《リーンカーネーション 小學生に戻ったおれ》それから
防犯野球・・・
前世では、俺も參加したが補欠に終わった。先発の15人までは選ばれたんだけど、レフトの補欠として俺は選ばれていた。理由はよく知らない、とにかく、先生には、何かあったら出番があるから來いとのことだった。俺より背の低い青木君はセカンドのポジションに選ばれていたのを記憶しているす、中谷君はキャッチャーに江藤君、小山君はピッチャーだったのを記憶している。俺の記憶が正しければ、前の新人戦では、小山君のチームが優勝していたので、現時點で、すでに過去の記憶と大きく異なっているし、の子ともあんなことはできていなかったので、すでにパラレルワールドにいることは間違いなかった。
さてと、當然のごとく、俺は、教室に殘ると山田さんが近づいてきた。しかし、彼は、俺に向かって
「ごめんね、私、防犯野球には參加できないの、習い事があるの・・・」
とかなり殘念そうに言ってきている橫で井上さんが
「わざわざ、そんなこと言わなくてもいいんじゃないの?」
そう彼へ牽制をしてきたのだった。むっとした表を浮かべる山田さんにへへんと何か誇らしげに言っている井上さん、その橫で、岡田さんが俺と山田さんと井上さんの壁になるよう立ち上がった。
「帰る」
「さようなら」
「さようなら」
普通の挨拶をしたつもりなんだけど、し刺々しいとじたのは気のせいだったのだろうか。すると井上さんも何か気を悪くしたように
「私、帰る!!」
「さようなら」
「さようなら」
「じゃ・・佐藤君私も帰るから」
そう言って、山田さんも帰ったのだった。この後、山田さんと井上さんが喧嘩したのを知ったのは天野さんの家に行ったときのことだった。さらに殘念なことに、俺は、防犯野球には參加できないことになったのだった。
俺が防犯野球にれなくなった理由、それは子が參加できるようになったからだった。ただでさえ、背の低い俺、小學2年生の背が高いほうくらいしかない。それは、青木君も同じなんだけど、なぜか俺は、參加不可となった。先生に事を聴くと一クラス5人まで、しかも、俺は6人目ということで參加できなかった。この時代としては珍しいことで、普通なら參加させてもらえるんだけど、なぜか、ダメということになった。仕方なく、俺は、普通の小學5年生の生活を送ることになった。
確かに、矢部っち、絹やん、外やんも防犯野球にはらなかった。こうして、迎えた土曜日、俺は天野さんの家に向かうことになった。しかも、井上さんと校門で待ち合わせをしてだ。彼は、俺には興味がないと言っているのだが、天野さんたちとどんな遊びをするのかを知りたいらしい、そのことについては、絶対にいうこともできないし、山田さんも太田さんも井上さんにいうことができない。彼たちは、何とか食い止めようとしたようで、そのことが原因で昨日もめ事を起こしていたのを俺は知らなかった。
山田さんを見た井上さん
「山田さん!!どうしてここに?」
「私も、一緒に行くことになっているので」
めっちゃ雰囲気が悪いんですけど、俺は、どうしたらいいのやら、思わず、山田さんの耳元でどうしたの?と聞くと彼、くるって意地になるから・・・と中途半端な返事が…俺もこまった。絶対に、天野さんは、このことを知らない。ということは怒り出すに決まっている。思いっ切って井上さんに俺は切り出した。
「井上さん」
「はい」
「一緒に來ると、後悔するよ」
「どうして?」
「そんなことが起きるから」
「そんなことないわよ」
「じゃぁ・・・これから起きること絶対に誰にも言わないと約束できる?」
「絶対に?」
「そう・・・絶対に・・・」
俺の一言で逆に目をきらきらとさせる彼、勘違いしている。起こっても仕方ないと思って、俺は彼のおをった。
「きゃっ!!何するのよ」
「こんな事じゃすまされないぞ!!」
すると、間をもぞもぞとさせた井上さん
「ぐ・・・い・・・いいわよ」
「絶対に・・・緒だよ」
「わかったわ!!」
こうして、彼は俺たちについてくることになった。
【書籍化】隻眼・隻腕・隻腳の魔術師~森の小屋に籠っていたら早2000年。気づけば魔神と呼ばれていた。僕はただ魔術の探求をしたいだけなのに~
---------- 書籍化決定!第1巻【10月8日(土)】発売! TOブックス公式HP他にて予約受付中です。 詳しくは作者マイページから『活動報告』をご確認下さい。 ---------- 【あらすじ】 剣術や弓術が重要視されるシルベ村に住む主人公エインズは、ただ一人魔法の可能性に心を惹かれていた。しかしシルベ村には魔法に関する豊富な知識や文化がなく、「こんな魔法があったらいいのに」と想像する毎日だった。 そんな中、シルベ村を襲撃される。その時に初めて見た敵の『魔法』は、自らの上に崩れ落ちる瓦礫の中でエインズを魅了し、心を奪った。焼野原にされたシルベ村から、隣のタス村の住民にただ一人の生き殘りとして救い出された。瓦礫から引き上げられたエインズは右腕に左腳を失い、加えて右目も失明してしまっていた。しかし身體欠陥を持ったエインズの興味関心は魔法だけだった。 タス村で2年過ごした時、村である事件が起き魔獣が跋扈する森に入ることとなった。そんな森の中でエインズの知らない魔術的要素を多く含んだ小屋を見つける。事件を無事解決し、小屋で魔術の探求を初めて2000年。魔術の探求に行き詰まり、外の世界に觸れるため森を出ると、魔神として崇められる存在になっていた。そんなことに気づかずエインズは自分の好きなままに外の世界で魔術の探求に勤しむのであった。 2021.12.22現在 月間総合ランキング2位 2021.12.24現在 月間総合ランキング1位
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