次話投稿の日にちをあらすじに書くことにしました。どうぞこれからもよろしくお願いします。

「ど、どうぞ。」

 莉は恐る恐る唐揚げをテーブルに置く。その唐揚げはちゃんと唐揚げになっており見た目も悪くはなかった。

「いただきます。」

俺は本気で頑張った莉に敬意を示すため背筋を立てた。そして唐揚げを一つ摑み口へ運び、噛んだ。

「うまーーーい！」

 噛んだ瞬間、口の中にが広がる。またのサクサク合も良く。箸が止まらない。俺は皿に盛られた唐揚げを全て平らげる。

「莉。これおいしいぞ。よくここまでできるようになったな。」

俺が素直に褒めると莉は恥ずかしそうに顔を赤らめる。

「あ、ありがとう。2人とも…」

 その時、2人は可さのあまり固まってしまった。そして遙が口を開く。

「も、もしかして…あなたあいちゃん？」

 「「あ。」」

この後、遙にこの事は緒と伝えた。なお、アイツはちゃっかりサインを貰っていた。俺はまだなのに…

「とりあえずあのダークマターだった唐揚げはどうにかなったが他はどうする。」

 俺がそう聞くと遙が答える。

「漬けで埋めちゃえばいいんじゃないかしら。確か漬け作ってたわよね。」

 「あぁ。それなら冷蔵庫の上の箱にってるぞ。」

 なぜ冷蔵庫の上かという以前、床下収納にれたらあの黒いヤツが漬けの中に侵してきたからだ。

冷蔵庫の上には換気扇があり常に風が吹いてるため移させた。

なぜこんな説明するかって？それはこの俺が漬けをしてるからだ。だからヤツが一緒に漬けられてるのを見て俺は悲鳴をあげた。それはそれは大きな悲鳴を。

俺が過去の出來事を思い出しているに遙は漬けがった箱を取ろうとしていた。長が足りないため椅子の上に立っていた。しかしそれでも長が足りず指先だけしか屆いていなかった。

一生懸命にやっている姿をジッと眺めていた次の瞬間。遙が漬けを取ったと思ったらバランスを崩して後ろに倒れそうになる。

「「あ！」」

 俺と莉の聲がシンクロする。そして俺は咄嗟にいた。

"バシャ"

 箱の蓋が開き、中が溢れる。しかし遙は無事だった。俺が下敷きになったのだ。

「っいたい！目にが！」

 俺は仰向けに倒れながら目を押さえる。その腹の上に遙も倒れている。

「だ、だ、大丈夫？！」

 遙はすぐにどいて聲を荒げて言った。その表は恐怖に染まっていた。俺は目を押さえながら遙の頭に手を乗せて言った。

「人を心配できるって事は大丈夫だって事だな。」

 そして俺は立ち上がり水で目を洗う。

「で、でもどうしよう。漬けがダメになっちゃった。」

 遙はまだ暗い表だった。

「任せろ。俺にいい案がある。」

あーこんな同級生や妹がしいなー