《うちの姉ちゃんはこわい》夕食の相談
おれは小學生にして、スマホを持たせてもらっている。
母さんは家にいないことも多いから、姉ちゃんたちと連絡を取りやすくするためだ。
部屋でマンガを読んでいると、不意にスマホが鳴った。メッセージが屆いたらしい。
見ると、家族のグループチャット(両親いないバージョンのグループ)でのやり取りだった。
茉『お母さん、今日遠征だから、私たちで外食してもいいって』
茉『何食べたい?』
外食かぁ。久しぶりだなぁ。しかも姉ちゃんたちと。
すると、早速だれかの返信。
桜『ならなんでもいい』
柚『じゃあ魚にしましょう』
桜『話聞いてねぇのかお前』
柚『魚ですがなにか(挑発するスタンプ)』
桜『(怒ってるスタンプ)』
二人とも、仲がいいんだか悪いんだか。
『魚ととどっちもあるところにしたら?』
桜『斷固拒否』
なんでだよ……。
茉『ハルちゃんは何がいい?』
『ラーメン』
桜『まさかの第三勢力w』
桜『でもあたしはラーメンでもいい』
意外にも、サリ姉がおれに同調してくれた。
柚『私は回らないお壽司がいい』
茉『ふざけんな♪』
柚『ごめんなさい』
『ユリ姉はお壽司以外だと何がいいの?』
柚『サラダバイキング』
桜『雑草でも食ってろw』
『ユリ姉をいじめるな』
桜『あ?(怒ってるスタンプ)』
『何でもないです』
ごめん、ユリ姉。守れなかった。
茉『で、結局どうするの?』
茉『このままだとそれぞれ買ってきて食べることになるわよ』
『あのさ、ファミレスでよくない?』
桜『よくない』
柚『よくない』
茉『じゃあもう、じゃんけんで決めて』
すると、ユリ姉とサリ姉がおれの部屋にってきた。
って、みんないるなら直接話せよ!
12ハロンの閑話道【書籍化】
拙作「12ハロンのチクショー道」の閑話集です。 本編をお読みで無い方はそちらからお読みいただけると幸いです。 完全に蛇足の話も含むので本編とは別けての投稿です。 2021/07/05 本編「12ハロンのチクショー道」が書籍化決定しました。詳細は追ってご報告いたします。 2021/12/12 本編が12/25日に書籍発売いたします。予約始まっているのでよかったら僕に馬券代恵んでください(切実) 公式hp→ https://over-lap.co.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=9784824000668&vid=&cat=NVL&swrd=
8 141悪魔の証明 R2
キャッチコピー:そして、小説最終ページ。想像もしなかった謎があなたの前で明かされる。 近未來。吹き荒れるテロにより飛行機への搭乗は富裕層に制限され、鉄橋が海を越え國家間に張り巡らされている時代。テロに絡み、日本政府、ラインハルト社私設警察、超常現象研究所、テロ組織ARK、トゥルーマン教団、様々な思惑が絡み合い、事態は思いもよらぬ展開へと誘われる。 謎が謎を呼ぶ群像活劇、全96話(元ナンバリンング換算、若干の前後有り) ※77話アップ前は、トリックを最大限生かすため34話以降76話以前の話の順番を入れ変える可能性があります。 また、完結時後書きとして、トリック解説を予定しております。 是非完結までお付き合いください。
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8 54ぼくには孤獨に死ぬ権利がある――世界の果ての咎人の星
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