《歩くだけでレベルアップ!~駄神と一緒に異世界旅行~》第29歩目 はじめてのえっちぃこと!雇用契約1日目
「えっと......今日はもうダンジョン探索は終わりなんですか?」
ラズリさんが疑問に思うのは當然なのかもしれない。
「今日はもう終わりです。後は遊びましょう」
「ねー歩~!私、アイスクリーム食べたーい!」
「は、はぁ。でもまだお晝をし過ぎたあたりですよ?」
「それでいいんです。
午前中がっつり冒険して、午後はおもいっきり遊ぶ。
それが俺達のスタイルなんです」
この町に來て既に一ヶ月近く経つが、このスタイルはずっと貫き通している。
「そもそも俺達はこの世界に旅行しにきたんですよ。
冒険者をしているのは生活にお金が必要だからなんです」
「旅行ですか?魔王を倒しにきたとかではなく?」
なんか勘違いされてる!
「旅行です。てか、魔王討伐は勇者がやってくれるかと」
「あっ。アユムさんは勇者ではないんですね」
職業は凡人なんです。すいません。
というか、異世界人はみんな勇者だと思われている?
俺はアテナの耳元でひそひそと尋ねてみた
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(あーははは(*´∀`*)耳くすぐったいー!)
(おい、転移者ってこの世界ではどういう扱いなんだ?)
(んー?大勇者かなー。
この世界では信じられないような力を持たせてるしねー!
でも、いっぱい送り込んじゃったからよくわからないよー!)
信じられないような力......チートのことかな。
てか、送り込んだ本人がわからないって無責任な......
(なんでそんなに送り込んだんだ?)
(だってーみんな魔王倒してくれないんだもーん!)
(......え?そんなに魔王って強いのか?)
(ううんー!みんな異世界生活を満喫してるんだよー!
勇者として召喚したのにーヽ(`Д´#)ノ
ニケがちゃんと本人に、勇者になる了解まで取ったのにさー!)
ニケさんに任せてないでお前が了解を取れよ。
異世界に送り込んで事を把握していないアテナも無責任で酷いが、勇者になる了解までしたのに使命を放り投げて遊んでいる転移者も酷いな。
まさにどっちもどっち。
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アテナが管理している世界だけのことはある。
(俺は魔王なんて倒さないからな)
(歩は私と遊んでくれるだけでいいよー!
魔王は勇者ちゃんがなんとかしてくれるよー!)
その勇者ちゃんが使命を放り投げているんだろ......
とりあえず俺は、ラズリさんの勘違いを解いた上で、魔王討伐には関わらないことを再確認した。
□□□□
「あ~ら、ラズリちゃん。また新しい彼氏かい?」
「ほっほっほ。今度はうまくいくといいね~」
「ラズリ!今度の男は逃がすんじゃねえぞ!」
「あ~!ラズリがまた男を変えてる~!」
歩いているだけで、お店のおばちゃんやご老人、ガタイのいいおっさんや、はては子供までもがラズリさんに聲を掛けてきた。
「ふふっ。私達って人同士に見えるんですね」
「腕組んで歩いていれば、そう見えるでしょうね。
でも驚きました。ラズリさんは町のみんなにされているんですね」
さっきから引っ切りなしに、町の人々がラズリさんに溫かい聲を掛けてきている
「お恥ずかしい話ですが、私が婚活に失敗しまくっていることは知られていますからね」
「何人の方とお付き合いされたんです?」
「そういうのは普通聞かないものですよ......でも気になります?」
「そうですね」
あくまで興味本位だけど。
「ふふっ。脈ありですかね?」
ラズリさんは嬉しそうな笑顔でにこっとほほ笑んできた。
きれいだ。
ちゃんとしてればきれいな人なんだよな~。ぺったんこだけど。
「緒ですよ?アユムさんで20人目です」
想像以上に多かった!
しかも勝手に俺もカウントされてる!
「今までの方はすぐ、本來の私に幻滅されちゃうんです。
でもアユムさんだけは私の全てをけれてくれました」
「確かに幻滅はしてないですね。むしろ個かと」
「やっぱりアユムさんはやさしいですね。
アユムさんは私の理想の旦那様です!
だから私をお嫁さんに貰って・・・」
「ごめんなさい」
「な~でですか~!いい流れだったのに~!」
本當しつこいな、この人!
絶対この積極が裏目に出てる気がする。
「あっ!もしかして......」
「どうかしました?」
「アユムさんが、どうして私の求婚をけてくれないのかさきほどの質問でなんとなくわかりました。
もう!アユムさんったら心配癥なんですから!」
心配癥?どういうことだ?
ラズリさんは辺りに人がいないことを確認しながら、俺の耳元で囁いた
(私、確かにたくさんの方とお付き合いしましたが......)
