《現代転生で運極振りするとこうなります》14.クリスマスパーティー終わりに
クリスマスパーティーもプレゼント換會を終え、そろそろ片付けにろうかとしていた。
そんな中、高藤京也と八上鶫の二人が一緒に話をしていた。
「あ、あのっ!八上さん!」
「ん?あれ、どうかしたの?高藤くん。」
「えっと、その、僕、八上さんを一目見たときから好きでした!!八上さんに一目惚れしました!!ぼ、僕と付き合ってくれませんか!!?」
と、京也の恐らくは張でいっぱいの告白はこの片付けにる寸前のダイニングに響き渡った。
ダイニングはその瞬間靜まり返り、皆その京也の告白が功するか否かを固唾を飲んで見守る。
「ふぇっ、えっ!?わ、私ですか!?」
と、ちょっと慌てて顔を赤らめながら事実確認をする八上さん。
この様子を見て俺はもしやと思う。
「は、はい!勿論です!!」
「あ、あの、私もその、高藤くんのこと気になってて······だからその、わ、私こそ、高藤くん!!私と付き合って下さい!!」
まさかの逆告白になるというかなり予想外、予想の斜め上を行く展開となってしまった。で、と言うことはお互いに両思いだったと言うことが分かった。
Advertisement
なのでその結果は勿論
「は、はいっ!!こんな僕で良ければ、勿論です!!これからよろしくお願いします!!」
となる訳だ。
いやまあ、それにしても何だかんだで上手いこといって良かったなと思う。それに今日はクリスマスだからね。もうすぐで日付変わるところだったけど。
それになんとも初々しい。お互い顔を真っ赤に染めちゃって。俺が佳澄に告白したときはなんともあっさりとしちゃって拍子抜けしたものだった。まあ、今とは狀況が違ったからタイミングが違えばまた違った告白になっただろうけどね。
「さて、無事に京也の告白が功したことだし、そろそろ片付け始めようか。」
と、し甘い空気になっていたタイミングの空間をもとに戻して、もう時間も遅いのでさっさとある程度の片付けを済ましてしまおうと片付けを始めた。
それから人手もあったことでものの數十分でダイニングは片付いた。
「それじゃあ後は俺と佳澄で片付けておくよ。もう遅いから終電も出てるし、タクシー代渡しておくよ。余ったお金ならそのまま持っておいてよ。別に返さなくていいからさ。えーと、隆治は泊まってくんだったよね?」
「ああ、そうだけどそれがどうかしたか?」
「ううん。別になにもないけど。」
そんなところでいきなり佳澄が提案をしてくる。
「あの、もし皆が良かったらなんだけどね、家に泊まっていかない?十人位なら十分ベッド足りるから。」
佳澄のその言葉に考え始める七人。
「ねぇ、佳澄。ホントにそんなに泊められるの?確かに佳澄の家は広いけどそんなに客室ある?」
「う、うん。その點に関しては大丈夫だよ。萬が一足りなくても私と二葉がい、一緒に寢ればいいから·······」
と、そう言って顔を赤くする佳澄。
「佳澄と一緒かぁ。いいねぇ、それ。うん。そうしようか!俺は佳澄と一緒に寢ることにするよ。」
「ふぇうっ!ふ、二葉が良いなら私もその、一緒に寢たいな♪」
俺と二葉がそんな甘い雰囲気を醸し出しているからだろう。それに発されて京也と八上さんが暴走しはじめてしまった。
「あ、あのさ、鶫。ぼ、僕たちも、その、一緒に寢ないかい?」
「う、うん。それ、良いね♪私たちも一緒に寢よっか、京也♡」
とまあ何かの変なスイッチがってしまい収拾が著かなくなった手前、結局皆で佳澄の家に泊まることになったのだった。
で、俺と佳澄は一緒に寢るとして、京也と八上さんは一緒に寢ると強行してこちらの言うことを聞かないので『人同士だしまあいいか』というようなノリで一緒の部屋にしてしまった。他は別に個室にしたのだけどあの代さん含む殘りの子たちも何故か顔を赤くしてしまったのは何かを想像したのだろうか?
