《現代転生で運極振りするとこうなります》10.クリスマスパーティー準備

今日はクリスマスイブの12月24日。

時計店でアンダーンの注文をしてからは二週間ほどが経っている。その腕時計自は丁寧にラッピングされた狀態で今日に屆いた。で、現在俺はインターネットで食材を注文している。クリスマスパーティー自は當日の夜からなので、今日頼んでおけば今日中に屆くので十分な余裕をもって佳澄宅に持っていくことが出來る。

まあ、ネットで注文するので々割高なのだが······

それに関しては俺の現在の所持金では余裕で払える額だ。それが例え高級食材ばかりだとしてもだ。

他のメンバーは當日、バスや地下鉄など公共通機関を駆使して來るそうだ。なんか隆治だけ車で來るそうだけど、隆治っていつの間に車買ったんだ?隆治何もそんな連絡寄越さなかったんだけどね。まあ、それはいいや。俺も車あるし。

いや、やっぱ気になるからラインで聞いてみるか。

そう思いスマホを取り出して隆治に車をどうしたのかの旨を伝えた。

するとものの數分で返信してきた。その容はどうやら親に買ってもらったらしい。隆治の親も相當だと思う。何せ大學生に車を買い與える親なんてそうは居ないだろう。俺は自分で買ったけどそれも例外中の例外だろうと思う。世の中に自腹で車を買える大學生がどれだけ居ることやら。

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そんな話はどうでもいいか。

気になったから隆治にはし失禮だとは思いながら隆治の家のこと聞いてみたらどうやら隆治の家。三上家は海運業で儲けているらしくてその規模は日本でも一二を爭うらしい。その為に車ですら息子のために買えるらしい。

初耳だった。まさか隆治までもが資産家の一族とは思わなんだ。この調子で俺の遊関係がどうなっているのか調べるのも面白そうだけど、まあ流石にほかの友達は普通(と言ったら失禮だが)だろう。佳澄と隆治だけが特別だと思いたい。いやそうであってしい。確かに資産家の息子娘と関係を持つことに関しては別に不利益なことでは無いだろう。まあ、々厄介なしがらみとやらもある場合があるのだろうけども。

「はーあ。何して暇潰そうかなぁ······」

現狀特になにもすることはない。會場の準備擔當は會場が佳澄宅なので佳澄が擔當しているし、その関係で佳澄は今忙しいので俺と出掛けるのは無理。その他の友達も準備することがあるとかで來られないらしい。一何の準備しているのか分からないけれど皆忙しそうなのでそっとしておく事にした。

でも、本當に暇だ。だって、俺のしなければいけないことと言えば食材の調達だけで、プレゼントの用意も済んでいる。なので今日一日暇を持て余すばかりだったのだ。

「そう言えば俺の分の腕時計新調してなかったな。でもまあこのG-SHOCKも思いれのあるものだし長く使いたいから暫くは必要ないかな。それよりもスマホは流石に変えないとな。これ何時のだっけ?確か5年以上前の奴じゃなかったか?まあ、クリスマスパーティー終わった後に変えればいいかな。」

とここまで言って気付く。何で俺はこんなに獨り言ばっかり言っているのかと。俺ってこんなに獨り言言うキャラだったかな?

とは言え家にいてもすることはないので今日はそのままネットサーフィンとか映畫鑑賞とかして時間を潰して風呂って寢た。

翌日。ベッドで目を覚ました俺は適當に朝食を用意してから髪のを整えたり歯を磨いたりしてから、服を著替えた。勿論の服である。男を著たら逆に似合わないのは自分が一番知っているので著ることはない。

それから昨日のうちに屆いた食材(段ボール詰めされている)は車に乗せた。でも到底1往復では持ちきれない量なので3往復してようやく全て乗せきった。

後は晝食をここで摂ってから佳澄の家に向かう。

俺は晝食を食べて地下駐車場に向かい、レクサスのエンジンを鳴らしながら(非常に靜かだが)佳澄の家に向かった。

ピンポーン

俺は呼び鈴を鳴らして佳澄を呼び出す。

暫く待っているとその無駄に大きな玄関から佳澄が出てきて目の前の門を開けてくれた。

「いらっしゃい、二葉。今からガレージ開けるからそこにまた車停めといてね。」

「うん、ありがとうね。あ、その前に食材だけ先に運んでおくよ。ここで出した方が都合がいいからね。」

「分かった。それじゃあ私も手伝うね。」

そうして、今度は佳澄も手伝ってくれた事もあり2往復で済んだ。

そしてその後は佳澄が開けてくれたガレージに車を回してそこに停めた。

ほかの皆はまだ來ていない。それに関しては俺たちが皆には夜に來るように伝えたので現在晝なのでまだ皆が來るまでは時間がある。その間に最後の仕上げをするのだ。

主には食材の調理だけどね。それに今回は佳澄の家のお手伝いさんも加勢してくれるらしく、量は多いがスムーズに終わりそうだ。

「うわぁ、凄い。これ、佳澄が全部やったの?」

家にってリビングに向かえばそこは完全にクリスマス一だった。立派なもみの木にイルミネーションや様々な裝飾が施されており、他にも部屋中に裝飾が施されていた。

「ううん。流石にこれ、一人じゃ無理だよ。使用人さんに手伝ってもらったんだ。じゃないと私だけじゃ間に合わないからね。」

まあ流石にそうだろうね。多分簡単に見積もっても俺一人だけですればこの裝飾は丸二日はかかるだろうと思う。

「それじゃあ食材だけ先に下ごしらえしておこうか。」

そう切り出し、佳澄と共にキッチンに向かった。

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