《俺の大好きなアイドルが妹だった?!(仮)》1話 「ライブ」
 これからなるべく早く投稿したいと思ってはいます。( ̄^ ̄)ゞ
 Mainのライブ當日の朝。
 俺と涼は全速力で走っていた。
 全速力といっても帰宅部の2人の全速力は小學生の全速力よりも遅かった。
 
 今も何人かの小學生に抜かされ煽られた。
 とりあえず何故走っているのか簡単に説明しよう。
 朝起きる。
 二度寢する。
 また起きる。
 集合ギリギリの時間になっている。
 涼に電話する。
 涼も寢坊していた。
 まぁこんなじだ。二度寢が日課の2人に朝早く起きるのは無理があったようだ。
 「「はぁはぁはぁ…」」
 2人は立ち止まり俺は手を膝について、涼は柱のようなものに手をつき息を切らしていた。
 目の前にはバスを待つ行列があった。おそらく全員Mainのライブに行く人達なのだろう。
 「…とりあえず並ぼう。」
Advertisement
 涼が苦し間際に言うと俺は列の最後尾へ重い足を運んだ。
 涼も遅れてくると俺が口を開く。
 「…チケットは持ってきたよな。」
 すると涼はニコッと笑いポケットからチケットを2枚出した。
 「大丈夫だ。しっかり持ってきたぞ。」
 走っている時、涼は何回もポケットにあるチケットを確認していた。
 「よし、行くぞー!」
 俺は拳を天高く掲げ言う。
 「おー!」
 涼も真似て同じポーズをとる。テンションが上がっている2人は周りの目線など全く気にしていなかった。
 數十分後。
 「マジですまん。」
 俺はライブをやる會場近くのバス停で涼に深々と頭を下げていた。
 「まさか財布を忘れてくるとは…」
 俺は頭を上げ自分に呆れているように言った。
 「いつかこの借りは返してもらうからな。とりあえず今は會場に急ぐぞ!」
 「ああ…」
 俺は涼の言葉に渋々答えると會場に目を向ける。
  會場はドーム型で確かステージが真ん中につくられている。
 流石世界をにかけるアイドルグループ『Main』だ。各國のマスコミなど多國の人達までいてもう日本なのか分からなくなる。
 おそらくこの大勢の人のほとんどがチケットを持っていない者達だろう。
 俺らも前までそのの一人だったが今日は違う。選で選ばれた3萬人のみが観れるライブに當たったからだ。
 俺たちは足早で人混みを駆け抜けり口に著く。
 そして會場へ足を踏みれた。
 
 會場はまだライブが始まっていないのにすごい熱気で息苦しい。
 「ついに來たな…」
 涼がボソッと聲に出す。
 「そうだな…」
 俺はそう答えたがあまりにも現実味がなく、唖然としていた。
 その時、會場の燈りが全て消えた。
 「始まった…」
 俺がそう言った次の瞬間、ライトがステージの中心を照らした。
 「ららら〜ら〜ら…」
 のような歌聲が會場に響きわたった。
 俺と涼は照らされいる人影を凝視する。
 「「あいちゃ〜ん!!」」
 そんな男達の聲が耳元で聞こえ耳を思わず押さえた。
 続いて今度はその両端が照らされそして…
 「「ゆきちゃ〜ん!るなちゃ〜ん!」
 またもや耳を押さえた。おそらく非公認のファンクラブとかだろう。
 俺はその気勢に負けまいと思いっきりぶ。
 「あいちゃ〜〜〜ん!!!」
 その時、『あい』が一瞬こっちを見た気がしたが思い込みだろうと気にしなかった。
 そして俺と涼はライブを目一杯楽しんだ。
 「はぁ〜終わっちまったな。」
 近くの公園のベンチに仰向けで寢転んでいる涼がため息とともにそう言った。
 「あぁ…」
 俺は生半可な返事をする。
 「どうしたんだ?いつもならウザいほど口をかすのに。」
 涼にそう言われ俺は口を開く。
 「いやさぁ、俺あいちゃんと目が合ったような気がするんだよな〜…」
 「いや、思い違いだろ。てかキモ!」
 その言葉に俺は怒りの表で言う。
 「お前にだけは言われたくないわ!!でもやっぱ俺、どこかであいちゃんと會った気がするんだよな〜…」
 「はいはい分かった分かった。てか帰りの資金どうするんだよ!お前のせいで帰れないだろうが!」
 「あ…」
 俺は"忘れてた。"みたいな顔で口をポカーンと開く。
 「あ…じゃねえよ!!」
 こうして俺はに殘る変なとうざい奴と共に徒歩で帰るのであった。
 フォロー、コメント、評価よろしくお願いします。