(それがなにか?)
ラズリさんの顔がみるみる赤くなっていく。そして......
(そ、その......まだ処なのでご安心ください///)
「なに勘違いしてんの!?だれもそんな心配してないから!!」
(はじめてはアユムさんにって決めてるんです///)
「だからなに言ってんの!?」
ラズリさんはやっぱりスカイさんの娘だ。
そして、どうやらラズリさんは処らしい。
□□□□
雇用契約1日目・夜
昨日同様、アテナとラズリさんにご奉仕を済ませた後、俺達はそのまま3人仲良くベッドに著いた
「すぅ......すぅ......( ˘ω˘)」
「......Zzz」
俺は今、幸せそうに寢ている二人を見下ろしている。
二人ともちゃんとしてればかなりの人だ。
正直、俺には高嶺の花だ。
故に、どうしても同じベッドだと意識して寢付けない。
「だ、大丈夫かな......」
あの駄神と一緒に寢ることにはようやく慣れた。
しかし、そこにラズリさんが加わってきた。
ラズリさんを意識するあまり、駄神も再び意識するようになってしまったのだ。
「貞には2人と一緒に寢るのはいろんな意味できつすぎる」
かと言って、二人に手を出すわけにはいかない。
アテナはそういう知識がないのかもしれない。
それを騙すような形でしてしまうのは気が引けるし、なによりも俺に全幅の信頼を置いているから、その信頼を裏切りたくない。
ラズリさんは確実にあぶない気がする。
手を出してしまったら、確実に結婚コースになるはずだ。
それはスカイさんの思う壷になる。
「分かってはいる。分かってはいるんだ」
しかし、時には理を凌駕してしまうこともある。
「二人に手をださない為にも、必要な手段だ。
今こそ非になるんだ!」
心がバクバクと張り裂けそうに高鳴っているが、決心は著いた。
「では失禮して......」
まずはアテナからだろう。
「すぅ......すぅ......( ˘ω˘)」
アテナが呼吸をするたびに、大きいおっぱいが存在を主張してくる
───ツンっ。
突いてみると、ぐにゅっと張りのある確かな弾力をじる。
幾度かつついてを楽しむ。
「ぐ、ぐっすり寢てるし、も、めそうかな......」
───もにゅもにゅ。
今度は両手でんでみる。
手のひらで押すとたぷたぷとしていて、ずっしりと重い。
それでいて俺が力をれると、指をむにゅっとけれる。
「さ、さすがアテナだ。駄神だけどは神級だ」
───もにゅもにゅもにゅもにゅ
おっぱいをみまくる。
アテナはブラをしていない。
というか、下著類をにつけることを嫌がる。
だから生のがダイレクトに伝わって気持ちいい。
「んぅ......歩~......気持ちいいー......すぅ......すぅ......( ˘ω˘)」
どんな夢かわからないが、気持ちいいらしい。
これ以上やると起きそうだ。
しアテナの顔が赤く上気しているようにも見える。
「もうし楽しみたかったが殘念だ。ラズリさんいくか」
「すやすや......ぐへへ。アユムさ~ん。ぐへへ......」
「笑い方きもちわるっ!」
どんな夢かは気になるが、今はおっぱいだ!
───もにゅもにゅ。
ラズリさんのおっぱいはアテナのように突けるほど大きくはない。
だからいきなりむことにする。
「アテナとは違うやわらかさだな......」
「......ぁん!はぁはぁ......Zzz」
どうやら度はかなりいいらしい。
すごく聲がエロい。
───ツンっ。
寢巻の上からでも分かる盛り上がったぽっちを突いてみる。
「......んぅん!」
───ツンっ。
───ペシっ。
───むにっ。
ぽっちを突いたり、弾いたり、摘んだりする。
ラズリさんはにコンプレックスを持っているようだが、度は抜群みたいだ。
すごくそそられた。
「......はぁはぁ......気持ちいいれす~......
ぐへへ。子供は10人ですか~......がんばりますね~......」
どんな夢見てんだよ!?しかも子供作りすぎ!
俺の第一目的は今、果たされた。
罪悪がはんぱないが、これも円満な仲間関係を築くためだ!
「二人ともごめん。そしておかずをありがとう」
二人を堪能した俺はそのままトイレに駆け込んだ。
□□□□
俺が夜中に起きた理由はなにも解消のためだけではない。
夜中にレベル上げをするためだ。
雇用名簿にあったAランクとSランクの実力。
Aランカーは3000~4000付近
Sランカーは5000~6000付近
これがステータスの目安になるらしい。
それに対して、今の俺は圧倒的に弱すぎる。
スキルLv.3効果で実質8000付近のステータスになってはいるが......
