《歩くだけでレベルアップ!~駄神と一緒に異世界旅行~》第0歩目 プロローグ!
『あー。やっと目覚めましたねー。待ちくたびれましたー』
目覚めた瞬間バカッぽい聲が聞こえてきた
聲のする方に目をやると、そこには白いワンピースに見を包んだが椅子に座り優雅にお茶を楽しんでいた
傍らには給仕役とおぼしき妙齢のも一緒にいる
(どういうことだ?訳が分からない)
周りを見渡すと真っ白な空間で何もない見慣れない場所
ハッキリ言って面白みのない場所だ
そんな空間に今、俺と、妙齢のだけが存在していた
(・・・?なんだここは?なんで俺はこんなところにいるんだ?さっきまで公園でウォーキングしてたはずなんだが?)
軽い混狀態になりつつあった俺は現狀把握をしようと椅子に座っているに尋ねてみた
「あ、あの。ここはどこなんですか?」
『神界でーす』
・・・イチイチいらつく話し方だな!
「は、はぁ?神界ですか。なんでまた俺はその神界にいるんです?」
『テキトーでーす。誰でもよかったんでーす』
(はあ?誰でもよかったってなんだよ?どういうことだよ?さっぱり意味がわからないぞ?こいつバカだろ?)
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《アテナ様。それでは歩様も困ってしまいます。キチンと説明致しませんと・・・》
の傍らに佇んでいる妙齢らしきが、椅子に座って寛いでいるに注意していた
見たじどうやらのほうが偉いみたいだ
《大変失禮しました。舞日歩様でございますね?》
この妙齢らしきはどうやらまともっぽいな。助かる
「は、はい。俺は舞日歩です。あなたがたは?」
《私はニケと申します。どうぞお見知りおきくださいませ》
ニケさんは長160cmぐらいでスラッとしたモデル型
膝にまでかかりそうな長い黒髪のぱっつんストレートロングヘアーはさながら大和子を彷彿とさせられる
そして特徴的なのは見る者全てを魅了してしまうかのような真っ赤に燃える灼眼だ
(ニケさんっていうのか。きれいな人だな~。お姉さんっぽい雰囲気がまたたまらなくいい!こんな人が彼ならきっと毎日が楽しいだろうな~)
《お、お褒め頂きありがとうございます。ですが恥ずかしいです》
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「ふぁ!?」
なんでバレた!?
よく分からないがニケさんは顔を赤くして恥ずかしがっていた
恥ずかしがるニケさんはとても可らしい。すごく萌える!
お姉さんな雰囲気なのにみたく恥ずかしがるその姿、そのギャップに俺は心を抜かれた
俺は益々ニケさんに惚れ込んでしまっていたが、それは緒だ
『歩~。あたしはー?あたしはどうー?』
いきなり呼び捨てかよ!まぁ別にいいけどさ・・・可いし
「はぁ。可いんじゃ・・・いや!改めて見るとめっちゃ可いな!おい!びっくりした!ニケさんとはまた違った可さだな」
『ほんとー?嬉しいー!じゃあ歩で決定ー!早速いこー?』
なにが!?なにが決定なの!?なにも説明されてないんだが!?
そういうとはきゃっきゃっと喜んでいる
そんな姿に不覚にも可いと思ってしまったが肝心の説明がまだだ
このは一何者なのだろうか?
目の前にいるは長150㎝ぐらいでムッチリというかわがままボディー
輝く金髪をツインテールに結っており、更に整った顔立ちでとても可らしい
綺麗な碧眼が特徴的だがどうにも子供っぽさが垣間見える
《アテナ様もうしお待ちください。歩様に説明しますので・・・》
『ニケー。早くしてよー?あたし早く行きたいー!』
ニケさん苦労してるんですね・・・
そしてそこからニケさんに々と説明してもらうことになった
《歩様。大変失禮しました。説明を続けますね》
「よろしくお願いします」
やはり説明はニケさんがするらしい
正直俺もそのほうが助かる。どうにもこのは信用できない
《まずこちらにいらっしゃるのがアテナ様です。智慧を司ってる神様です》
「ええ!?神!?じゃ、じゃあニケさんも?」
(正直神様ってのもびっくりしたが、アテナ様が智慧の神ってのが一番驚いた・・・こんなにバカそうなのに智慧の神とか神様の世界は大丈夫か?)
