《リーンカーネーション 小學生に戻ったおれ》えっ?そっち?
ひゅーーー
うぉぉおおおお!!
「うるさいぞ!!黙れ!!」
教室中が俺たちの行を冷やかす狀態へと移り変わった途端、先生の怒鳴り聲が上がった。そして、鳴りやまない。當然だろう、からかうことが大好きな三宅君なんかは大聲でヒューヒューと言っている。
「カップル誕生ですか~?」
今からすれば死語なんだけど、この當時はカップルという言葉は全盛の時代、男二人が仲良くればカップルの立イコール冷やかしの対象という殘酷な天使のテーゼというものが存在しており、特にあほな男子たちは、の子とお付き合いをするということに対しては、全く免疫がない。現在のネット社會と違って報もない時代、勿論、そんな知識もなく、報源といったらジャンプ、サンデー、マガジン、子はリボン、マーガレットと言ったコミック雑誌が中心、プレイボーイなんて雑誌なんかは、まず買うことすらできない。ホットドックプレスやポパイといった雑誌すら知らない純真な時代の年たちは、男子と子が付き合っていることは、まさに、冷やかしの対象、からかう為の格好のネタだということだけは間違いなかった。
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しかし、先生にとっては大事な授業を邪魔されたと激怒している。という訳で、まずは、最初の犠牲者は、もちろん、川村君、授業妨害という立派な罪で往復ビンタの後、1回目のケツバットをけていたのだった。そして、次の被害者はその原因を作った俺と岡田さんとなる。しかし、俺としても何とか避けたいのだが、肘をつつきあっていませんと噓をついた場合、周りに確実に確認を取ることになる。もし誰かが、私も見ていました等と言ったら、俺たち二人は確実にケツバットをけることになる。それで俺は考えた。
「先生!!俺が字を書くときに、たまたま、岡田さんの肘に手が當たっただけです!!」
するとあほどもが
「ひゅーひゅー」
「熱いぜ~!!」
はっきり言って、俺は先生のケツバットより、後ろから突き刺さる井上さん、太田さん、山田さんの視線の方が怖い。結局、おれは、壇上へ挙げられた。そして、先生のケツバット用の差しが俺をさしていた。
「なぜ?岡田さんに肘があたったんだ?」
先生は、今回の川村の発言の原因は俺と岡田さんが授業中になにかコソコソと話をしていたと思っている。だから、こんな質問をしてきたのだ。
「それは、ノートを書くのに集中していて、肘が広がっているのに気付かなかったんです」
壇上で言い訳はしているものの、ふと、視線を見るとやはりあの三人は完全に怒っている。しかも、さらに沢田さんまで怒って俺を睨んでいる。そこへ、川村は火に油を注ぐようなことを言ってきた。
「先生!!俺見たんです。二人ともが肘をつつき合っていたんです」
すると
どぅおおおお!!!
響き渡る聲、ヒューヒューという聲が教室中に響き渡った。それでも先生は振りかざした大きな差しで肩をトントンと叩きながら俺に質問してきた。
「川村が言っていることが本當なら二人とも肘をつつき合って、授業を聞いていなかったんじゃないのか?」
「違います。岡田さんは俺の肘が邪魔だから、つつき返したんだと思います」
先生は、川村の方を見て
「川村、どうなんだ?」
「あ・・・つつき合っていたのは確かです・・・」
それを聞いた先生は、大きな差しを再びトントンと首に當てた。
「川村!!言いたいことはそれだけか?」
「え?」
「言い殘したことはないか?」
「あ・・」
「覚悟しろ!!」
先生が差しを振り上げた
スバーーーン!!!
「ひぃーーーーー!!!」
半ズボンの太ももを思いっきり差しがビターン!!といい音を立てて炸裂し、その場所は真っ赤にはれ上がっていて、川村はその場に蹲っていた。そして、その大きな差しは俺を指さしていた。
「佐藤!!お前、何をしていた?」
「ですから・・・授業を聞いていました」
「じゃぁ・・これ答えられるよな」
先生は黒板の問題を指さした。7.15を100倍した數字はという問題だった。
「715です」
スッと答えた途端、先生は、俺と岡田さんを見た。
「じゃぁ・・・二人で肘をつつき合っていたわけではないんだな」
「ハイ・・俺の肘が彼の機へって、肘が當たっていただけです」
「そうか・・・じゃ・・・悪いのは佐藤だけだな」
「はい・・そうです」
先生は、差しを肩に當て、俺を睨んだそして、その差しで俺に刺したのだった。
「覚悟はできているんだろうな。後ろ向け」
「え?」
すばーーーん!!!
「痛てーーーー!!」
太ももにさく裂した痛みで俺はしばらく蹲ってしまっていた。しかし、このことは勘のいい井上さん、太田さん、山田さんの3人が激怒している。
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