《もしも末期大日本帝國にミリオタが転生してみたら》第二話 誰かさんのおで 後編
無事 朝食が終わり。
目的地である 帝都憲兵隊司令部がある 帝都憲兵局に向かっている。
向かいながら 山村は、海軍の話を始めた。
「大佐殿 最近海軍に居る 馴染が 面白い話を教えてくれました。」
芽依は、外の景を見ていたがその話に反応した。
「で その面白い話は、何だ?」
山村は、悪戯をする年の様な笑みを浮かべ言った。
「海軍では、 來年度の臨時補正予算案を全て投じて 基準排水量約64,000t級の超弩級戦艦作る予定だとか     海軍に64,000tの戦艦を作る余裕があったら 今頃陸軍の最新鋭兵を何個作れるのか、、、」
芽依は、驚きを隠せなかった。 史実確かにこの時期に超弩級戦艦(大和)建造構想は、存在していたが 今の時代は、三次元航空機の時代なのに 海軍軍令部の艦隊決戦思想が邪魔をして 超弩級戦艦(大和)を作ったのは良いもの 至って戦況には、影響する戦果を出せないまま 超弩級戦艦大和は、沈んでしまった。
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それも 本來の任務ではなく 上陸作戦支援特攻によって この時代になるの やはり戦艦は、ただの良い攻撃の的でしかない。 だが 心 ロストテクノロジーである 超弩級戦艦(大和)の設計から造船の過程まで見たいのがそんなことをしている余裕は、當然ないだが 見てみたいと言う複雑な心だった。
「多分 超弩級戦艦を作るだったけ? 多分多くの人が反対すると思うよ 多分。」
この問い掛けに 山村は、一瞬キョトンとしたが直ぐに質問が帰ってきた。
「なぜですか? 海軍も來年の1月21から行われる ロンドン海軍軍條約の會議の対策にいているのでしょう。」
芽依は、この発言に違和を覚えた。
「山村 今何て言ったか?」
困する山村。
「ええと 海軍も來年行われる ロンドン軍條約の會議の対策にいているのでは?と 言いました」
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頭を掻く 芽依
「やはりしのズレがあるのかこの世界は、、、」
「(この世界?) まぁ 大佐殿 もう直ぐ著きますので お準備 」
山村は、やはり 何かを芽依が知っていると確信をしたが 山村自この考えては、杞憂だと確信している。
帝都憲兵隊司令部。
帝都憲兵隊司令部は、いつも以上に荒れていた。 準暴徒化した國民に対処だったり 
共産主義革命を起こす可能がある學生を検挙したり 警視庁からの要請で 帝都の警備強化だったり
いつも以上にピリピリ空気に包まれている。 いつもは、余り人員を駆られる仕事場では、ないが
今回は、非常にヤバかった 陸軍青年將校の発砲事件が起きてから 帝都憲兵隊司令部は、てんこまい
な狀況である。 そして また 皆が急にブラックになった職場環境に嘆いて居るのだった。
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そんな所に來たの 矢野芽依大佐は、先程の話が頭の中から離れなかった。
なぜ 史実とは、違うのか?と考えていた。 その考えている芽依を見ていた 憲兵は、ヤバい人が來たと
悟さとった。
「おい あの 和蘭オランダ人形の様な人は誰ですか?」
ある 尉が 上司らしき大尉に話掛ける。
「多分 今參謀本部でも噂の 矢野芽依大佐だな」
驚きが隠せない 尉。
「私よりもちっこいのに大佐ですか!?」
上司らしき大尉が「おい 馬鹿」と部下を叱責している。
そうすると、 総司令室が分からない芽依が 二人組の憲兵に話し掛ける。
「おい 君達 総司令室は、何方かな?」
すると 尉の方が発言をする。
「私は、和蘭オランダ人形だとは、思ってません。」
目をハチパチさせる 芽依 。
芽依は、何秒間か思考がフリーズした。 そうすると、副である 山村が聲を荒げる。
「おい お前 大佐殿に何で言った?」
オドオドする 尉。
「山村 辭めなさい 」
山村は、一禮だけした。
「部下が失禮をした。 では総司令室を教えて貰えるかね」
尉は、「失禮しました」とだけ言い。 私達を総司令室に連れて言った。
山村が質問してくる