『むー。誰がバカだってー?あたしこう見えても偉いんだよー?』
やっべ!またバレた!俺の心が読めるのか!?
《アテナ様はオリンポス12神の1柱を擔っているお方です。そして私はアテナ様の付き神をさせて頂いておりまして、司っているのは勝利です》
付き神ってなに!?てかニケさんも神なのか・・・
「なるほど。それでどうして俺は神界にいるんでしょうか?」
《それにつきましては本當に申し訳なく思っております・・・》
・・・?なんだろう?なんでニケさんが申し訳なく思うんだ?
「どういうことでしょう?」
《・・・アテナ様の気まぐれなんです。この度アテナ様が有給休暇を取得されまして異世界に遊びに行かれることになりました。その為の付き人を異世界から招待する予定だったのです。こちらでも何人か候補を選んでいたのですがアテナ様がテキトーに神罰を落とされてしまいまして・・・》
有給休暇ってなに!?神界にもそんなのあるの!?
『だってー早く遊びに行きたかったんだもーん』
だもーん、じゃねぇ!そもそもお前何歳だよ!
(ん~と?どういうことだってばよ?一度整理しよう。俺は舞日歩、26歳、會社員。ごくごく平凡なサラリーマンだ。いたって取り柄のないフツメンで彼いない歴=年齢だ。たまの休日に趣味のウォーキングを楽しんでいて、今日も公園でウォーキングに勤しんでいた。うん、ここまでOK!)
「一つずつ確認させてください」
《どうぞ》
『ねぇーまだー?』
黙ってろ!駄神!確認してんだよ!
「まずここは神界で、アテナ様やニケさんは神様であってますよね?」
《その通りです》
『さっきからそう言ってるじゃーん。歩ってバカー?』
お前に言われたくないわ!
「そしてアテナ様は有給休暇で異世界に遊びに行かれるのでその付き人を探していた」
《はい、その通りです》
『そうそうー。だから早く行こうよー』
・・・うん、この様子じゃ確かに付き人必要だよね
「そして付き人候補は何人か別にいたけれど、アテナ様の気まぐれで俺に神罰が落とされたってことです?」
《・・・はい、申し訳ありません》
『そう、どーん!ってやったの。どーん!って』
どーん!じゃねぇ!しは反省しろ!
「つまり俺は死んじゃったってことですかね?」
《あ、いえ。そういうことではありません。よくある異世界転移ものです》
いやいや!よくあるんですか!?初めて聞きましたよ!?
(ふむ。しかし異世界転移か・・・俺は異世界もののラノベとかが好きでそういうを呼んでたから比較的理解はあるほうだ。せっかく異世界に行けるチャンスなんだし行ってみてもいいかもな。となると気になるのは・・・)
「異世界に行ったら何かしなきゃいけないんですか?魔王を倒せとかありますよね?」
《いえ、特になにもありません。アテナ様の付き人として同行して頂ければ。承諾して頂ければもちろんお禮もさせて頂きます》
お禮とな?どんなものだろう?気になるな
既に承諾する気満々ではあるが非常に気になる容だ
「お禮とはなんです?」
《どんなことでも1つだけ願いを葉えさせて頂きたいと思います。そうですよね?アテナ様》
『うんー。それぐらいなら簡単だよー』
マジ!?どんなことでもいいの!?
いちお確認しないといけないな。実はほしい願いがあるんだ
とても大それた容ではあるんだが・・・
「そ、それは神であるニケさんをしいといったことでも可能なんですか?」
《ふぇ!?わ、私ですか!?》
『えー?歩はニケが好きなのー?うーん、ニケがいないと困るんだけどなー・・・でも仕方ないなー。ニケがいいならいいよー?』
まじかよ!?まさかOKだと思わなかった
あとはニケさん次第か・・・ど、どうなんだろう?