でもまあ、人でもない男を悪ノリで一緒の部屋にしてしまうのは倫理的に宜しくないので別々にした。まああの男共なら別に手出しはしないと思うけどね。念には念をというやつだ。
そのあとダイニングでの話を終えた俺達はそれぞれ部屋に案され、佳澄の家の大きな風呂にってそれぞれベッドにった。
「ふふふ。こうやって二葉と橫になって寢るのって初めてだね♪あのね、私、こう見えても今、スッゴくドキドキしてるんだよ?二葉はどう?」
「う、うん。俺も凄くドキドキしてる。だって、好きな人と一緒のベッドで寢てるんだよ。ドキドキしない訳がないよ。」
「やっぱり、二葉もドキドキしてるんだね·········ねぇ、私とね、その、き、キス、そう、キスしてくれない?私のファーストキス。」
し恥じらいながら佳澄が言葉にしたことは、それだけで俺が十分に驚くお願いだった。
「えっ、きす?もしかしなくてもキス?」
「う、うん。そう、だよ?ダメ、かな·········」
「う、ううん!全然ダメじゃないよ!その、俺だって、佳澄と、キス、したいから。」
「えへへ、そ、それじゃあ、キス、しよっか♪」
そして俺は、月明かりが差してし、ほんのしだけ明るい部屋で、俺の大好きな佳澄のそのらかなにそっと口づけをした。
「·······んっ、········ふっ··········」
キスしている間、しばかり吐息がれる。
「·····ぷあ。ど、どうだった?キス。」
「うん。スッゴく、スッゴく甘くて、幸せだった♡」
「お、俺も、そのとっても幸せだったよ♡」
その後も()を押さえきれなかった俺達は何度も口と口を重ねて接吻した。
その12月25日のクリスマスが終わり、12月26日となったその夜に俺も、佳澄も、初めてのキスを経験したのだった。
それは、とても甘くて、幸せで、とても満たされるようなキスだった。
【書籍化+コミカライズ】悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。(とはいえ、嫌われているのですが)※完結済み
★書籍化&コミカライズします★ 目が覚めると、記憶がありませんでした。 どうやら私は『稀代の聖女』で、かなりの力があったものの、いまは封じられている様子。ですが、そんなことはどうでもよく……。 「……私の旦那さま、格好良すぎるのでは……!?」 一目惚れしてしまった旦那さまが素晴らしすぎて、他の全てが些事なのです!! とはいえ記憶を失くす前の私は、最強聖女の力を悪用し、殘虐なことをして來た悪人の様子。 天才魔術師オズヴァルトさまは、『私を唯一殺せる』お目付け役として、仕方なく結婚して下さったんだとか。 聖女としての神力は使えなくなり、周りは私を憎む人ばかり。何より、新婚の旦那さまには嫌われていますが……。 (悪妻上等。記憶を失くしてしまったことは、隠し通すといたしましょう) 悪逆聖女だった自分の悪行の償いとして、少しでも愛しの旦那さまのお役に立ちたいと思います。 「オズヴァルトさまのお役に立てたら、私とデートして下さいますか!?」 「ふん。本當に出來るものならば、手を繋いでデートでもなんでもしてやる。…………分かったから離れろ、抱きつくな!!」 ……でも、封じられたはずの神力が、なぜか使えてしまう気がするのですが……? ★『推し(夫)が生きてるだけで空気が美味しいワンコ系殘念聖女』と、『悪女の妻に塩対応だが、いつのまにか不可抗力で絆される天才魔術師な夫』の、想いが強すぎる新婚ラブコメです。
8 96【電子書籍化決定】わたしの婚約者の瞳に映るのはわたしではないということ
わたしの婚約者を、わたしのものだと思ってはいけない。 だって彼が本當に愛しているのは、彼の血の繋がらない姉だから。 彼は生涯、心の中で彼女を愛し続けると誓ったらしい。 それを知った時、わたしは彼についての全てを諦めた。 どうせ格下の我が家からの婚約解消は出來ないのだ。 だからわたしは、わたし以外の人を見つめ続ける彼から目を逸らす為に、お仕事と推し事に勵むことにした。 だいたい10話前後(曖昧☆)の、ど短編です。 いつも通りのご都合主義、ノーリアリティのお話です。 モヤモヤは免れないお話です。 苦手な方はご注意を。 作者は基本、モトサヤ(?)ハピエン至上主義者でございます。 そこのところもご理解頂けた上で、お楽しみ頂けたら幸いです。 アルファポリスさんでも同時投稿致します。
8 76やっと封印が解けた大魔神は、正體を隠さずに凡人たちに力の差を見せつけます ~目覚めた世界はザコしかいない~
【主人公最強・ハーレム・チートスキル・異世界】 この作品には以上の要素がありますが、主人公が苦戦したり、キャラクターが死亡したりと、テンプレにはあまりない展開もございます。ご注意下さい。 それゆえの熱い物語を書く予定であります。 世界はまもなく、激動する―― 大魔神たる僕が、封印から目覚めたことによって。 魔王ワイズ率いる、魔物界。 國王ナイゼル率いる、人間界。 両者の存在によって、世界は危うくも均衡を保てていた。どこかで小規模な爭いはあっても、本格的な戦爭になることはなかった。 僕――大魔神エルガーが封印から目覚めることで、その均衡はちょっとずつ崩れていく。 なぜ僕は封印されていたのか。 失われた記憶にはなにが隠されていたのか。 それらすべての謎が解き明かされたとき、世界は激動する…… けど、僕は大魔神だ。 いくらスケールのでかい事件だって、神にかかれば解決できるはず。 ――面倒だけど、なんとかしてみよう。
8 139スキルを使い続けたら変異したんだが?
俺、神城勇人は暇潰しにVRMMOに手を伸ばす。 だけど、スキルポイントの振り分けが複雑な上に面倒で、無強化の初期スキルのみでレベル上げを始めた。 それから一週間後のある日、初期スキルが変異していることに気付く。 完結しました。
8 171俺の妹が完璧すぎる件について。
顔がちょっと良くて、お金持ち以外はいたって平凡な男子高校生 神田 蒼士(かんだ そうし)と、 容姿端麗で、優れた才能を持つ 神田 紗羽(かんだ さわ)。 この兄妹がはっちゃけまくるストーリーです。
8 57余命宣告された俺は、召喚された異世界で美少女達と共に世界を救います
電車にひかれそうになっていた女性を助けた高校二年生、寺尾翔太。 しかし、女性を助けたは良いものの、自分は電車にひかれてしまう……。 かと思いきや? 突如異世界に召喚され、余命宣告された翔太。殘された命で、美少女達と共に世界を救えるのか……!? アホな仲間たちに振り回されながらも、今日も翔太は世界を救う!
8 59