テストが終わった次の日、教室はいつもの雰囲気に戻っていました。周りを見渡すとたわいない雑談をするグループとテストの容を見直しているグループに分かれていますね。

そんな中周りのクラスメイトとは別のは容の話をしているグループが１つありました。

「そろそろね」

「そろそろって？」

クエッションマークが見えそうな顔で花ちゃんが聞いてきます。

「部活や委員會、テストも終わったわけだし近々その話が出てくるのも」

「あぁ〜、る程」

4人集まって次に來るであろう行事の容について話し合っていました。

「そんなに興味あるのか？」

「もちろん」

「俺はもうだいたい決まってるようなものだからなぁ」

修くんはそう言いうと鈴音さんの方に顔を向けました。

「鈴音はどうだ？」

話を振られた鈴音さんはし悩むそぶりを見せました。

「えっと……委員會は決めてるんだけど部活はまだ」

それを聞いた修くんは納得したような顔をして頷いています。

「まぁそんなもんだろ……というかこの話題はまだ早いんじゃないか？」

「いいじゃん早くても」

だって楽しみなんですから。

「お……おう」

それを聞いて苦笑いをする修くん。さらに鈴音さんもなぜか同じ表です。花ちゃんはいつものことと言わんばかりの顔をしています。

「えっと、その反応は一……わたし何か変かな、違うよね？　ねぇ？」

なぜかみんな顔はこっちを向いてるのに目線が合いません。

「なんで誰も答えてくれないの？　というかなんで目を合わせてくれないのかな？」

「「「………」」」

「えっと……わたし変じゃないよね？」

「授業始めるぞ〜、席つけよ〜」

私が必死に聞き続けていると、ドアを開けて擔當の先生が教室にってきました。すると3人は待っていたと言わんばかりにき出しました。

「おっともう授業が始まるな、そんじゃ！」

「カナさん……また後でね」

「カナちゃんまた後でお喋りしようね〜」

なんでみんなはぐらかすの〜〜〜！！？？

………

……

…

こほん。際ほどは取りしてしまい申し訳ありませんでした。

あれから數時間がたち、今は5限目の時間になりました。教科は総合で容は予想通り委員會の役員決めでした。

「じゃあまずはクラス委員を決めましょう」

「立候補者は挙手をしてください」

最初は先生が司會進行をしています。これを自分がやると思うとなかなか張して立候補できないものですよね。そんな中で率先して挙手をする人には素直に尊敬してしまいます。もちろんおふざけはいらないですけどね。

「はい、それではクラス委員長は〇〇君、副委員長は〇〇さんでお願いします」

そう考え事をしているうちにどうやら決まったようです。見てみると委員長も副委員長もクラスの中でリーダシップの高い人でした。し張しているようですがあの2人なら多分大丈夫でしょう。

「じゃあ次は各委員會をきめます。希のある委員會があったら挙手をお願いします。」

「まずは國総委員會から」

…數分後

「ではこれで役員決めを終わります。先生…お願いします」

「はい、お疲れ様です。時間もそろそろなので今日はここまで。當番さん號令を」

「起立、禮」

「「「ありがとうございました！」」」

ついに委員會も決まりました。何の委員會になったかはし経てばわかるでしょう。

そしてその次に來るイベントといえばついに……すでに今から楽しみで仕方ない私なのでした。