《あ、歩様は本気ですか?》
「は、はい。ニケさんを一目見た時から気になってました」
俺とニケさんはお互い顔を真っ赤にしながら俯いてしまった
顔を真っ赤にして恥ずかしがっているニケさんはすごく可い
今すぐにでも抱きしめたい・・・そんな求が沸いてくる
そして彼いない歴=年齢の俺にもようやく春がきた!
今俺はとても幸せな気持ちだった
だがそんな幸せな気分をぶち壊したのはやはりこいつだった
『ねぇー。いちゃいちゃしてないで早くしてくれるー?』
空気を読め!それに本來説明をするのはお前の役目だろ!
(はぁ~。こんな駄神のお守りをしないといけないのか・・・先が思いやられるがしのニケさんの為にも頑張らないとな!とりあえず聞きたいことは全部聞かないと)
「わかりました。アテナ様の付き人の件承りましょう!そしてニケさん。必ずあなたを頂きますね!」
《歩様・・・》
『やったー!よろしくねー、歩~。それとアテナでいいよー?めんどくさいしー』
「わかった。よろしくな、アテナ」
『うわー。いきなり呼び捨てー?なれなれしいー!』
「ちょ!?ふざけんな!?アテナがそうしろって言ったんだろ!」
『じょうだんだよー。じょうだんー。歩は真面目だねー( ´∀` )』
こんの駄神、俺をからかいやがったな!
神だろうと許さん!お仕置きだ!
俺はアテナの頬を引っ張った
『ふふぁいよーふふぁいー!ふぉんはぁさいー!(痛いよー痛いー!ごめんなさいー!)』
《くすっ。仲がよろしいようでよかったです。これなら大丈夫ですね》
あぁ、ニケさんのその笑顔可いな~
俺は完全に駄神の頬を引っ張ってることを忘れ、ニケさんの笑顔に見惚れていた
俺の神はいつだって可い!ニケさん最高!
『ふぉっとー!ふぁやふはぁなひぃなはぁいよー!(ちょっとー!早く離しなさいよー!)』
「おっとすっかり忘れてた。悪かったな」
アテナは涙目で頬をさすりながらぶつくさと文句を言っている
そんなアテナを俺とニケさんは苦笑しながら見ていた
(早くしないとまたアテナが文句言い出すかもしれないな。最後に確認しないといけないのはやはり異世界転移ものの定番だよな!いくら付き人といっても行くのは異世界。危険がないとも限らない)
「ニケさん。異世界転移したらなにかチートもらえるんですか?」
《はい、ございます。これから歩様が行かれる世界は剣と魔法のファンタジー世界です。もちろん魔もおりますのでチートは與えられます。ただどんなチートなのかは向こうに行ってからでないとわからない仕様なんです。アテナ様がそのほうがおもしろいと言ってそう決めてしまわれたので・・・申し訳ありません》
(ま~た駄神の仕業かよ!本當碌でもないことしかしないな!まぁどんなチートか分からないがもらえるなら一安心だな・・・大丈夫だよね?やばい不安しかないぞ、これ・・・アテナは信用できなさすぎる!)
