《目覚めると何故か異世界に!》第5話 冒険者ギルド

王都に向かいながら、今後どうするか考えているとアッシュが話しかけてきた。

「王都で仕事を探すなら、冒険者ギルドを訪ねるといいよ」

冒険者、そういった仕事もやはりあるのか、まさしくファンタージーである。

「冒険者って何するんすか?」

「基本は、依頼を達して報酬を得るってのが多いかな?」

「たまに、王國とかに依頼でダンジョンの攻略とか、魔退治もあるけどね」

(なるほど、イメージは俺たちの世界の漫畫やゲームに近いんだな…)

「俺達でもなれるものなのか?」

「そうだね、まず適正試験と、魔力測定をけて問題なければ誰でもなれる仕事だね」

(魔力測定、やはりそこが気になるな)

「それって、やっぱり俺達でも魔法が使えるのかな!?」

「さあな、タカには適正ないかもな?」

「なんでだよ!?」

とりあえず、いじっておく。

「心配ないよ、君たちからは魔力の匂いがするもん」

(魔力の匂いってなんだ)

「なにそれ、匂いとすんの?」

「気にしないでくれ、彼はよくわからんこと言うことがあるんだ」

「なによ!本當だもん!」

大丈夫かこいつら。

「特に君!シューからは、強力な力の匂いがする!」

「俺から?」

「まあ、集なら納得だな」

「そうだね、集だからね」

「ねえ、俺は?俺はどうなの?」

「君は、魔力の匂いが普通かな?」

「なんでだよ!!」

(タカは、ゲームとか好きだからな、でも俺にはそんなちからがあるのだろうか?)

「著いたぞ、ここが王都セブンスだ」

「でかいな…」

「ここが王都」

(ここから始まる、絶対に帰って見せる)

「検問ご苦労様、アッシュとセレス帰還した」

「は!アッシュさん、セレスさんお帰りなさい、ご無事で何よりです」

(検問もあるのか、王都というだけあってしっかりしているな)

「後ろの方たちは?」

「ああ、ここに來る途中で保護したんだ、彼らは魔に襲われた村の生き殘りだ」

(ありきたりな設定だな、アッシュの人徳にかけるしかないか)

「そうだったんですか!君たち苦労したな~」

いきなり涙ぐみ抱きしめてくる検問兵

((いい人過ぎない?))

皆の心がシンクロした瞬間だった。

「こいつらの、安全は俺が保証する、通行料は俺が出そう」

「了解です!君たち、王都でしっかり心の傷を癒すんだよ!」

「は、はい」

「ありがとう、ございます」

検問はあっさり終了し、れた。

「私たちは、任務の報告があるから宿舎に帰るけど、君たちはどうするの?」

「まずは、宿を探すといいだろう」

「そうします」

「ふ~ん、お金あるの?」

(お金?なにそれ味しいの?)

「...金がない!?」

「忘れてた!!」

「だと思ったよ~」

笑しながら、笑うセレス。

「お金はとりあえず俺が貸そう、宿代と冒険者登録する金ぐらいはっている」

「ありがとう、ございます!」

金の価値は日本円にするとこんなじだ。

白金貨=1,000,000円

金貨=100,000円

銀貨=10,000円

銅貨=1,000円

鉄貨=100円

単純に10倍ごとに上がっていくじだな。

「それじゃねー、困ったことあれば兵舎にいるから、おいでね~」

アッシュとセレスと別れ、宿を探すとする。

「にして、宿ってどんなところがいいんだろうな?」

「うむ、下手なところには捕まりたくないしな」

しばらく歩いていると、まだ中學生くらいのの子に聲をかけられた。

「あの!宿探していませんか?」

「ああ、ちょうど探しているが、お前は?」

「よかったー、私、マリエって言います!」

「家が、宿をしているんですが、よければ、いらっしゃいませんか?」

偶然にも、宿屋の子に呼び止められたらしい。

「どうする集?」

「いいんじゃないか?他に當てがあるわけじゃないしな」

「じゃあ、マリエ頼んでもいいか?」

花が咲いたような笑顔になった。

「こちらこそ、よろしくです!」

「ここです!宿屋、フォレストへようこそ!」

いかにも、宿屋という外観だが掃除が行き屆いているのか、清潔があり、室も問題ない。

「いらっしゃい、あら、マリエお客さんかい?」

「うん!4人のお客さんだよ!」

「合同部屋かい?それとも個別?」

(今後の相談もしやすいし、合同部屋でいいか、なにより金がないしな...)

「合同部屋で」

「あいよ、なら1週間で銀貨4枚だ」

(ふむ、意外と安いな日本とは覚が違うからか)

「朝食は朝の鐘が鳴るまでに食べにくるんだよ?お湯は言ってくれれば持っていくからね」

「わかりました、お願いします」

部屋まで移し、やっと一息付けたじがする。

(皆も疲れているし、今日は早めに休もう・・・)

END

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