最近絵を練習し始めた私です。得意なのは球を描くことです！

 …とりあえず続きどうぞ

 翌朝。テーブルに向かい合って座り朝食をとる。

 「ったく、ひどいな〜莉。」

 俺はまだ痛む首を押さえながら言う。

 莉はムスッとした表で目玉焼きを食べる。

 「ねぇ、無視は酷くない？」

 莉は目玉焼きを食べ続ける。

 「ねぇ〜？」

 俺は粘るが莉は食べ終わり食をそのままにして家を出た。もちろんメガネをかけて行く。

 (はぁ…どうしたものか。というかメガネ１つで人気アイドルってバレないのかよ。)

 俺は莉が殘した食を洗い急いで學校に向かう。

 「よっし！セーフ。」

 俺は遅刻ギリギリに學校に著く。

 「セーフってもうちょっと余裕持って來れないの？」

 そう喋りかけてきたおかっぱの可い子はクラスのマスコット、北村 凜きたむら りんだ。

 彼は自分はしっかりしていると思っているらしいが結構な天然だ。本當信じられないくらい。

 今も顔にご飯をつけている。

 俺は彼の頬に手をやり米粒を取る。凜は驚いた表を見せ顔を赤くする。

 「え？あの…」

 「たく、本當アニメみたいな事するよな。俺の馴染として恥ずかしいわ。」

 俺は母親口調で言ってみる。凜は顔を赤く染めたまま下を向いてブツブツ何か言う。

 「ったく、朝っぱらから二人して何やってんだ。」

 そこに涼が話しかけてきた。

 俺は當たり前といった顔で言う。

 「何って、ご飯粒取ってやっただけだぞ。」

 さっき取ったご飯粒を見せ食べる。すると涼はさらに顔を赤く染め、足早に席へ去っていった。

 「はぁ、ホントお前って…」

 涼はそう言ったあと自席に戻る。

  「…なんなんだよ…」

 俺は妹からも友達からも冷たく接しられた事に々傷つきながらも窓際の席に座った。

 退屈な授業が続く。ふと外を見ると校庭で他學年の子が育をしているのが見えた。

 俺は目休めにボーっと見ているとそこに莉がいるのに気がつき目を見開く。

 どうやら走り高跳びをやっているらしい。可らしい子たちが次々と細くて長い棒を飛び越えていく。え…別に意味深な訳ではないぞ…

 「あ…」

 つい聲を出してしまう。莉がバーに引っかかり転んでしまったようだ。

 彼は痛そうに右の足首を押さえている。

 俺が心配していると前にいる涼が聲に反応してこちらを向く。

 「どうした？さっきのが今になって恥ずかしくなったのか？」

 涼は社會擔當のゴッツリ先生にバレないように小聲で話す。

 「いや、莉のやつが転んでたから。」

 俺も合わせて小聲で言う。

 「莉ってお前の妹だっけ？」

 「ああ。」

 俺は校庭の方を指差す。

 「あの足抑えてるヤツ。」

 涼は興味深そうに目をやる。すると彼の表が曇る。

 「あれ？あの子…」

 涼が何か言いかけた次の瞬間、二人の頭がゴッツリによって摑まれた。

 「いたい痛い！」

 俺が悲鳴をあげる。

 「あ〜〜！」

 涼は苦しみの聲をあげる。

 こうして俺たちは1時間たっぷり説教を食らったのだった。

 走り高跳びか…120センチぐらいは飛べた気が…

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  次話11月12頃？