《目覚めると何故か異世界に!》第12話 力の代償

(頭が凄くクリアだ、音も聞こえない、今ならわかる、こいつらは俺には勝てない...)

「おい、小鬼共ザコ、償ってもらうぞ?貴様らの罪を...」

(ゴブリンどもは、俺の魔力にビビってはいるが闘志は消えていないこいつらにとっては俺が

外敵というわけだ、力の差を量れんらしいな)

「まあ、そんな頭などないか?」

GYAAAA

一斉に襲い掛かってくる、雷切を抜きすれ違いざまに5匹を切り裂く

「雷切こいつの能は凄いな、まるで何も切っていないような切れ味に加えて切り口から雷が迸るおまけ付きか」

さて、後15か一気に終わらせてもらうぞ

「はあああ!!」

戦いは、一瞬だった、いや戦いではなく一方的な躙だった

刀を収めながら、まだ奧に気配をじてそちらに向かう...

なんだ今の音は!凄いプレッシャーだったぞ今までじたことが無いような

「なにか、來る!」

警戒態勢をとる、いったいなんだ?

「海か?」

そこには、見知った顔がいた

「集!!!」

親友の姿があった、だがなんだこの違和は?

「タカと、裕太は?」

「ついてこい」

「お、おう」

なんだ?こんな集は見たことが無いそれにこのプレッシャーは集からだったのか?

「ここだ」

し開けた、場所に出て靜かに集が言う

「タカ?裕太?」

返事はない、どういうことだ?それにここは酷い臭いがする...

「な、なあ?どういう事なんだ集?」

わかっていた、それでも聞かずにはいられなかった...

海が、疑問を投げかけてくる

「タカと裕太はここにいる」

靜かに告げる紛れもない事実を、俺のせいだ

「なぜだ...?」

「海、俺は...」

「そんな力があって!!どうして2人を守ってくれなかったんだ!?」

をぶつける海

「すまない、俺に戦う覚悟がなかったんだ...」

そうだ、俺には覚悟が足りなかったせいで力を扱えなったんだ...

「言ったよな?頼むって俺言ったよな!!!!」

「すまない」

「ふざけるな!!」

海に毆られ、僅かに口を切る...

「俺の攻撃でもこんな傷しかつけられない位に強いくせに!!お前になら、任せられるって信じていたのに!!!!」

(ああ、俺はお前の期待を裏切ったんだすまない...)

「すまない」

「それしか言えねえのか!!!!」

「...すまない」

「ああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」

泣き崩れる、海

「本當にすまない」

「くっ!!」

海は、毆れなかった集の涙を見てしまったから、それでも集を許すことができなかった

皆を守ることが信念だったから

そこからのことは正直あまり覚えていない、ギルドからの救援部隊に救出された俺たちはそのまま王都へ帰還した...

生還者2名

殉職者2名

ギルドside

「シューさんたちのパーティー2名が殉職されたようです」

「そうか、雷のは生き殘ったんだろう?」

「はい...」

「シェリー何か言いたそうだな?」

「...なぜ、彼らをゴブリンロードの巣へと行かせたのですか?あれは通常なら練の冒険者でなければ依頼しないような仕事ですよね!」

「そうだな、昨日今日にった奴らにけさせるような仕事ではないでしょうね」

「なら、どうして!?」

「試したのさ、シューが本當に雷を継ぐものかどうかを」

「そんな...死者まで出たのに...」

それでも、覚醒はなったあとはお主次第だぞシュー

?????side

「雷は覚醒したのか?」

黒いローブを纏った男が言う

「ああ、これで最後のピースが揃った」

嬉しそうに黒ローブの1人が言う

「全ては、これからだ」

集の力の覚醒により語は加速する...

END

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