝君にしたこと、う~ん……」
次の瞬間守は顔が青ざめていく、思い出したのだ、今朝にしたことを。
「あの時はほんっとにごめんなさい!」
そしたら雪は守に軽くビンタした。顔を赤くし、恥ずかしそうに
「なんで覚えてないんですか!このケダモノ!」
と言い放った。雪の我慢が限界を超えたようだった。
守は何が何だかわからない様子だ。
「いいですか。今日あなたにされたことは私にとって最大の恥です。だからあなたに恥ずかしいと言わせるまでどんな手段を使ってもこのお返しをさしてもらいます。今日からあなたは私の標的です。」
こうして守はどんどんおかしな日常生活となっていくのであった。
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