やはりレベルは上げておいて損はないだろう。
歩けば歩くだけ強くなるのだから。
今ならラズリさんもいることだし、夜中にアテナが起き出しても大丈夫なはずだ。
「あら?こんな夜更けにお出掛けですか?」
聲のするほうに振り向くとそこにいたのはスカイさんだった。
「起こしてしまいましたか?すいません」
「いえいえ。まだ起きていましたから。それでどちらへ?」
「し鍛練でもしてこようかと」
「鍛練......ですか」
スカイさんは俺の様子を伺うように見つめてきた。
「男の子ですものね。仕方がないですよ」
「なんのことです?」
男の子って......俺は26なんだけど。
「今から娼館に行かれるんですよね?」
「あんた、どんな勘違いしてんだよ!?」
「違うんですか?てっきり夜の鍛練に行かれるのかと......」
夜の鍛練とか卑猥だな!
スカイさんのとんでもな勘違いを解いた上で、俺は鍛練に向かうべく闇夜に足を踏み出した。
鍛練しながらも、俺は思う。
アテナの大きなおっぱいも、
ラズリさんの小さなおっぱいもやわらかかった。
おっぱいは最高だぜ!
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『アテナ』 レベル:3 危険度:極小
種族:神
年齢:ーーー
別:♀
職業:神
稱號:智慧の神
力:50
魔力:50
筋力:50
耐久:50
敏捷:50
神ポイント:1500【↑700】
【一言】なんか気持ちいい夢みれたー!またみたいー!
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アユムの所持金:2050000ルクア【↑10萬ルクア】
冒険者のランク:A(クリア回數:1回)
このお話の歩數:約26580歩
ここまでの歩數:約980430歩
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『アユム・マイニチ』 レベル:1399【↑19】
種族:人間
年齢:26
別:♂
職業:凡人
稱號:神の付き人
力:1409(+1399)【↑19】
魔力:1399(+1399)【↑19】
筋力:1404(+1399)【↑19】
耐久:1404(+1399)【↑19】
敏捷:1459(+1399)【↑19】
技能:言語理解/ステータス/詠唱省略
Lv.1:初級火魔法/初級水魔法/初級風魔法
初級土魔法/初級魔法/初級闇魔法
Lv.2:隠/偽造/捜索/吸収/浄化魔法
治癒魔法/共有
Lv.3:鑑定/剣//索敵/知
理耐/魔法耐/狀態異常耐
共有:アイテムボックスLv.3
パーティー編Lv.1
固有:ウォーキングLv.1399 1125/1400
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《書籍化&コミカライズ》神を【神様ガチャ】で生み出し放題 ~実家を追放されたので、領主として気ままに辺境スローライフします~
KADOKAWAの『電撃の新文蕓』より書籍化されました。2巻が2022年5月17日に刊行予定です!コミカライズも決定しました。 この世界では、18歳になると誰もが創造神から【スキル】を與えられる。 僕は王宮テイマー、オースティン伯爵家の次期當主として期待されていた。だが、與えられたのは【神様ガチャ】という100萬ゴールドを課金しないとモンスターを召喚できない外れスキルだった。 「アルト、お前のような外れスキル持ちのクズは、我が家には必要ない。追放だ!」 「ヒャッハー! オレっちのスキル【ドラゴン・テイマー】の方が、よっぽど跡取りにふさわしいぜ」 僕は父さんと弟に口汚く罵られて、辺境の土地に追放された。 僕は全財産をかけてガチャを回したが、召喚されたのは、女神だと名乗る殘念な美少女ルディアだった。 最初はがっかりした僕だったが、ルディアは農作物を豊かに実らせる豊穣の力を持っていた。 さらに、ルディアから毎日與えられるログインボーナスで、僕は神々や神獣を召喚することができた。彼らの力を継承して、僕は次々に神がかったスキルを獲得する。 そして、辺境を王都よりも豊かな世界一の領地へと発展させていく。 ◇ 一方でアルトを追放したオースティン伯爵家には破滅が待ち受けていた。 アルトを追放したことで、王宮のモンスターたちが管理できなくなって、王家からの信頼はガタ落ち。 アルトの弟はドラゴンのテイムに失敗。冒険者ギルドとも揉め事を起こして社會的信用を失っていく…… やがては王宮のモンスターが暴れ出して、大慘事を起こすのだった。 舊タイトル「神を【神様ガチャ】で生み出し放題~「魔物の召喚もできない無能は辺境でも開拓してろ!」と実家を追放されたので、領主として気ままに辺境スローライフします。え、僕にひれ伏しているキミらは神様だったのか?」 第3章完結! 最高順位:日間ハイファンタジー2位 週間ハイファンタジー3位 月間ハイファンタジー5位
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