 次話は10月6日。
【書籍化決定】拾ったギャルをお世話したら、〇フレになったんだが。
ある日、吉永海斗(よしながかいと)はバイトを終えて家に帰ると。 一人暮らしをしているアパートに、ずぶ濡れのギャルがうずくまっていた。 なんとその子は、同じ高校に通っている1年生にして、トップカーストの中でも上位の超勝ち組。 清坂純夏(きよさかすみか)だった。 見るに見兼ねた海斗は、純夏を家に上げて獻身的に面倒を見る。 一人暮らしかつ優しい海斗に、純夏はとんでもない関係を持ち掛けた──。
8 139【書籍化決定】婚約者が浮気相手と駆け落ちしました。色々とありましたが幸せなので、今さら戻りたいと言われても困ります。
アメリアには、婚約者がいた。 彼は、侯爵家の次男で、貴重な「土魔法」の遣い手だった。 婚約者とは良好な関係を築けていたと思っていたのに、一歳年上の彼が王立魔法學園に入學してから、連絡が途絶える。 不安に思うが、來年には自分も入學する。そのときに話し合えばいい。 そう思っていたのに、一年遅れて入學したアメリアを待っていたのは、周囲からの冷たい視線。 婚約者も理由をつけて、アメリアと會おうとしない。 孤立し、不安に思うアメリアに手を差し伸べてくれたのは、第四王子のサルジュだった。 【書籍化決定しました!】 アルファポリスで連載していた短編「婚約者が浮気相手と駆け落ちしたそうです。戻りたいようですが、今更無理ですよ?」(現在非公開)を長編用に改稿しました。 ※タイトル変更しました。カクヨム、アルファポリスにも掲載中。
8 50婚約破棄された崖っぷち令嬢は、帝國の皇弟殿下と結ばれる【書籍化&コミカライズ】
【第3部連載開始】 ★オーバーラップノベルズf様から、第2巻8月25日発売予定です★ ★コミカライズ企畫進行中★ ミネルバ・バートネット公爵令嬢は、異世界人セリカを虐め抜いたという罪で、アシュラン王國の王太子フィルバートから婚約破棄された。 愛してくれる両親と3人の兄たちの盡力で、なんとか次の婚約者を探そうとするが、近寄ってくるのは一見まともでも內面がろくでもない男達ばかり。 いっそ修道院に入ろうかと思った矢先、冷酷と噂される宗主國グレイリングの皇弟ルーファスに出會い、ミネルバの人生は一変する。 ルーファスの誠実な愛情に包まれ、アシュラン王國を揺るがす陰謀に立ち向かう中、ミネルバにも特殊能力があることが判明し……。 人間不信気味の誇り高い公爵令嬢が、新たな幸せを摑むお話です。 (カクヨム様にも投稿しています)
8 185吸血鬼作家、VRMMORPGをプレイする。~日光浴と料理を満喫していたら、いつの間にか有名配信者になっていたけど、配信なんてした覚えがありません~
機械音癡の吸血鬼作家、仕事の事情でVRMMORPGを始めてみた。 最初は仕事の為にお試しだったけど、気付けば何百年ぶりの日光浴に、これまた何百年ぶりの料理。日々満喫していたけど、いつの間にか有名人になっていて……? え、配信ってなんですか?え、システムメニュー?インベントリ? そんなことより、心音監視やめてもらえませんか? 心臓動かすために血を飲むのが苦痛なんです……。
8 95超迷宮奇譚伝 『このアイテムは裝備できません!』
これは、剣と魔法―――― そして『ダンジョン』のある世界の話 初めてのダンジョン探索の日。予想にもしていなかったアクシデントで、僕――――トーア・サクラはダンジョンの縦穴へ落下してしまう。 そこで手に入れた武器は、人類史上、誰も手に入れた事のない最強の武器。 しかし――――當然ながら―――― そんな武器を僕が裝備する事はできなかった!
8 127規格外の殺し屋は異世界でも最兇!?
幼い頃公園で両親を殺されたごく普通の少年。彼はは1人の殺し屋と出會い《蒼空》と名付けられる。少年は殺し屋として育てられ、高校生になり、彼は裏の世界で「死神」と呼ばれる。 そんなある日、屋上から教室へ帰ろうとすると・・・・・・・・ 1人の少年が描くテンプレ込の異世界転移物語です。 はい、どうも皆さまこんにちは!このたび作品初投稿させていただきましたくうはくと言います。 不定期更新していくつもりですので暖かい目で見守っていただけたら幸いです!いいね、フォロー、コメントなどお願いします!┏○ペコ
8 113