《現代転生で運極振りするとこうなります》4.大學一の人に告白

定期的な収を既に得ているため、俺は既に親の扶養を外れている。別にそれが問題ないくらいには荒稼ぎしているつもりだ。今度は適當に不産業でも始めようかと思っているが、やはりまだ大學生なので、取り敢えず卒業後は修士課程に進むつもりはないのでその時に不産業を始めようと思った。

荒稼ぎした件は既に大學が始まった10月(既に終わりそうだが)には総資産がまさかの500億・だ。何をしていたかって?そりゃあ勿論株だよ。他には競馬やりまくってたらそのうちハマっちゃってそっちの方でもまあ、小遣い程度に稼いでいる。

このままの勢いで芋づる式に金が増えそうだけどこれでは面白くない。折角運極振りにしたんだからそのうちカジノでも行きたいと思う。現在すでに今日の講義は全部終了して、學の有名人である佐山佳澄さやまかすみと居ることで回りからはかなり視線を集めている。

「それで、佐山さん。ちょっと良い?」

は何で有名かと言えば勿論その容姿である。としては理想的な型で、男としては是非とも彼しいだろう。

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「あ、新嶋くん。どうしたの?」

さあ、勇気を出すんだ俺!

「佐山さん、今日このあと空いてるなら一緒に夕食に行かない?」

「えっ!新嶋くんと?うん、良いよ。それじゃあ場所とか後で電話してね。待ってるから。」

と、彼は何故かしだけ顔を赤らめながらそう言った。もしかして俺に気でもあるのだろうか?

「ありがとう。それじゃあ食事の時に俺から言いたいことがあるから。」

俺がそう言うと佐山さんはどんな想像をしたのか更に顔が赤くなっていたのは不覚にも可いと思った。

早速俺は家に戻りネットで人気の和食料理店を調べ始めた。それもそこそこ高級なとこ。俺の今の手持ちならば全然余裕だった。

ああ、後は車を買ったんだった。夏休みの終わりにいい加減バイクじゃあ荷の輸送に向いてないから新しく車を買った。9月の終わりに納車式をしたばかりだ。その車とはレクサスのLS500h EXECUTIVE AWDという。これが國産車でも相當な高値で1680萬もしたが、いつも通りカードで一括払いだ。

販売員さんには最初大學生と言うことでし訝しげな視線で見られたけど、ちゃんと払ってあげた後は何だかんだで打ち解けて個人的に連絡先も換した。

で、行く店を決めた俺は佐山さんに迎えに行く旨を伝えておき、レクサスに乗り込み佐山が住んでいる大田區の田園調布と言う誰もが知る高級住宅街に向かった。

■■■■

「へぇ、新嶋くんって車持ってたんだね。しかもその車高いんでしょ?凄いね。」

「はは。凄いって言えば佐山さんもこんな高級住宅街に獨り暮らしってそっちの方が余程すごいよ。」

俺がそう言うとし照れたように髪をった。

「ううん。この家、親が買ってくれたんだ。だからホントに凄いのは私の両親なの。でも、新嶋くんのそれも親からのじゃない?」

「いや、これはホントに正真正銘俺が買ったんだ。さ、その話は著いてからで良いよね?そろそろ行こうか。」

「そうだね。新嶋くんの運転する車に乗るなんて何だか新鮮。」

「そう?なら俺は安全運転で行くからな。運転は下手じゃないからそこは安心しててよ。」

「ふふ、そうね。」

その笑顔が俺にとっては凄く魅力的に見えた。

「え、ここ?」

「うん。そう。」

俺と佐山さんが來たのは高級日本料理店。

「大丈夫かなぁ、私、そんなにお金持ってきてないよ?」

「それなら大丈夫だよ。俺が払うからさ。」

「え?それは悪いよ。」

「良いって。俺が奢りたいだけだからさ。」

結局佐山さんが折れる形で店った。

「いらっしゃませ。ご予約のお客様ですか?」

「はい。新嶋二葉で2名で予約したんですけど。」

「新嶋様ですね。はい。確かに。それではお席の方にご案いたします。」

は數人の客が居り、そのどの人もがいかにも高級そうな服をに付けていて何処かのお金持ちなのがわかる。

「今回は店の方にコースを頼んでるから待つだけで良いよ。」

「そこまで·····ありがとう、新嶋くん。」

「ねぇ、佐山さん。俺のことは二葉って呼んでしいんだ。その代わり俺も佐山さんのこと佳澄って呼びたい。」

「えっ!」

佐山さんは呆気に取られた風にそんな聲を出した。

「ほら、こういう機會じゃないと言えないからさ、こう言うの。俺、大學にって佐山さんのこと一目見たときから惚れました。佐山さん。あなたのことが好きです。付き合ってください。」

俺は意を決してそう伝えた。俺の一杯の告白だ。

「はい。宜しくお願いします。二葉。実は私も二葉の事が好きだったんです。それも、二葉を初めて見たときからです。」

「そ、それは!?佳澄!ちゃんと付き合ってから結婚しようか。」

「ふふふ。そうね。そうしましょうか。」

パチパチパチパチ。

不意に回りからそんな音が聞こえたと思って回りを見ればいつの間にか他のお客さんと店主に料理人、スタッフが俺たちのことを祝ってくれた。

結局そのままの流れで祝福ムードになり、店からは好意で飲みをサービスされ、他のお客さんからは祝福の言葉を貰った。

最高の告白になったと思う。

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