《俺の大好きなアイドルが妹だった?!(仮)》9話「悪魔の唐揚げ弁當」
 前回、明けましておめでとうございます。とか言ってたと思ったらすでに8月だと…とりあえず続きどうぞ。
「おい、まて何故そうなる。」
 莉の持つその『モノ』を見て、俺は現実を知った。
 「か…唐揚げ弁當…」
 そう言うがそれは明らかに俺が知る「唐揚げ弁當」ではなかった。
 ご飯だったはずの炭。ブロッコリーだったはずの。唐揚げに到っては弁當自揚げられている狀態だった。
 俺は額に手を當ててため息を吐く。そして莉に目をやるとその瞳は今にも泣き出しそうな雰囲気だった。
 
 (これはマズイ。)
 俺は咄嗟に莉の手にある弁當らしきものを奪い。そして勢いで口にれた。その瞬間、俺の意識は途絶えた。
 目を覚ますとそこには莉の顔があった。心配そうに覗く彼の顔は無に守ってやりたくなるほど可いかった。が、しかし俺の脳には一つの疑問で埋め盡くされていた。
 「なんで膝枕してんだ?」
 すると莉の顔はみるみる赤くなっていき俺はもう一度、気絶することになった。
數時間後。
 「とりあえず。これは俺の手に余る事件だ。」
頬にシップをり、さすりながら言う。
 彼は肩を落として落ち込んでいた。
 俺は小學生の時から使っているガラケーを出し、電話をかける。そしていつもより聲を低くして話す。
 「我、汝に助けを求める。暗黒の世界より出でよソルジャー!」
 そして電話を切った。莉は驚き戸いながら聞く。
 「な、何してるの?」
 すると俺は"任せろ"と言いカッコつけた。
 莉は彼の頭を心配しながら料理の処分をしていた。
 今回、し短めだったかも知れないです。コメント、評価、フォローよろしくお願いします。
 
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