「大佐殿 本當に宜しかったのですか? 馬鹿にされたのですよ?」
返答に迷った芽依だが 昔の恩師の言葉が蘇る。
「誰でも失敗や 恥ずかしいことをしたことがある。 それは、人間だから仕方がない。
今後 その間違えを直せばいい まぁ こう言うことかなあ 山村もいずれ 分かるよきっとね」
山村は、何ですかそれ? と首を傾げた。
「まぁ 今後意味が分かるよきっとね」 意地悪な笑いをする芽依だった。
首都憲兵隊総司令は、とても てんこまいだった 最終確認書類だったり 
上層部への急の意見書だったり 報告書だったり 様々な書類に印鑑や名前を記していた。
「コンコン」
「誰だ 」
「矢野芽依大佐殿が 総司令に會いたいと」
総司令は、焦った 矢野芽依大佐と言えば 參謀本部でも一番ヤバいとか言われている人が
憲兵隊の総司令部に來たのだから きっと 愚癡を言いに來たのだろうの心思っている 総司令で合った。
「至急通せ」
「は」
暫くしてドアが空き 総司令の顔が見える。
規則通りに敬禮する 芽依に続いて 敬禮をする 総司令。
「本日は、お忙しい中 我が司令部に來て下さり ありがとうございます
率直に聞きます 本日は、どの様なご用件で?」
時間が無いのか 率直に聞いてくる 総司令に戸いを隠せない芽依。
副の山村に耳打ちする
「おい 前に居る 総司令は、何て言うのだ?」
耳打ちされる 山村は、ドキッとした 
髪からは、いい匂い そして 桃の様に薄い。経験が無い山村の心拍數は、徐々に加速する。
「えと たしか 小山 俊介こやま しゅんすけ 佐です。」
「ありがとう てか大丈夫か?」
山村は、二つ返事をするのみだった
それを見ていた 小山は、青春だなぁ と思うのだった。
 「お話は、住みましたか?」
「はい お久しぶりです。 小山憲兵隊総司令さん」
小山は、お久しぶりと言う 芽依を不思議そうに見る。
「本日 こちらに來たと理由は、何ですか?」
張する小山。
「本日の要件は、3つ  一つ目は、なぜ 青年將校は、発砲をしたのか?
二つ目は、その発砲した青年將校は、何処の派閥の人間か?  三つ目 派閥のトップは、誰なのか
だ  これだけだ」
やはりそう來たかと頷く 小山。
「一と二は、さておき  何故 派閥のトップを知る必要があるのですか?」
山村を頷く。
「まず 一とニの要件は、憲兵隊がもう既に調べているが 派閥のトップまでは調べない 
いや間に合わないだから 調べたくても調べられない そうだろう 小山憲兵隊総司令さん」
小山は、數秒の間を開けて発言する。
「そうです 軍法會議に間に合わないのが落ちですね 矢野大佐殿 なぜ 派閥のトップまで
調べるのですか?」
矢野は、このあとのことをよく知っている。
それは、武裝蜂起クーデターが起こると言うことを史実では、武裝蜂起クーデターが起こったさい
海軍がこの武裝蜂起クーデターを収めた その結果議會でもある程度 発言権を得た。
その一方で陸軍は、この武裝蜂起クーデターを最大の汚點と思い 満州を武力により作った
その結果 海軍と陸軍のが大きく広がった こんなこと ここでは起こさない為にも 一刻も早く
馬鹿主犯を見っけないと行けない。
「もしもの話だぞ 參謀本部にその派閥のトップがいたらどうする?」
酷く顔を青くする総司令
それに一言付け加える芽依
「まぁ これは、一仮定に過ぎないですが 今後注意した方が良いです 総司令さん」
不思議な笑みを浮かべ芽依を見た総司令は、こう 思うのだった。
この 話は、一例將校の意見ではないと 
「で 矢野大佐殿が言う トップは、誰だと思いますか?」
率直に聞く小山
「それを調べるのが貴方のお仕事では?」 
大笑をする小山に続けて笑う山村、芽依 3人は、予定の面會時間よりも多く喋っていた。
芽依は、予定よりも長く面會してしまったことに罪悪を覚えてしまった。
芽依の中では、忙しいのに 長く面會して 小山が誰かに怒られるのではないかと心配に思っていた。
芽依の心配とは、違った意味の心配が誰かの手によって撒かれた種は、日に日に長しており
誰か刈り取るかと國際勢と言う名の畑では、毎日喧嘩が起こることになるとは、誰も予想はできない。
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