アテナを見るとにやにやしている・・・
(う~ん。やっぱり斷ろうかな?すごい不安だ。でもニケさんはほしいしな~。それに一度OKしちゃってるしな~。ここで斷ったらカッコ悪いよな~)
そんな不安と葛藤している俺にニケさんから・・・
《歩様、アテナ様をよろしくお願いします。それと・・・お待ちしていますね?》
ポツリと一言。その一言で全ての不安が吹き飛んだ俺は・・・
「お任せください!アテナのことは責任を持ってお守りをします!」
ニケさんに堂々と宣言していた
『ちょっとー?お守りってどういうことー?聞き捨てならないんだけどー?』
こうして俺と駄神アテナの異世界旅行が始まった
Relay:Monsters Evolve ~ポンコツ初心者が始める初見プレイ配信録~
何の根拠もなく「これだ!」と、とあるオフラインのVRゲームの初見プレイを配信する事を決めた能天気な無自覚ドジっ子なサクラ。 いざ人任せにしつつ配信を始めたら、なんでそんな事になるのかと視聴者にツッコまれ、読めない行動を見守られ、時にはアドバイスをもらいつつ、ポンコツ初心者は初見プレイでの珍妙なゲーム実況を進めていく! そんなサクラが選んだゲームは、現実に存在する動植物を元にして、モンスターへと進化を繰り返し、最終的に強大な力を持つ人類種へと至る事を目的としたゲーム『Monsters Evolve』。 そのオンライン対応版のVRMMO『Monsters Evolve Online』がサービスを開始して少し経った頃に、VR機器そのものに大幅アップデートが行われ、タイトルに制限はあるがリアルタイムでの配信が解禁されたものである。 これはオフライン版の『Monsters Evolve』を描く、もう1つの進化の物語。 カクヨムでも連載中! pixivFANBOXで先行公開も実施中です! また、本作は『Monsters Evolve Online 〜生存の鍵は進化にあり〜』の関連作となります。 関連作ではありますがオンライン版とオフライン版という事で話としては獨立はしていますので、未読でも問題はありません。 もしよろしければオンライン版の話もどうぞ。 https://ncode.syosetu.com/n7423er/
8 116「最強」に育てられたせいで、勇者より強くなってしまいました。
ある日大學中退ニートが異世界に転生! 「最強」に育てられたせいで破格の強さを手に入れた主人公――スマルが、強者たちの思惑に振り回されながら世界の問題に首を突っ込んでいく話。
8 183努力という名の才能を手に異世界を生き抜く〜異世界チート?そんなのは必要ない!〜
天才嫌いの努力家 神無 努がある日いつものようにクラスで授業を受けていると突然クラスごと異世界へ転生された。 転生する前にあった神と名乗る男に「どんなチートが欲しい?」と聞かれ神無は即答で拒否をする。 チートを貰わず転生された神無は努力という名の才能を手に仲間たちと異世界を生き抜く。
8 127異世界転生の特典は言語理解EXでした〜本を読むだけで魔法習得できるチートスキルだった件〜
主人公のアレクは、言語理解EXという特典をもらい、異世界転生することになった。 言語理解EXをもらったアレクは幼少期から家の書庫でたくさんの本を読み漁る。 言語理解EXの能力は、どんな言語でも理解してしまう能力。"読めるようになる"ではなく、"理解してしまう"能力なのだ。つまり、一度見た本は二度と忘れない。 本を読むだけで魔法の概念を理解してしまうアレクは、本を読むだけで魔法を習得できてしまう。 そんなチートスキルをもらったアレクは、異世界で二度目の人生を送る。 ほぼ毎日投稿。悪くても3日に1回は投稿していきたいと思ってます。
8 115Re:現代知識チートの領地運営~辺境騎士爵の子供に転生しました~
辺境の騎士爵長男として生まれたアルスは5歳になったときに頭痛と共に前世の記憶を思い出す。自分が日本人である桜木優斗(47)であることを。ただ、自分がどうして転生したのかまでは思い出せないのだが、前世は獨身貴族だったこともあり未練は、まったく無かった! そんな彼は自分の領地を豊かにするために、前世の知識を使い領地を富ませていくのだが、その手法が畫期的すぎるあまり天才扱いされ王族から目を付けられてしまうのだった。
8 162一目惚れから始まった俺のアオハルは全部キミだった...
中學ではバレー部キャプテン、さわやかイケメンの青木 奏太 中學時代いじめや病気を乗り越えて、心機一転高校では新しい自分になろうと心躍らす赤井來蘭 そんな2人は出席番號1番同士 入學式、隣に並ぶ來蘭に奏太は一目惚れをする 中學時代のいじめの記憶がトラウマとなり、ことある事にフラッシュバックしてしまう來蘭を懸命に守る奏太 その度に來蘭は強くなり、輝き出していく
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